アダムとイエス
(ローマ5:12)
「そういうわけで,
ちょうどひとりの人によって
罪が世界にはいり,
罪によって死がはいり,
こうして死が
全人類に広がったのと同様に,
・・それというのも
全人類が罪を犯したからです。」
○
(ローマ5:18,19)
「こういうわけで,
ちょうど一つの違反によって
すべての人が罪に定められたのと同様に,
一つの義の行為によって
すべての人が義と認められて,
いのちを与えられるのです。
すなわち,
ちょうどひとりの人の不従順によって
多くの人が罪人とされたのと同様に,
ひとりの従順によって多くの人が
義人とされるのです。」
アダムの罪とキリストの義について
述べています。
アダムの罪の根源は
神への不従順でした。
キリストの義の本質は
神への従順です。
アダムの不従順がもたらした結果,
全人類が罪人になりました。
そして,キリストの従順によって,
多くの人(イエス・キリストを信じる人)が
義人となります。
キリストの従順は,
罪人の義認のための完全な,
徹底した従順であり,
十字架の死に至るまでの従順でした。
(ピリピ2:8)
それによって,
神に受け入れられる完全な義が得られ,
神の義が,罪人に転嫁されることによって,
「多くの人が義人とされる」のです。
☆
(ローマ5:19 フランシスコ会訳)
「実に,一人の人間の不従順によって
多くの者が罪びとにされたのと同じく,
一人の従順によって多くの者が
正しい者にされます。」
2019-08-24