曇天ですな。
昨日BL作家になりたい!と熱望してる方のエッセイマンガを読みませていただきまして。
そっか漫画家でも少女漫画でずーっと描いてるとBLはこないか!というジャンルの壁を思い知ったところ。
そんな状況だからこそ、描きたい!って思うんですね。なるほど~~~。
私はたまたまI本にめぐりあってMBB創刊に参加して今に至るので、こういうジャンル描いてくださいと
依頼されてはじめたことだったから・・・たまたまその流れできた、みたいな。
あまりに自然にどんぶらこ、と流れてきたからジャンルの壁とか知らなくて。
このBL川にあえてマンガ主流から飛び込みたい作家さんがいて、うずうずしてるって知らなかった。
そっちのが業界の大きな川なんだから簡単でしょう?とも思ってた。
ずっと少女漫画で描いてた友達が「ちょろっとBLも描いてみて~な~」とか言ってほな紹介しよか?って
紹介したらそのまんまMBBで連載やってヒットしてたし、みんなこういうもんかと思ってました(((;゜д゜)))
でも投稿作品の年齢見てると少女漫画とは明らかに違う。20代もあれば30代もありで、中には
40代の方も投稿してる。新人紹介された時も「新人っつっても若くはないんです~30こえてます~」
とか言う作家さんがいてBLはデビューも30代が多いそう。
その印象のせいか私初めて会う人会う人に「え?思ってたより若い?」って驚かれる(笑)
BL20年以上やってるからとっくに50こえて60手前というイメージだそうな。ま、その年になるのも
あっという間でしょうけども!(>_<)
一旦一般会社に就職しててとか主婦しててとかそういうところからBLデビューする方が多いんですね。
私10代でこの業界入ってて20代始めでMBB創刊に参加してたから創刊当時は作家の中の末っ子
みたいな年で、耽美系書いてるお姉さま方に若い子ちゃん~と可愛がられたもんです。
(BLって通称がなかった時代耽美系とかJUNE系ってゆってました。)
同人誌もJUNE系が少なくてだからこそ、サークルや作家さん同士が密な関係にありました。
イベント会場で作家さんが集合してスペースに挨拶しにきてくださって
「ようこそ!」って歓迎されてその場で即効合同誌企画やったりして。パワフルだった~(笑)
あれが20年前か(T-T)うほ~はやすぐる(T-T)
しかしこれだけBL雑誌が出ててもなかなかに狭き門だそうで、知ってびっくりと同時にこのジャンルで
長いことメシ食わせてもらってんのほんとに幸運なんだな~と感じたのであります。
来年も現役でいられるようにとりあえず・・・目の前の原稿やるか(爆)
以上ただの現実逃避でした。(T-T)