ほら吹き公爵クリグリッグ

この講釈(公爵)、嘘か真か・・・ご判断は読まれたあなたにお任せ致します

一緒くたにリンチ (ハイチ)

2017-03-14 | 嘘か真か・・・・海外編
コナイブという町での話です。
こともあろうかバスが二人の通行人をはねてしまいました。

さらにこのバスの運転手は「このまま逃げちゃおう」
と、ひき逃げを決め込みます。

しかし逃げた道の真ん中には、
ちょうどストリートミュージシャン達がパフォーマンスを行っていました。

バスの運転手は停まれば捕まってしまうので、
我が身可愛さのあまりこの人ごみに突っ込みます。

ついには3つのストリートミュージシャンのグループを含む
38名を死亡させてしまう惨事となりました。


さて本題はここからです。


一部始終を見ていた群衆は怒って、
バスに詰め寄り運転手を引きずりだそうとしました。

しかしバスですから当然、
運転手以外にも大勢の乗客が乗ったままです。

そして窓から外をのぞいている顔を見ても誰が運転手だかわかりません。

それ面倒だ! と云うことになりまして、
バスに同乗していた者は連帯責任だとばかりに、
運転手と乗客を乗せたまま燃やしてしまおうと放火しようとしました。

事故に駆け付けた警察隊がなんとか群衆を説得しましたが、
「悪者」に火を放ちたいと集まった群衆の気はなかなか収まりません。

それでも隙をみつけて警察は運転手と乗客を保護しました。

話しを聞いた街の人々も怒りましたが、
その怒りの矛先をどこへ持っていったらよいのかわかりません。

そうだ運転手を雇ったバス会社が悪い! と云うことになりまして、
バス会社を襲撃しそうな勢いになっていましたので、
警察はバス会社も保護下に置いているそうです。


もしハイチへ行くことがあったら、バスには乗らない方が無難かも。
いやいや、タクシーだって事故を起こしたら運転手とともに・・・




めでたし めでたし





ジョンさんだらけ

2017-02-22 | 嘘か真か・・・・海外編
いま話題になっている、故 金正日総書記の長男だった金正男氏が、三男で総書記の金正恩氏の指示で暗殺されたと疑われている事件。

カタカナにすると、ジョンイルさんの長男ジョンナムさんが弟のジョンウンさんに暗殺されたのか?
容疑者として捕まったのがジョンチョルさんで、北朝鮮に逃げ帰った一人にジョンギルさんがいるそうです。

う~ん、外国人にニックネームで呼ばれたら、皆さん「ヘイ! ジョン」なのでしょうか。
連日、予想や憶測で話しているテレビの解説者の人たちも、よく間違えないものですね。

事件の解明が進むにつれて、また新たなジョンの登場となるのでしょうか。

そう云えば、セルビアのサッカーチームもビッチさんばかりでした。








嫁にするなら日本人 (中国)

2017-02-19 | 嘘か真か・・・・海外編
Heaven is
an American salary,
a Chinese Cook,
a British Home,
and a Japanese Wife.

最も幸せなのは、
アメリカの高い給料をもらって
中国人のコックを雇って
イギリスの家に住んで
日本人の妻を持つこと  


昔のアメリカの有名なジョークだそうですね。


ところが反日感情の強いはずの中国で、今でも男性の多くが、「結婚するなら日本人女性」と思っているんだそうです。

日本の女性はやさしいから、との理由かららしいですが・・・

一昔のアジアの途上国では日本人の女性を妻にして、彼女の実家から資金援助をしてもらい自国にホテルを建築すれば、あとはのんびり遊んで暮らせると夢見た男性も多かったはず。
実際にその夢をかなえた家が点々とホテルを建てたとか。

やさしいって云う意味、どちらでしょうね。


そんな話、嘘か真か・・・












会ってはならない場所で 有ってならない事を

2012-10-28 | クリグリッグの身近な話
あなたなら、どうしますか?


K部長は会社を代表するような、堅物で有名な人物です。

いつも真面目な顔をしていて、他人に笑顔を見せることなどめったにありません。

もちろん皆と冗談を言い合うような人ではないのです。

家でも厳粛な亭主関白で、彼が「我が家のバイブル」と言っても過言でなないでしょう。

真面目な良いお父さんなのです。


そんなK部長ですが、会社や家ではけして見せることはない一面がありました。

そう会社と家の間…
帰宅途中のK部長です。

実は帰宅する途中の夜の街で、たまにエッチなお店に立寄るのが、K部長のストレス発散方法でした。

その日も店先のネオンに誘われるように、エッチなお店へと入っていきました。

ここははじめて入ったお店でしたので、馴染みの女の子はいません。
俗にいう「フリーのお客様」ですね。
お店のほうで適当に女の子をつけてくれます。  

薄暗い中をわずかなピンクの光がさし、いかにも「エッチなお店」の雰囲気の店内にK部長の期待が膨らみます。

しばらくすると
「いらっしゃいませ〜」と若い女の子が声を掛けながら、K部長の横に座りました。

K部長は女の子の顔を見てハッとしました。

そして座ってしまった女の子も、一瞬動揺したようにみえました。

彼女がK部長の部署にいる部下のS子にそっくりだったからです。

いや、もしかしたら本人かもしれない…

しかしここで慌ててはいけません。
S子本人であれば尚更のこと、彼女のためにも気が付かない振りをしなければ可哀想です。(K部長の弁)

K部長は酔っ払っているふりをして、S子だとはまったく気付いていない顔をしながら、心を鬼にしてエッチに励んだそうです(K部長の弁)

彼女にバレないようにとの気配りから、普段のK部長以上にエッチの限りを尽くしたらしいです。(外野の憶測)


翌日、職場の二人はいつものように接しました。
K部長は何もなかったかのように装い、ちらっとS子を見ましたが、彼女も普段通りに仕事をしていました。


K部長は、一人勝手な人違いをしたのだと思いました。

そう、2週間後にS子から退職届けを出されるまでは。



もしあなたがK部長の立場でしたら、どのように対象されますか?









税金を払うと、さらに税金を取られる国

2011-01-07 | 嘘か真か・・・・国内編
税金を払うことは国民の義務ですね。


ところがそんな国民の善良な心につけ込んで、
税金に税金を掛けている国があります。

そう・・・よくも税金を払いやがったな!と、税金を請求するんです。


でも、その国民はよく分からないので文句も言いません。

みんな、おとなしく払ってくれる可笑しな国があるそうです。





・・・・・ガソリン税に消費税を掛かる二重課税とか



どこかの不思議な国のお話しでした。



あれっ、カテゴリが「国内編」になっていたか。












失くされたズボンの代金 (アメリカ)

2008-12-19 | 嘘か真か・・・・海外編
クリーニング店に出したスーツのズボンを紛失されたら、
いったい幾ら位の金額を弁償してもらえるのでしょう。

ワシントンでクリーニング店を経営する韓国人のジン・チュンさんは、
お客に別のズボンを渡してしまったことで、
約48億円(5400万ドル)の賠償金を請求されることになりました。

訴えを起こしたお客は行政法判事のロイ・ピアソンさんです。

ロイ判事は本当にその法律の知恵を生かして、
ジンさんから48億円を取れると思ったのでしょうか。
それとも単なる韓国人嫌いなのでしょうか。


ロイ判事に賠償金48億円の根拠を聞くと、
「あの店には『満足保証』と書いた広告が貼ってあった。
今回のズボン紛失はこれを裏切る行為で、
市の消費者保護法に違反するものだ!」
という言い分なんです。

しかし、アメリカの裁判所にも良識があるようで、
一審では、「満足保証といっても、これじゃあ非現実的だ」という
チュンさんの主張が通ってロイ判事は敗訴。

さらに上訴裁判所でも棄却となりました。
諦めのつかないロイ判事は連邦最高裁への上訴を考えているようです。

チュンさんはこの揉め事の3年間で、
経営していた3店舗のうちの2店舗は閉店に追い込まれています。

ロイ判事も任期切れを迎えたのに、再任されないまま失職。

約48億円を手にできないうえに、
判事の職も失うなんて我慢ができないロイ判事は、
今度は任命権限を持つ市を相手に訴訟を起こしているそうです。

最初から48万円にしておけば・・・・
なんて思っちゃう小市民のクリグリッグでした。












逃走車の選び方 (マレーシア)

2008-09-30 | 嘘か真か・・・・海外編
凶悪な犯行を行う前には、それなりに入念な計画が必要です。

まして、殺人の可能性もある武装強盗をするのでしたら、
なおさら細かい計画と気持ちの整理が必要ですね。


現金輸送車を襲う計画をたてた今回の主役2人も、
輸送車の警備員に仲間を仕込んだり、
逃走用の車を確保する手立てをしたのでしょう。


その日の現場は、クアラルンプール近郊にあるショッピングモールです。

まずは駐車場に行き、逃走用の車を吟味・・・
目立たないようにごく普通の小さな車を盗みました。

ショッピングモールの売上金を回収するために、
輸送車は予定通りに、いつもの出入り口に停まりました。

この輸送車は、他のお店も回ってきましたので、
すでにかなりの大金が積まれているはずです。


輸送車には警備員が5人も乗っていましたが、
うち数名が建物の中へと消えます。

残った警備員は輸送車の後ろに回り、
運ばれてくる現金を素早く積めるよう体勢をとりました。

犯人の1人はこの警備員の背後を襲い、銃で脅します。
同時にもう1人が運転席にあがり、輸送車を発車させました。

警備員を威嚇していた仲間も輸送車に飛び乗って、
あざやかな手口にひとりの負傷者も出さず、大成功です。

2人は自分達の才能に賛美しました。


さて、逃走用の車のところまできて、
輸送車の荷台を開けると現金袋が18個、積まれていました。

目立たないように選んだ小型車。
あまりにも小さい車にしてしまったようで、
現金袋は9個しか積み込めません。

仕方なく半分だけの現金を奪い去り、
残りの約130万米ドル(約1億3500万円)を残していきました。


その車中は無口だったことでしょう。


















誰の影響?

2008-09-23 | 嘘か真か・・・・国内編
伊東さん(仮名)は珍しく横に娘のあやちゃんを座らせて、
車を走らせていました。

あやちゃんは幼稚園に通い始めたばかりの可愛い盛りですが、
いつもは助手席はママの座る場所です。

そのママをおばあちゃんの家へ迎えに行くところなので、
今日は二人だけで車に乗っていました。



しばらくすると伊東さんは、
あることに気がつきました。

窓の外を見ているあやちゃんが、
となりに他の車が並ぶたびに、
何かをブツブツと言っているんです。

耳をすませて聞いてみると、
彼女の言葉にびっくりしました。


となりの車に向かって懸命に、
「ばかやろう!
テメエ、このやろう!」
と悪態をついているではありませんか。

幼稚園にあがると悪くなるとは聞いていたが、
早速、うちの娘も染まっちゃったんだなぁ‥‥‥
と溜め息をつきました。



帰り道はママが隣に座って、
あやちゃんは後部座席で眠っています。

伊東さんはスピード狂ではないですが、
運転には自信を持っています。

行くときに聞いた、あやちゃんの口の悪いのを、
ママに話そうかと思ったときです。

快調に追い越し車線を走っていた伊東さんの車のまえに、
無理やり車線変更してきた車がありました。

咄嗟に伊東さんの口からは、
「あっ、危ねぇ!
このバカやろう!
テメエ、なんていう運転しやがるんだ、
このやろう!」


思わず伊東さんは苦笑いをしてしまいました。
あやちゃんはパパの口真似をしていたんですね。

自分でも気にしてみれば、
帰り道に何度もこのセリフが、
口からこぼれ出そうになります。

考えてみれば、それほど危険でなくとも、
このセリフを言っていたようです。

ちょっぴり反省の伊東さんでした。




めでたし、めでたし























離婚しなければ死刑! (ナイジェリア)

2008-09-07 | 嘘か真か・・・・海外編
イスラム教の教えでは、
ひとりの男性が娶れる妻の人数は、
4人までと決められているそうです。

なんとも羨まし・・・
そんなことは、ありませんよね(汗)


ところがナイジェリアに住むアブバカルさんは、
イスラム教信者なのに、
ひとりで、なんと86人もの妻が居るんだそうです。

すごいですね。



日本でも「堅い職業の人はハメをはずすと・・・・・」
などと言われますが、
アブバカルさんは別にハメをはずした訳ではありませんが、
職業は元教師と、やはり堅い勤めだったんですね。

しかもアブバカルさんは現在84歳。
30年ほど前から次々と86人の妻と結婚して、
いまや170人の子供がいるそうです。

「普通の男だったら、奥さんが10人も居れば死んじゃうよ。
でもオレは神様から授かったパワーのお陰で精力絶倫!」
とはアブバカルさんの弁です。

たしかに、自慢したくもなるのでしょうが、
このたび、裁判所より、
「イスラム教の教えでは妻は4人までです。
「だからオーバーした分の妻82人と
3日間以内に離婚をしなければ、
アブバカルさんは死刑です」
という判決を言い渡されてしまいました。

1時間にひとりの割合で離婚したのでは、
3日間で72人までしか別れられませんね。

この聖職者のアブバカルさんは、
合同離婚式でも執り行なうのでしょうか。














2位は金、5位でも銅

2008-09-05 | 嘘か真か・・・・国内編
いまから4年まえのアテネ・オリンピックで、
2位だったハンマー投げの室伏選手は、
1位になったハンガリーのアヌシュ選手に、
ドーピング規則違反があったため、
繰り上げで金メダルを獲得しました。

帰国したアヌシュ選手が金メダルの返還を渋って、
国際オリンピック委員会としばらくモメていましたが、
しばらく後に室伏選手に金メダルが贈られました。



ことしの北京オリンピックでは、
室伏選手は残念ながら5位の成績でした。

ところが競技終了後に行われたドーピング検査で、
2位のデビャトフスキー選手と3位のチホン選手から、
禁止薬物の陽性反応が出たんです。

二人ともベラルーシの選手でした。

なので4位の選手が銀メダルに、
また5位の室伏選手は銅メダルを獲得することになりました。

2大会続けて、同じ競技で、同じ選手が、
同じ理由でメダル獲得に押し上げされるなんて、
滅多にあることではないでしょう。


きょうは「嘘か真か」ではなくて、
「嘘のような真の話」になりました。

いま流れているニュースも、
数年後にはクイズ番組なんかに、
「嘘か真か」で紹介されるのかもしれませんね。