タイトルの結論をやっと見つけられたので、ご報告します。
大体、営業と制作って仲が悪いよね、というのをよく思います。
「営業出身」の上司が上についた時点で、仕事したくなくなるのは、私です。
Webディレクターなので、そこの橋渡しをすることが多くなるんですが、ホントにイライラすることが多いです。
■制作と営業の大きな溝
よく聞くのが、制作側から「なんで、営業は制作のこと理解してくれないの!」ってなっています。
たぶん、あってるんですけど本質的には違うんです。
制作のことを1~10まで理解するってことは、逆に営業のことを1~10まで理解することしないと不公平じゃないですが。
そんなの制作の方々は、そんなことしますか?しないんだなーこれが。
基本的に、制作の方は職人さんです。自覚なくとも。自分たちの手で作り上げるモノにプライドとか責任とか持ってるんです。
(こういうの持ってないんだったら、制作者やめちまえ!って思ってますよ。私)
営業さんはその構造が理解できないんだなーwこの溝、日本海峡より深いです。
■営業さんが見てるもの
なら、お互い理解が出来ないのなら、同じ方向向いて仕事しないとね。
そこで、根本的に問題になってくるのが、コレ。
営業がUXのこと考えてない
営業さんって、よくも悪くも営業さんなので、目の前にあるモノなどに集中しちゃうことが多いんですよ。
もちろんクライアントさんが、お金出してくれるんだから、大事になるよね。うん。
そのクライアントが、使うサイトならいいけど大体にして、第三者のユーザーが使うんですよ。
だから、クライアントのいうことが一番ではない。実際に使うユーザーが一番なんですよ。
そこが分かってないので、対立します。
というか、クライアントのいうこと聞いてたらお金もらえるから、っていう感覚をお持ちの営業は、二度と制作に関わるんじゃないと。
まぁ、営業さんは営業で「仕事とってきてるのは自分たちだ」ってプライドをお持ちなので、そこを切り崩すことになるので
本当にここめんどくさいんですよ。。私いつも崩しきれないので、ダメだなって。
ましてや、営業あがりの上司だったら「なんで、上司なのに言うこと聞かないんだ」とかいっちゃうしね。
営業さん、ユーザーのこと考えましたか?きちんとユーザーに伝わると思ってますか?
あと、Webを毎日使ってユーザー体験を自身でしてますか?
■営業のあなたは、ただのクライアントの伝書鳩じゃないんです。
特に制作が気をつけないといけないのは「情熱で仕事をとってくる営業」さんです。
こういう営業さんは、クライアント側に情をかけちゃったりするんで、マジ注意。
そして、伝書鳩化していきます。ほんとに。
伝書鳩化した、営業を見つけたら窓口変わる勢いでいったほうがいいです。ホント。
過去の経験上、伝書鳩は役立たずなので、文句いっても替わりません。
でも伝書鳩は、制作側の力が強くなりやすいんで、奪いやすいです。
伝書鳩さんは「仕事が減った!ありがとう」といってくれます。大体。お前がやるべき仕事をしてないから、こっちに回ってきてるって分からせたいところですね。
ということで、営業さんは「誰に何を伝えたいのか」を忘れないでいただきたいという話でした。