1月29日、黒田日銀総裁が突然発表した「マイナス金利」政策。
その適用日は、2月16日から。
故、金正日将軍の誕生日と同じ日ですね~
あまり、関係ないか!
突然の発表なのに、前から準備していたかのように、各銀行さんは預金金利を引き下げました。
おいおい、金利引き下げは、せめて(マイナス金利の)適用日より後にすべきではないのかい?ゆうちょ銀行さん!
と、僕は感じました。
ゆうちょ銀 また金利引き下げ、通常貯金など今月2回目
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2709174.html
三菱東京UFJ銀も金利引き下げ 3メガ、足並みそろう
http://www.asahi.com/articles/ASJ2M4T7QJ2MULFA00V.html
住宅ローンと普通預金の金利引き下げ 三井住友銀、大手3行で初
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201602/CK2016021602000136.html
だけど、日銀発表資料をよく見ると、マイナス金利が適用されるのは、これまでの残高よりも増えた部分だけのようです。
つまり、今まで預けていた部分はプラス0.1%で、これから増えた部分だけがマイナス0.1%。
銀行にとっては、当座預金残高が増えなければ、「今までと同じ」ということ!
えっ、それじゃあ、預金金利を下げただけじゃん!!
銀行は、ずるいんじゃない?
ですよね~~
《日銀発表資料》
「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160129a.pdf
マスコミがこの事をほとんど報道しないのは、真の目的が別のところにあるのでは?
と、思います。それは何か?
①銀行の経費節減
銀行が預金金利を引き下げるということは、企業が従業員の賃金を減らすのと同じようなもの。
しかも、なにも経営努力・営業努力をしないで、減らす事ができますね!
②住宅ローンの借換手数料稼ぎ
住宅ローン金利も同時に下がりますから、ローンの借換えをする人が増え、手数料収入で銀行は儲かるはずです。
銀行のセールスマンは、外回りをしなくても顧客の方から窓口に来てくれるようになり、とても効率よく手数料収入を稼げますね。
③銀行の株価下落の阻止
普通に考えれば、マイナス金利導入により、銀行関係の株価は大きく下落しそうなものですが、それほどでもないようですね。
預金者に支払う利息を減らし、大株主様の大量に保有している株式の価格下落を阻止したのではないでしょうか?
以上、僕の妄想でした。
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