V字の渓谷を照らす夕陽は一瞬で終わってしまう｡
貴重な時を愛おしむように､枯れ木は遊びに夢中のようである。
(御岳渓流 11/10/2017 撮影)
大きなドラム缶､一体どこから流れてきたのかと想いを巡らせる｡
ずいぶん朽ちていて､小さな女の子の姿が見え隠れする｡
相変わらずの妄想をおもしろがるヘボカメラマンである！！
（御岳渓流 5/30/2019 撮影)
キラキラと輝いて､水辺は爽やかさに溢れている｡
ひと時､仲間入りさせてもらって､涼を楽しむのは如何かな？
（御岳渓流 11/15/2018 撮影)
御岳もずいぶんの御無沙汰である｡
齢を重ねるごとに無理は止めようと身構え、又、｢熊の出没に注意！｣と聞くと益々足は遠のいている｡
とは言え､水辺は恋しいしということで撮りっぱなしの写真を掘り起こすことにした。どうぞお付き合い下さい。
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渓流の水の調べは涼やかで､吹く風は心地いい｡
(御岳渓流 9/29/2017 撮影)
大玉の花火がドカーンと上がる時､ベランダで夜空を見上げている体はその音で震える。
隣家の愛犬は吠え叫び､家の中を走り回っているようだった｡
一瞬のことではあるが､その様に茫然自失となり､慣れることなく何度か繰り返した･･･｡
爆発音の直後､夜空は煌めく彩りに覆われる｡
繊細な趣のあるやさしい光にはリズム感があり､眺めて楽しい舞である｡
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
透明感のあるグリーンの花火は珍しい。
爆音と共に夜空を突き抜ける花火に魅了され､美しい繊細な動きを見上げる｡
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
大玉花火が爆発した瞬間の表情も様々で興味深い。
スターマインでは見えなかった繊細なドラマの妄想は楽しい｡
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
｢日本の花火は最高！！」
歓声をあげているのは､異星人！？
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
暗闇へと向かって上昇しているように見えたが､
天空で伸びやかに舞っているのかもしれない､まるで狂女のように！？
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
空を見上げ続けるのは疲れるが､次はどんな画を見せてくれるかとの期待感の方が強い｡
暗闇の空に何が現れるか､数秒間の勝負が楽しい｡
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
ロマンティックな茜色の火の玉が暗闇をゆっくりと進んでいる｡
気の向くままに､ゆらゆらと空中遊泳を楽しんでいるようにみえるのだが､こんな花火って信じられる！？
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
数日前に｢さまよえる神剣」という本を読んだ。
源平合戦時､壇ノ浦の海に沈んだとされる三種の神器のひとつ神剣を探し求めるという平家の落人伝説である｡
神剣を見つけることはできなったが､多くの感銘を受けた。
その結果といおうか、夜空を見上げて朽ち果てた剣を妄想してしまった。
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
少しカメラを遊ばせてみると､花火が一層賑やかに見えた｡
軽やかに飛び回る繊細な花火には､控えめな躍動感もあって楽しそうである｡
(国営昭和記念公園 7/27/2024 撮影)
