断られたショックを引き摺りながら、里親募集を見ていた。
またもや、県内に白い双子の姉妹が居た。
前回の仔猫より、二ヶ月くらい大きい。
既に飼っている猫は、去勢済みの男の子だ。
姉妹も避妊手術予定だから、ハーレムにはならないだろうが、仲良くやれそうだ。
連絡を取ってみた。
返事待ち。
…していたら、「電話で話してみたい」との事。
?
複数の猫を欲しいとか言ったから、虐待を疑われてるのだろうか?
メールで固定電話の番号を教える。
17時前くらいに、電話が掛かって来た。
避妊手術が終わっている事などを知らされた。
譲渡する場合、費用を貰いたいとか、色々と具体的な質問。
職業は?
収入は?
貯金は?
正直に答えたら、「凄い!」と、言っていたが、自分の事は何も言わない。
今週、譲渡会が有り、それが終わっても残っていたら、と、言う話だった。
やはり、両親が高齢で有る事を言われたので、諦めの境地。
噂通り、保護猫は厳しい。
内心、「この女、感じ悪りぃ!」と、思った。
生後半年の姉妹猫が貰われなかったら、お前の非常識が原因だよ、と言いたかった。