ハーレー乗りのアウトドア

仕事中も週末のことで頭がいっぱいのダメな社会人です。。

涙の撤退 in 北岳

2009-07-23 | 山登り
しばらく寝袋に包まって暖まった後に、テントの外に出てみるとテントが増えていた。

嵐のような暴風雨とはいえ、シーズン最初の3連休は侮れない。

次から次へと人が到着してくる。

雨はときより止むが、相変わらずのガスで何も見えない。

早めの夕食を済ませ早々に寝よう。



これは夕食と朝食の内容。

しかも、ミニテーブル付き。

テントの中は暖かく、何とも穏やかな空間だ。




翌日は4時半に起きて、テントの外に出てみる。

ガスっていて何も見えない。

テント場は風が穏やかだが、向こう側では強風の音がしている。

雨は強くないが止む様子もない。


早々に朝食を済ませ出発する。

前日の挫折で、予定を大幅に変えていた。

当初は塩見岳を経由して2泊3日で下山する予定だったが、
間ノ岳→農鳥岳→奈良田
の1泊2日の予定に変更していたのだ。

まずは、間ノ岳に向かう。

シャツは替えていたが、ズボンは相変わらずびしょ濡れの状態で出発。

風は前日より強くなっているぐらいだ。

真っ直ぐ歩くことができない。

時折しゃがみこんで、風が収まるのを待たないとならない位の風が吹きつける。

30分程で歩いたところで、尾根は外していないが登山道が分からなくなる。

ガスがもの凄く、10m先は何も見えないのだ。

撤退しよう。

暴風雨とガスには勝てない。




来た道を引き返す。



そして2度目の北岳を通過。

稜線を抜けると再び穏やかな登山道だ。

そして、11時過ぎには広河原に下山した。


【番外編】


御池まで下山すると、鳳凰山が拝めるほどに晴れていた。

そして、ヘリコプターで、「先に進まないで下さい!!」としきりにアナウンスしていた。


【今回の反省】
雨対策が万全では無かった。

まずは手袋。
前回の縦走でボロボロになった手袋を買い替えていなかったのだ。

そして、着替えを省略して軽量化を図っていた。
着替えで持参したには、Tシャツ、ダウン(上のみ)、短パン
少なくとも、下着、靴下、短パンではなく、長ズボンを持参すべきだった。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (moto)
2009-07-23 10:05:35
ハードな山行きでしたね~。

それはMSRのテントですね!!
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死ぬかと思ったー (BUCO)
2009-07-25 00:17:06
ホントにやばいと思ったよ。

やっぱり雨の日は山に行くもんじゃないね。

MSR、、、良く分かったねぇー
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大変でしたね (DAJAX)
2010-02-07 00:44:50
ども、大変お久しぶりの、DAJAXです。
私は前年の同時期にBUCOさんと同じく白鳳三山いってきました。富士山が低く見えてしばらく「どこの山だ?」と思いました。
残念でしたね。リベンジ期待してます。
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本当に凄かった (BUCO)
2010-02-08 22:55:17
お久しぶりです。

本当に風が凄くて、ザックカバーを無くしてしまいました。。
いずれリベンジしますよ!!
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