世の中の実銃をネタにすれば生涯費やしてもやりきれない広大なカスタム趣味のはずが、好みが偏っている私はベースとなるモデルガンの関係もあり、いつもネタ切れに悩まされます。
実在するモデルを形にするのはベースガンやパーツが見つかりにくくなった昨今では準備ができるまで1年以上かかったりすることがザラなので、入手可能なブツで在りそうで無さそうな空想モデルをでっち上げるのが楽だったりしますw
実銃の世界でも「なんでこんな…」と思うカスタムは色々あるので思うままにやりましょう!
タナカの327R8はガスガンが発売されてからなんの音沙汰もなく、モデルガンは発売されないのでは?、と諦めかけていたところに発売されたのでうれしくなり即購入しました。
Nフレームで.357が8連発というのはとても個性的でよいのですが、2インチモデルはそれほど思い入れのあるモデルでもなく、このままだとタンスの肥やし決定なので、これを使ったカスタムを考えていました。
タナカのM29 PerformanceCenter(PC29)のバレルを使って旭工房でPC627を製作してもらったことを思い出し、今回もPC29のバレルと327R8を合体させてみよう!とYさんに相談したところ、製作OKしていただきました(^^)
PC627のときはPC29がなかなか見つからず難儀しましたが、今回は中古ショップに複数在庫があり、すんなりと確保出来ました。
長年パーツ探しをしているとたまに一期一会のタイミングの妙を感じます。
タナカのPC29といえば、10年くらい前に徳さんに誘われて参加したオフ会で、私と同年代のおじさん(初対面)が私の前にシルバーのPC29をゴトリと置いて
「マニアたるもの、こんなブツを持っていないと!」
と豪快にアピールされて
「は、はぁ…??」
と曖昧に返したことを思い出しますw
私がそのオフ会に何も持参しなかったので、自慢のブツを持ってないヤツだと思われたのかもしれませんね。
豪快おじさんが一体誰だったのか未だに謎です。
オフ会も以前は誘われたら参加してましたが、例えば映画やドラマに出た銃が好きな人の集まりは、銃を肴に映画談義をしたいので「映画は観て面白けりゃ銃のディテールなんてどうでもいい」の私じゃ会話が続かなかったり、自主規制のポリシーが合わない声の大きな常連が居たりするとめんどくさいので、今では見知った人たちの飲み会にしか出ないようになりました。
話が横道に逸れましたが、YさんにPC29のバレルとM327を合体させてもらいました。
バレルにはデカデカと“.44Magnum”と刻印があったので、秋葉原のSIDEARMSで刻印の削除と打ち直してもらいました。
PerformanceCenterっぽいバレルはM327に良く合います。
Yさんから「標準グリップだと3インチにするとバランスが良くない」との指摘があり、少し長めのグリップに着替えました。
私が3インチ好きなのもあり、とても良いバランスになりました(^^)
.357の8連発シリンダはコンシールガンとしては不利ですが、リボルバとしては6発+2発は心強いのではと思います。
実銃をできるだけ忠実に形にするというのもカスタムの醍醐味ですが、実銃の模型であるモデルガンならではの自由なカスタムも楽しいです。
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