東京大学(東大)にチャレンジしたがハードルが高い、と思っているでしょうがしかし、会社に入れたいとか友達にしたいと考えたり、思ったりしますか、年代によると思うが、東大出で有ることを隠して仕事させたら、仕事の内容にも依るが意外と使い物にならないと個人的には思っている。
東大卒が身近にもいたし、機械工学や原子力工学科の教授等多くの先生と企業向けに教育講座を持ったことが45年前に有ります。
彼らの記憶力は確かに優れている、情報を与えればそれをモノにする能力はこれも優れている、テキスト等解説資料はバッチリ出来上がる。
さすがと思えることは多いが、今度は仕事とか稼ぐことで、自力で開拓する事には劣が見られる、プライドが有ることが邪魔かもしれない、ドアtoドアの営業には不向きで有った。
挫折にも弱く、当時は学生だった男の子が彼女にしたいとアプローチしたが断られ、自殺したいと睡眠薬を大量に飲んだのがいる、一応経営者で有ったが仕事のコネが途絶えたら業績悪化で倒産させた人もいる、大企業では大学時代の友人や先輩とのコネで仕事は取れるので、これを毎日日課として彼らに会っていればその内かなり大きな仕事が舞い込む、そんなことを30年もして仕事を取れていれば大企業でも常務取締役には成れて、専務か社長に60歳前後に就ける。
これが彼らの出世パターンで余程のぼんくらでない限りゴールは確約される、しかしこんなやり方ではもう仕事が取れない時代になっている。
名だたる大企業は大きな仕事がやれたが、今やそんな仕事は韓国や中国に持っていかれた、造船も駄目、半導体も駄目、鉄鋼も駄目、三菱重工が飛行機に参入したが、今や業務停止状態、毎年の様に社長交代では会社の士気も上がらない、交代させられた社長に東大・法科出がいるかどうか知らないが、重工なら二人位はいても不思議ではない。
東大ブランドの凋落は喜んではいられない、彼らに奮起してもらい日本をかっての勢いの有る産業へと導くのを期待するが、ベンチャーとか言って日本では成功が難しい分野へ彼らは流れている、筆者は45年前からシリコンバレーを見てきたが、日本のベンチャーはお遊び程度で、10年以上の存続会社はどれ位有るだろうか、5年以内にかなりが整理されると思っている、オリジナルティーがなく真似たりコピーが出発点でしかない。
昨今騒がせたと言うか笑いものにされた人物を書きます。一人目は昨年9月に釧路から関西空港へのフライトでマスク着用を拒否して、機内でもめて新潟に緊急着立させた34歳の男が最近逮捕された、彼は東大入学後博士課程まで一貫して研究生活を送っていた、その彼は事件当時は有る私立大学で論文の書き方を教える、ティーチングアシスタントしていた。
もう一人は66歳だが経歴は申し分ない男だ、西宮市のショッピングセンターの飲食店でズボンの上から自慰行為(マスタベーション)して警察に捕まった、東大の物理学科に入学し、物性物理と統計物理を研究する。
後に大阪大学助手から教授までなり、日本物理学会で会長まで務めた、昨年秋に騒がれた日本学術会議の会員で、事件当時はトヨタ自動車系の理化学研究所でフェローに向かい入れられていた。
事件や事故を起こせば、そこに東大出となれば記事に成る、TVが東大生だけを集めて番組を作ったり、クイズ番組など記憶が必要な番組を作らせる局の経営者は日頃何を考えているのかと、彼らの脳みそを疑いたくなる。