昨日は新年登校第一日目であった
朝は「あーとうとう学校か・・・眠いよう~行くのめんどくさい~」と不満たらたらだったむすめちゃん
何故だかたいそうご機嫌で帰ってきた
「今日、国語の時間に百人一首大会があったんだよ。私、けっこう取れたの!」
百人一首といえば、去年の春ごろ某国営放送の番組を視て「百枚全部暗記する!」と珍しく奮起したむすめちゃんに心を動かされ、購入したものが家に一組ある
あきのたの~はるすぎて~となかなか殊勝に歌と向き合っている様子で、これを機会に文学&歴史に興味を持ってくれれば嬉しいわvと母も喜んでいた
が、最初のうちこそ正当な使われ方をしていた百人一首セットも、予想どおりというか、次第に忘れ去られ仕舞い込まれる事となる
どうしようもなく暇で暇な休日などに、<坊主めくり>でもしようか~と引っ張り出されるぐらいだった
憶えたのは7~8枚
須磨帰りではないけど飽きるのがちょっと早くないですか先生
ちなみに今のところのお気に入り歌は・・・
これやこの ゆくもかへるも わかれては しるもしらぬも あふさかのせき
蝉丸
だそうである
そんな状態の君がかなり取れたということは・・・もしや<坊主めくり>の大会だったとか?と聞いたところそうではなかった
学校にあるセットの数は当然限られているから、20枚を二人で取り合うプチ百人一首大会で
むすめちゃんは13枚取れたとか
こういった知的遊戯におよそ縁のなさそうな野生?の少女がそれだけ取れたと言うことに先生も驚きだったらしく、褒めてくれたとの事
「何か自信がついたからまた少しずつおぼえようかなv」
思いがけず良い目標を持つきっかけとなった新年の第一日目
上気する頬がまぶしいむすめちゃんだった