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介護職が高給与を目指すなら

介護職の給与を上げる手当の種類

2023-04-17 12:24:06 | 資格手当

 介護職の給与の内訳は、大きく基本給と手当に分かれます。基本給は施設利用者の介護保険から出るので低くなりがちですが、その分手当でカバーされます。つまり、介護職の給与は、手当が生命線になるということです。介護職がもらえる手当の種類は把握しておきましょう。

 有名どころでは資格手当です。資格を持っているだけで継続的に手当てがもらえます。社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士などの資格を持っていれば、およそ10000円から15000円の手当てがもらえることもあるんですよ。難易度の高い資格ほど、多くの手当てが付きます。

 夜勤が発生する施設では、夜勤手当もつきます。一般的に夜勤は不人気なシフトですが、夜勤手当をもらうためにあえて夜勤を希望する介護士もいます。通常、日勤の給料の1.25倍に設定されるので、体力面に大丈夫そうならおすすめですよ。

 家族手当を設けている事業所も多いです。家族手当とは、扶養する家族がいる職員に対して支払われる手当です。手当が適用される範囲や金額は企業によって異なります。

 移動手当も、重要な手当ての1つです。移動手当とは、訪問介護士などの移動や待機に対して発生する手当です。移動時間も労働時間として扱うようにするためにできた手当です。移動時間に対して賃金を払わない事業所もありますが、労働法基準法に違反する行為になります。

 研修手当は、研修に参加することでもらえる手当です。企業側から命じられて研修に出席する際、企業側は研修に参加した従業員に給与を払う義務があります。強制参加の研修に賃金が払われないことがありますが、違法なので気をつけましょう。


ジャンルごとの介護職の平均給与

2023-03-22 12:24:06 | 給与

 様々な要素によって決められる、介護職の平均給与。中には平均年収300万円以下の介護職員もいれば、1000万円を超える人もいます。介護職の給与を決める主な要素は、年齢、地域、職種、資格の4つです。

 平均給与が最も高い年齢は40代です。平均年収はおよそ380万円になります。介護業界では資格があれば収入をある程度上げることはできますが、同じくらい大事になるのが現場経験です。40代になると様々なシチュエーションを経験し、マニュアルに無い状況にも対応できるようになっています。対応力もあり、なおかつ体も十分に動く40代が一番稼ぐことができるんですよ。

 平均給与が高い地域は東京です。全国の介護職の平均年収が346万円のところ、東京で働く介護職の平均年収は402万円に上ります。介護職員の給与は、地域の物価や土地代、利用者の所得によって変わります。東京はそれら全てが高いので、そこで働く職員の給与も高くなる傾向にあるのです。

 介護職で最も給与が高い職種は、管理職になります。管理職とは施設長、ホーム長、理事長などのことです。直接介護に関わることは少なく、施設の経営や人材の管理、育成を行います。平均年収には幅がありますが、データ上では462万円となっています。大規模な施設の施設長になると1000万円を超えることも珍しくなく、これはとても魅力的ですね。

 資格別に平均年収を比較すると、安定して高いのがケアマネージャーです。ケアマネージャーはケアプランを作成し、介護施設と施設利用者をつなぐ役割をしています。平均年収は420万円と全職種と比べても高収入の職業です。給与を上げたい介護職は、ぜひおすすめサイトの内容も確認してみてくださいね。