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Unknown (ぴこ)
2007-03-22 16:09:25
丁寧なお返事ありがとうございます。真摯な内容に、kamisibaiさんは、かなり覚悟して答えてくださってる
のだと思いました。私も、今感じていることを、率直に書こうと思います。

 以前の日記も読みながら、思い出したことがあります。20年ほど前、N図書館に「ノ○○ン」シリーズがない(今はあるようです)理由を職員に尋ねましたら、「選定基準がありまして・・・・・」というお答えに、子ども達が大好きと言う事が最優先じゃないのかと、納得いかなかったのですが、そういうことだったのですね。

 昨年、他の読み聞かせ講座も受けました。講師はとても慣れた様子で、ポイントを抑えた、実演の多い
わかりやすい講座でした。その資料、気をつける絵本リストに、息子達のお気に入りで添い寝までしていた
絵本を複数見つけ、自分でも不思議なほどのショックを受けてしまいました。息子達と楽しく過ごした時間を、否定されたように思ったのかもしれません。講師や、その周辺の方達にとっては、既に一般常識になっているのでしょうし、気にしすぎなのかも知れませんが、活字になった情報のインパクトは、かなり強いものです。思い出と結びついていることの多い絵本について、他の方と話す時は注意しようと思いました。ついでですが、一応、息子達は普通に(と、思います)育ちました。

 「美術や、他の様々な芸術に親しんで感性を養って
・・・・」ともおっしゃいました。確かにごもっともですが、司書や、読書アドバイザーでもない、しろうとの私達が、そんな「高み」を目指さなければならないのでしょうか。

 今、一緒にボランティアをしている中には、60歳を超えた方もいらっしゃいます。彼女と子ども達の周りのほわあ~とした空間は、私にはとても作れません。また、出勤前に、はつらつと絵本を読んで、「行ってきま~す」と教室を出ていく方もいます。いろいな人が、いろいろな「センス・オヴ・ワンダー」を
見せてくれることがすてきです。

 校長先生は、「読書につなげて、健全な育成を」と
たてまえをおっしゃいます。そこで、「はい、頑張ります」と、言えればいいのかもしれませんが、個人的には「お母さんや、近所のおばさんが時々本を読んでくれて楽しいな」って子ども達が思ってくれれば、もう十分でしょう。

 先ほど書いた講座では、「最終的評価は子どもたちにー」ともおっしゃたので、昼休みや放課後、図書館でどんな絵本をどんなふうに楽しんでるか、よくおじゃまします。

 重箱のすみをつつくような、大人の勝手な解釈や思い込みやおせっかいを蹴散らして、全身で絵本に没頭している様子を見ると、嬉しくてたまりません。

 人と関わる過程で、自分の価値観を尊重して欲しいなら、他者のそれも尊重することが大切です。子どもも大人も、その意味では対等で、こちらは差し出す方ですから、なおさら子ども達の気持ちに寄り添いたいです。

 kamisibaiさんのおっしゃるように、「私、この本好き!」「私、これが大事!」という気持ちから「個性」が育つのでは。

 思いつくまま、また長くなってしまいました。

 会へのお誘いも、ありがとうございます。ご一緒に子ども達と関われたら、さぞ楽しく、どきどき、わくわくだろうと思うのですが、他にも手を出してまして
今のところは残念ですがよいお返事ができません。でも、機会がありましたら、様子を見せていただきにおじゃまするかもしれません。

 「聞き手が希望する本を読み聞かせる」企画は、羨ましいです。新図書館のお話のお部屋は楽しみですね。実現するといいですね。

 私も低学年クラスでは、ラストを数冊から「どれがいい?」と、選んでもらってるのですが、メインをどう選ぶかー例えば、誕生日の子?、誕生日が近い子?、今日、1番に教室に来た子?、とか、高学年は乗ってきてくれるかな?、他のメンバーとの兼ね合いもあり、なかなか踏み出せずにいます。でも、自分なりに続けていこうと思います。

 私こそ、こちらのブログを、私は何を大切にするのか、気持ちの整理をするよりどころにさせていただきました。まだまだ、迷う日々ですが、これからも読ませていただきたいと思っています。よろしくお願いします。

 


 
 
 
百円の絵本 (匿名)
2007-03-22 18:00:32
百円の絵本


点字つき、触る絵本(絵も色もきれい)、百円です。百円だけど、侮らないでくださいね。ビッダーズのランキングの、「キッズ ベビー」部門で、現在第2位なのです。嘘じゃありません。

http://www.bidders.co.jp/pitem/79044376

 
 
 
現場を大切に (kamisibai)
2007-03-23 23:11:21
コメントありがとうございます。ほんとうに、書いてきて良かった。絵本の敷居を低く、より身近に、現場の気持ちを大切にしたいと思います。
 
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