ノンシリコーンシャンプーの製造会社とそのグループ会社が、税務調査で約2億2千万円の所得隠しを指摘されていたという記事。
「関係者や両社の説明によると、国税局は、両社が自社工場などに残った原材料や返品された商品を資産に計上せず、在庫を少なくすることで、製造費を多く見せかけて所得を圧縮していたと認定。現場の担当者が書類を改ざんする「在庫隠し」があったと指摘したという。
その結果、ミロットは約1億5千万円、アリエは約7千万円の所得隠しを指摘された。両社は取材に「在庫の計上をめぐる計算ミスによるもので、国税局とは見解の相違があったが指摘に従った」と説明した。」
意図的かどうかはわかりませんが、在庫は操作しやすい項目ではあります。(現場の隠し財産だったのでしょうか。)
「ノンシリコーンシャンプーのブームに伴い、両社の売り上げは急伸。ミロットは14年7月期の売上高は5年前の2・3倍の約78億円、アリエの14年1月期の売上高は同1・7倍の約101億円だった。」
業績が急に伸びると、目をつけられるということでしょうか。
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