1年で一番寒い時期を迎えました。「寒の入り」から立春の前日(節分、2月3日)までの約30日間を「寒の内」といいます。特に、今日1月20日を大寒といい、冬の一番寒い時期を指します。
昔から、この寒中に汲んだお水を「寒の水」といい、特別な力があるとされてきました。昔は薬としても飲んだりされたそうです。この時期のお水は雑菌が少ないので長期保存に向いているとされ「寒の水で作った水や醤油は腐らない」と言われてきました。
昔の日本人が季節を大事にし、季節とともに生きてきたというのを感じます。
一年中、エアコンでちょうどいい温度の部屋の中で過ごす私たちですが、自然の寒さや水の冷たさも、時には感性を豊かにするものとして大事にしていきたいです。
そんな寒い日ですが、2年生対象に、立志式に向けて、校長講話を行いました。配付したプリントを掲載しておきます。