見出し画像

糸と色と。組紐職人 藤岡かほりのブログ

今さら、今ごろ刀剣乱舞。

今さらですが、「刀剣乱舞」にハマりつつあります。(まだどっぷりではありません)

数年前から、私の周りでも
「とうらぶ〜!」
「本丸〜」
「審神者の皆さん〜」
という言葉をよく聞いてはいたのですが、なにぶん、石橋を叩いて叩いて叩いて、それでも渡るかどうか決めかねるような性格なのと、元々ゲームにはあまり興味がわかない人間なので、
「また何か流行ってるんだな」
という程度にしか見ていませんでした(ごめんなさい)


でも、私、Twitterも1年半程前からしているのですが、その始めた時に、リツイートといって他の方がお気に入り投稿をリツイート(シェア)したものが自分のタイムラインにも上がってくるんですよね。

それも頻繁に。

その内容が思ってたのと違ったのです。

ゲームって、
相手と戦った。
アイテムを手に入れた。
ボスと戦った。

くらいかと思っていたのが、何故かそこには、それはそれは麗しい男性が着物を纏い、時には羽織姿でいたのです。

組紐職人としてはスラリと着こなす男性もさることながら、羽織紐に目がいっちゃうんです(笑)

さらには根付を帯から提げている方もいて、この根付紐はっ!!ってなるんですよね(職業病)



何?この世界?!

ってなり、胸板の厚い、ソフトにむきっとした二の腕をふふふと眺めながら、この根付紐は何故この色?根付のモチーフは何?羽織紐の色、組み方。草履の鼻緒の色と…帯の色が…となってます。

刀剣の歴史を調べて、この刀剣だから、この色をここに使っているのか、という“ストーリー”を見出せるのが面白かったり、勉強になったりしています。



この刀剣乱舞というゲームの影響もあって、下げ緒や根付紐などのお問い合わせも増えてきたように感じています。

なかなか注文にまでは至らないことがほとんどですが、やっぱり組紐に興味を持っていただいている、ということが嬉しくもあります。



とある方が、伝統工芸に携わる方たちも刀剣乱舞に元気をもらっていると言っていましたが私もその1人です☺️



下げ緒のこと、もっと調べよう!と本も購入しました。



「刀剣」よりも下げ緒や柄巻の方について書かれた本って少ないんですよね。ちょっと寂しい😂


下げ緒は作るだけで、実際の使用感が分からないので、模造刀も購入しちゃおうかと思い始めている私です。


(貝の口亀甲組)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事