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▼ 「Googleニュース」が日本でもスタート~ニュースソースは600サイト以上

2004年09月01日 15時14分05秒 | IT情報
グーグルは1日、ニュース情報リスティングサービス「Googleニュース日本語版」をスタートした。600以上の日本語ニュースサイトを対象としており、分単位でニュース見出しを表示するという。

Googleニュースは、米Googleが2001年12月に開始した「Google News」の日本語版。「トップ記事」「社会」「世界」「経済」「政治」「文化/芸能」「スポーツ」「科学/ニュース」といったカテゴリ別にニュース見出しを表示する。各見出しは、マスコミ各社のサイトに対して、Googleの検索機能と同様にクローリングして分単位で収集。その後、ページランクなど同社の技術を元にグループ化して表示するようになっている。

なお、Googleニュースに掲載された記事見出しは通常の検索時にも反映され、ニュースに関連したキーワードの検索結果では最上部に表示される。収集された記事見出しは30日前後保存されるが、同じテーマの記事が多数存在する場合は、30日が経過する前に削除されることもあるとしている。

ニュース見出しの著作権については、「公開されている見出しについて収集しており、問題はない」(グーグル インターナショナルビジネスプロダクトマネージャーのリチャード・チェン氏)との認識を示した。とはいえ、「インターネット上のニュースにも編集などの人的作業が加えられており、そうした労力は尊重したい。マスコミ各社の要望には可能な限り配慮する」とコメント。Googleニュースへの掲載を望まない報道機関は事前に申し出ることで、掲載を差し控えるとしている。

日本語化が遅れたことに関しては、「英語と異なり日本語は2バイトで表示するため、移植作業が困難だった。また、日本語の形態素解析も難しかった」と説明した。当面はRSS配信などは行わない予定だが、「Googleニュースの更新情報をリアルタイムで配信するメールサービスや、各種ブログとの連携は考えていきたい」としている。
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