開成Sax隊

開成OBサックス隊のブログ

ちょっと宣伝ですが・・・・

2005年11月30日 00時07分48秒 | Weblog
大堀です。

実は1/15(日)にロビーアンサンブルでやった逗子開成ジャズトリオ(ベース原さん、ドラム斉藤広平さん)でライブをやることにしました。

さすがにトリオだけだとキツイので、僕の仲間のラッパとピアノ入れてクインテットでやります。

場所は横浜野毛のドルフィーというライブハウスです。

時間は13:30オープンの14:00スタートです。真昼間!
ライブといえば普通夜なんですが、お店の企画で昼の部というのを最近やっているのです。
チャージ等決まったらまた報告します。

その日のバンドのギャラ、多かったらOB会費に・・・(笑)うそ!

皆さんおヒマでしたらぜひお越しください!

明日のために!(その5)

2005年11月29日 22時06分12秒 | 明日のために!
大堀です。

さて、岡本さんのコメントにもありましたが、ジャズ系のセッティングについてちょっと書いてみたいと思います。

まず、クラシックと大きく違うのはやはりマウスピースです。
一般的に見ても、ジャズ系のそれはクラシックのものよりも大げさな構造を持っています。

どう違うかと言うと、

1.内部形状がメーカーそれぞれ独自のかなり個性的な形になっているため、選択肢が大きい=奏者によって個性が出しやすい、自分の音を選ぶ事ができる。

2.オープニングの幅がどちらかと言うと広い方に種類が豊富。

3.何しろ種類が豊富で、オーソドックスなものの他に、高額でプロユースなハンドメイド系のモノもかなりある。

といったところでしょうか。

人の数だけ音色があって、同じメーカーのものでもタイプ別にかなり性格が分かれているので、自分の好みに合ったものを探すのは結構大変です。

内部の形状は、容積が広いほど音色はダークかつウォームになり、狭いものはブライトかつタイトになっていきますが、問題は内容積のしぼり方です。
例えば、皆さん良くご存知のメイヤー(ラバーの場合)にも数種類あって、内部の大きさでは2タイプのラインナップがあります。ミディアムチェンバーはジャズ系のマウスピースの中では割と中庸な内容積で、スタンダードとしてみんなジャズで初めて使うマウスピースとして広く知られています。もう一つのスモールチェンバーというタイプは内部がしぼってあり、スピード感ある吹き心地とパワーが出ます。

また、日本ではマルタ氏とかの使用で有名なメタル、デュコフのDチェンバーなどは、ハイバッフルと言ってマウスピースの入口付近から相当しぼってあり、いきなり段が付いて穴が大きくなっています。これはまたスピード感やブライトさを増し、ボリュームも大きくなりますがピッチをコントロールするのが難しくなります。

各メーカーのインプレッションは僕のブログにも結構載せてありますが、
オススメは、バンドレンのJAVA、V16(tenor&alto)、ヤナギサワあたりはあまり個体差も酷くなく、アルトもテナーもソプラノも、バリトンまでオールラウンドに使える良いマウスピースだとおもいます。

あと吹奏楽もやりたいんだけど、ジャズっぽい音を出したいなんて人にオススメなのはやはりセルマーのマウスピースです。
実は僕もジャズやり始めの時、人前で仕事するようになってからも結構長い間S80のEで吹いていました。リードはラボーズのミディアムかバンドレン青箱の2半でした。これはくわえた感じも違和感無く、吹き心地も分かりやすくて良いんじゃないでしょうか。特にセルマー・ソロイストのE、Fはジャズ系の定番(特にアルト)になっています。テナーではGぐらいまではバッチリジャズで使えます。

次回はもう少し細かく検証してみましょう。

Hornパートのブログ

2005年11月28日 15時44分20秒 | Weblog
75碓井です

Hornパートのブログが出来ました!
同じ中音部として、みんなでエールを送りましょう。

「孤高のHorn吹き達」
http://kaisei-hornpart.blogzine.jp/horn/

確かにHornって気高い感じがしますね。

明日のために!(その4)

2005年11月23日 03時21分54秒 | 明日のために!
大堀です。

これはなかなか自分のブログとかには書けないのですが、マウスピースについてちょっと書いてみます。

マウスピースを自作、改造している関係上、色々な事を試してみてるわけですが、既製のポピュラーなマウスピースの分析などをやってみましょう。

まず、セルマー(ラバーS80・90・ソロイスト等)について。

オープニングに関係なく、どのマウスピースにもセルマー特有の大きな特徴があります。
それはティップレール付近の仕上げにばらつきが多く、大抵のものは入り口が詰まり過ぎ、息を入れづらいということです。
ただ、それがセルマー独特の艶のあるクリアーな音色を生み出しているのも確かなので、下手に削ったりして取ってしまうと、とても味気ないマウスピースになってしまいます。

フェィシングも割とショート目なのでバンドレンの青箱のように手前まで硬いリードはベストマッチと言えるでしょう。ただ、青箱は先端がかなり軟らかいので、ヘタるとすぐに踏ん張りが利かなくなり、高音キンキン低音ビャーという感じになっていくかもしれません。そこで硬いリードを使うようにみんななっていくのですが、リードを変えないで試しにC-D-Eぐらいまでのオープニングを吹いてみる事をオススメします。

テーブル面はしっかり面が出ていて平らです、色々なリガチャーで音色の変化が楽しめます。碓井さんはテナーのオプティマムのプレート無しで吹かれてましたが、なかなかマニアックな使い方ですね。(笑)
実は平らに見えるマウスピースのテーブルもメーカーによっては意図的に真ん中を少しへこませているモノもあります。(理由はまた次回!)平らなテーブルと言うのは非常に重要で、ここが不必要に歪んでいるとリガチャーによっては無駄な雑音やリードミスの原因になったりします。

そしてバッフル、チェンバーはまた特徴のある造りです。
バッフルは滑らかに落ちていてかなり深いにもかかわらず、チェンバーはそれほど広くありません。
マウスピース自体も長いので容積自体はかなりありますが、手前で丁度良いスピードにバイブレーションを減速しつつ、チェンバーではスピードを落とさず楽器に伝達するというコンセプトのようにも見えます。
これがまさに金管と木管の割合でいえば半分ずつのようなサックスらしい音を生み出しているのだと思います。

ただ、こういう構造だとあまり手元(口元)で響かない(ソバ鳴りしにくい)ので、吹き心地は鳴ってないように感じるのですが、実は自分が思ったよりも音が出てる事が多いです。

吹き方のコツとしては、なるべく力まずに楽なセッティングを心がけて、口元よりも楽器の響きを意識して吹くと良いでしょう。(なんのこっちゃ!みんな一緒じゃん!笑!)
遠鳴りさせると同時に、遠耳も養って行くことが大事だと思います。
自分の音を客観的に捉えることの難しい管楽器には、ある程度音色を予測しつつ吹くと言った事も重要なので、自分の音を録音して聴いてみるのもいいかもしれません。

また逆に、ソバ鳴りしなきゃ遠鳴りもしないぞ!って考え方もあるのですが、それはジャズ系バリバリの話なのでまた後ほど。(笑)

改造してくれ!と頼まれてもなるべく改造したくないマウスピースの一つがセルマーですね。

浜名さんのコメントです。

2005年11月23日 01時41分18秒 | Weblog
浜名さんのコメントが凄く詳細にリードの慣らし方を解説していたので、感動して転載しちゃいました。浜名さんすいません!
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私のリード調整法 (75浜名)

特別なものではありません。いろんな本で紹介されていると思いますが簡単に書くと
1.ぬるま湯に漬けるます。新品のときは5分くらい。その後は2~3分。
2.取り出したら軽く水分を取ります。
3.平らなところで表面を元から先に向けて指でこすります。これはリードの繊維を閉じるため。私はリードケースのガラスをはずして使っています。
4.リードが完全に乾いたら裏面をナイフなどで軽くこすって平らにします。これは繊維の凸凹を取り、マウスピースとしっかり密着させるためです。こすった後指で触るとつるつるになっています。この作業に紙やすりはお勧めできません。紙やすり自体が凸凹なので意味無しです。
5.この作業をリードが落ち着くまで数日間続ける。
6.このようにしてリードを4~5枚作る。
7.1枚を長時間使わずに交互に使っていく。

大抵は1から5の作業で使えるリードと使えないリードがはっきりします。試しにやってみてください。

練習後に水洗いするのは、唾液と一緒に着いた汚れを落とすためです。汚れが繊維に吸収されると反応が悪くなってきますが、それを防ぐためです。

ちなみにクラリネットのリードも一緒です。

それより信じられないのが男女問わずリップクリームを塗ったまま吹く人。これではいくらリードを作っても無駄ですよね。女性の中には口紅を拭かずに吹く人もいますが、論外です。

吹きたいリード決めてマウスピースを選ぶなんて考えたこと無かったです。まさに「目から鱗」です。今回の演奏会では吹奏楽とビッグバンドでマウスピースを使い分けましたけど。もちろんリードも別々で。

まぁ、こんな感じです。

明日のために!(その3)

2005年11月22日 15時19分49秒 | 明日のために!
大堀です。
浜名さんのコメントで、リードの話があったので、僕もちょっと書いてみます。
僕は最近、あんまり削ったりとかはしないのですが、
まず箱を開けてからぬるま湯に浸します。(2~3分)
そして、1枚ずつ指でこすります。(30回ぐらい)
表面のザラつきを指でこすって取ってから吹いてみて、硬さ順に番号をつけます。
だいたい半分位の確率かなあ?

その後、テナーとかは特に先っちょがウネウネしてしまうので、
出かける前に水につけて戻してやると、現場行ってすぐ大丈夫。(笑)

ちなみに使っているリードは、
alto-アレキサンダーDC3
tenor-バンドレン青箱3、バンドレンZZ3、バンドレンV16/3
soprano-バンドレンJAVA3、ZZ3、V16/3
clarinet-ファイブラセル/Med
テナーとソプラノは気分で変えてますね。

皆さんどんなもんでしょうか?

明日のために!(その2)

2005年11月19日 22時28分19秒 | 明日のために!
大堀です。

さて、どんどん行きますよ!(笑)
教則本で有名なものは、なんといっても割とどこにでも売っている、
「KLOSE VINGT-CINQ EXERCICES JOURNALIERS 25の日課練習 」
とか、
「LACOUR 50 ETUDES」
とかが音大受験とかにも必須だったと思います。
定番で僕も持っていたようないないような・・・(笑)
我が逗子開成学園吹奏楽部OBの庄田さん(85卒)が店長のセルマージャパンにしこたま売ってます。

後オススメなのは、米インディアナ大の教授だった、ユージン・ルソーの書いた、
「サクソフォン奏者のための高音奏法」
という教則本が出ているのですが、これは色々ネットで検索しても出てこないですね。という事は絶版なのでしょうか?
楽器屋で見つけたら即買ってください!これは例のオーバートーンやフラジオについてのエチュードで、とても人間には出来ないと思ってましたが、根気良く取り組むのが大事です。(笑)僕もいまだに練習中。

後はジャズ系で、デイブ・リーブマンという、マイルス・デイビスのバンドとかに参加していたテナーサックスの巨人の書いた、その名も・・・
「サクソフォーン上達法」
も、あんまり譜面とか載っていないですが、サックスという楽器、奏法のアプローチを色々知るためには面白い読み物ですよ。
オーバートーンの重要性とかもしっかり書いてあるし、ちょっとそれは違うんじゃないの?って所もありますが、それもジャズの個人主義のなせる業。人それぞれって事です。

そして、楽器の本、所謂エチュードとかではないのですが、
「音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング」
も、かなり面白い本でした。
僕はこの本のおかげで腱鞘炎とかにならずに済みましたよ。
あんまり深く追求しているわけではないのですが、
さらっと読むだけでも、体、姿勢についての意識が変わってきます。
最近はこのシリーズの呼吸編も出てるので早く読まなくちゃ!

この辺の本を持ってるだけで、かなり練習した気分になれます。(笑)

明日のために!(その1)

2005年11月19日 05時47分10秒 | 明日のために!
大堀です。

僕はジャズプレイヤーでありながらパートリーダーをしてしまっているんですが、
ここで、ジャズの教材の中にもクラシックで十分応用の効くいいモノがあるので紹介してみたいと思います。(楽器屋のまわし者じゃないですよ!)
http://www.ishibashi.co.jp/bookside/jamey/24.htm
これはマイナスワンといって、要するにカラオケです。

大抵は曲集が多く出版されてるんですが、この『 Jamey Aebersold 』の教材には、基礎練習用のマイナスワンも多くて、1人でやっていてつまらないような練習も音楽的に出来るように工夫されています。

このVOL.24 MAJOR AND MINORは、全てのMAJOR,MINOR keyをピアノ、ベース、ドラムをバックに練習できるようになっています。
ただ音階を吹くだけでもいいし、慣れて来たら1つのスケールだけでアドリブをするのも面白いですよ!リズムの形態も色々入ってます。(ボサノバ、スイングetc)

デモ演奏も入っていて、最初は普通の音階、次は3度、アルペジオとか、色々なパターンのデモが入っています。そしてデモ演のシメはやはりアドリブ。
ドレミファソラシドだけでこんなにカッコ良くアドリブできるんだ!と僕も昔感動しました。

「こうやって練習しなさいよ」っていう譜面(inC,inBb,inEb,bass clef)もしっかりついてます。(笑)

通販で買えるみたいですが、楽器屋さんにも結構おいてありますね。

超オススメです!

打ち上げの件

2005年11月19日 05時07分45秒 | Weblog
18日にとりあえず予定している打ち上げですが、
やはり楽器持って飲みに行くのも大変なので、
練習無しの飲み会だけにしたいと思います。
場所は横浜あたりで考えています。
来年の作戦会議しましょう!

今年最後の練習

2005年11月17日 10時34分34秒 | Weblog
コンサートお疲れ様でした。大堀です。

さて、来年に向けてそろそろエンジンをかけ始めようと思い(笑)、今年最後の練習と忘年会を企画したいと思います。
皆さん年末の土日のご予定はどんな感じですか?
といってもクリスマスがバッチリ土日なので、12/18あたりがいいかな?と思っています。昼ごろちょっと音出して、夕方から忘年会みたいな感じはどうでしょう?なんか練習のネタ(アンサンブルの譜面とか)があれば皆さんお持ち下さい。

それから皆さん、来年のエントリーがもう始まっていますので、日程など関係なく(まだ決まってません!)出演にエントリーして下さい!(笑)
OB会のページからどうぞ!