愛しの虎さん

虎とサンガとスポーツと俺の絵

メジャーに見た文化水準の違い

2004-10-05 06:45:08 | スポ・サイコウ
凄い、イチローも凄いが、なにより球場の雰囲気が凄い。日本では絶対に見ることが出来ないであろうアメリカ人の「成功者を尊敬する」という寛大さ?懐の大きさ?のようなものを感じた。NHKのアナウンサーが「ファンが演出家」だと言っていたが、まさにそのとおりだと思う。

しかし、その雰囲気をぶち壊すモノがある。球場内での日本企業の広告だ。漢字やカタカナでの広告は、遠い遠い、手の届かない世界を身近な現実の世界へと引き戻す。確かに英語の中での日本語は目立つ、その為、広告効果は抜群だろうが、それによって失われるものもあることを考え、配慮しなければ、いずれ文化の同一化という環境破壊(ある意味)を招くことになりかねない。


それにしてもイチローは良い顔をしてた。自分もいつかは何かを達成し、あんな顔をしてみたい。


イチローの印象に残ったインタビュー(BS1)

257本を期待される苦しみを、どのような気持ちで乗り越えてきたのか?

やっている間に、そのプレッシャーから解き放たれるのは不可能ですね。その苦しみを背負ってプレーするしかない。アメリカではよく、楽しんでやれと言われるんですけど、僕はその意味がよくわからない。楽しむっていうのは、決して笑顔でやるということではなく充実感をもってやることなんだと自分なりに解釈してやってきましたけど、それにたどりつくまでは、いわゆる楽しんでやるという表現はできませんでしたね。

↑う~ん、やはり常人にはわかりづらい異質なモノを感じる・・・・。

<文化の違いを感じた記事>
「USA TODAY」紙に記録を祝う全面広告SANSPO

バド・セリグ・コミッショナーの「君が大記録を作ったとき、君のことをみんなはファーストネームで知っていた。おめでとう、イチロー」とのお祝いコメントが添えられている。大リーグ機構が全面広告をうつのはジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(40)が通算700号を放った時以来。

イチロー11冠 80度目マルチ 262安打(sanspo)