地域安全・暴力追放生駒大会

昨日は午後から行われました地域安全・暴力追放生駒大会に行ってきました。生駒市の地域防犯推進委員や各自治会の方々が多数参加されました。市長の挨拶や生駒市議会議長の挨拶の後で生駒警察の生活安全課課長の防犯と地域のありかたやについての講演。また暴力被害者の会の堀江ひとみさんの講演もありました。堀江さんは二四年前に阪急園田駅で起きた暴力団の抗争事件に巻き込まれて銃弾で命を落とした当時19才の女の子のお母さん。何も関係のない一般市民がヤクザの抗争に巻き込まれた事件でした。事件当時の様子や病院での様子、当時の弁護士や警察とのやり取りなどを話されました。現在は70才を過ぎておられる堀江さん。非常にお元気な方。当時は裁判で戦い、暴力団の組長の管理責任を問う裁判。画期的な判決で、ヤクザの親分の管理責めた判決が下されました。その時の賠償金をもとに「まや基金」なる暴力団の被害者の裁判費用に役立てる基金を設立されました。「まや」とは亡くなった娘さんの名前。今、娘さんが生きていたら42才との事。堀江
さんは！どこに講演に行くにも娘さんの位牌を胸に行かれます。昨日もそうでありました。夢一杯の19才でヤクザの流れ弾で亡くなった彼女。楽しいはずの夢も人生も奪われ無念であったと思います。お母さんの頑張りで画期的な判例が生まれ現在の暴力団被害者に生かされています。金がかかる裁判に「まや基金」も生かされています。日本全国で暴力団関係者は約８万人と言われています。日本経済に暗躍を続けてきた暴力団。経済の形に比例した形で犯罪の形を変えながら構成数はほぼ横這い。幸い生駒市には暴力団の組事務所はないとの事です。各地で凶悪な犯罪が起きている中、凶悪な犯罪ではないが、生駒市でも窃盗や振込め詐欺などの犯罪は増加傾向であるとの事。生駒でも！防犯委員の方や自治会の方が地域を見回りされています。地域の取り組みが！防犯につながります。防犯の腕章や服を着た方々を見ましたら、みなさんも一言声をかけてあげてください。