第2回目は、原稿の作り方について書きたいと思います。
オフセット印刷(印刷所に出して刷ってもらう印刷方法、以下オフ本)の原稿と
大きく違うのは、原稿用紙の使い方でしょうか。
コピー本では、オフ本と違い化粧裁ちという工程がありませんので、
タチキリは紙いっぱいいっぱいまで描く形になります。
私の場合は、市販の投稿用マンガ原稿用紙を半分に切って、
B5サイズで描いています。
写真をアップしたかったんだけど、上手くいかないのでまた後日(笑)
最近のコピー機の性能はずいぶん良くなってきているので、
そう気にしなくてもいいかもしれませんが、細い線や
目が細かく、薄い色のトーンなどはオフ本に比べるときれいに再現されません。
逆に、トーンの保護の為に貼ったメンディングテープの影が写ってしまう、
なんてことも(泣)
原稿は、きれいに作っておくに越したことはないです。
また、極端にベタが多いと紙づまりを起こしやすいなども
昔はよくあったけれど、最近はないかなあ……?
まあ、そういうこともあるよ、ということで(笑)
コピー印刷の場合、どうしても紙の周辺5ミリくらいは印刷されません。
また、コピー機の調子によっては、周辺がくっきり印刷されない、
なんてこともあるかと思います。
その為、原稿の周辺1.5センチくらいはセリフ等、
消えては困るものは書かないように気をつけましょう。
平とじ(後日リョウさんが説明してくれるはず(笑))で作る場合は、
とじる側は、さらに5ミリ余裕を見たほうがいいかもしれません。
装丁がいくらきれいでも、いざ中身を読もうと思ったら
限界まで本を開かないとセリフが読めない、なんてことのないように
とるべき余白をとって、白・黒・トーンのバランスのとれた
画面を作って、見やすい、読みやすい本文を意識して
原稿をつくりましょう♪
あおみことこ
(書き込み要員さん達へ:補足などあったら、ガシガシやって下さい)