RR、走行距離5,600ｋｍ。しかし10年以上も経っています。この車にはいい物語があります。まず、購入されたのはアメリカ・ビバリーヒルズのRR店で新車を購入され、そのまま日本に送られました。
話は更に遡り、このRRのオーナーの息子さんが、ハーバード大学に入学された時から始まります。そしてその息子さんが、同大学の卒業式に参列された父親に「アメリカに来た記念に車を買って帰ろうよ」という話から始まりました。
日本の父親から送金された学費と生活費を最初から一円も（1ドルも）手をつけずに数年間貯めて、自分でバイトをして生活し、父親のためにRRを買われたのです
今どき珍しい親孝行ですよね～。今日は、その親孝行の息子さんが5年前に車検が切れたRRを持ち込まれました。ご自分で仮ナンバーを取られて～。そのときの心配りも完璧です
車屋さん孝行でもありますよね～（笑）世界の名車、ロールス・ロイスに乗るに相応しい人かも知れませんね～。いよぉ～孝行息子！！
