不景気のどん底（ーー）今年の年末は例年に増してそう感じます。今朝の新聞ではソニーが8000人削減や新規就職の内定の取り消しや（ーー）そんな報道ばかりであります。麻生さんも先送りまでした解散総選挙で政策重視を声高らかに唱えながら何一つしていない？時間はどんどんと進み日本経済は打つ手も無く疲弊。どんどんと日本丸は沈みつつあります。まあ（笑）私は国の事よりも身近な生駒の事を考えます（笑）
昨日から生駒市の12月の定例議会が開かれています。生駒にとってどんな一年であったのか？そう思います。金融危機で税収の減収など不安要素も山積みであります。将来的に見ても税収の減少は間違いなく予想されます。国からの各補助金の削減などで市の財政も苦しいものになっています。
生駒市の大きな問題である新病院の建設問題。市長様のまずい手法で二転三転四転しています。新病院を作る！！昨年に行われた生駒市議会選挙でも各候補者が呪文のように唱えてきた公約。もちろん財政に圧迫無く病院が運営できるならば生駒市民病院はあった方が良いと私も思います。全国的な病院の経営難。医師不足・看護師不足や地域の医療体制の崩壊。経済対策以上に早急に国や県が取り組まないといけない医療体制。生駒総合病院の閉院から３年が経ちます。その間に生駒市はどういう暫定的な医療体制を取って来たのか？特に閉院から１年の間。幸いにして生駒市には市内や近隣に大きな病院があります。その市内の病院が奈良県の医療審議会に増床申請を行っている時に生駒の新病院も申請を出して医療審議会は既存の病院と生駒市で調整をするようにとの事でありますが、事実上難しい。生駒の医師会からは重複する設備等や機能がある為に市内での医療体制の混乱や既存の病院が増床申請をしている事でその機能を最大限に活用する事が望ましいとの意見で、公立の病院は破綻していく中で生駒市民の過重な負担になりかねない等の理由で新病院には反対の姿勢を取っている。
地域の医療体制で生駒市と医師会や病院との連携が一番大切であると思います。確かに新病院は望ましいものでありました。でも私は少し変わって来たと思う。行政主体の病院が閉院していく中で指定管理者とは言え新病院を作るべきなのか？既存の市内の病院が増床申請をする中でであります。市長も議会も新病院建設ありきの議論しかしていない。そう思います。病院を作る事は地域の医療体制を構築する訳ではないと思う。生駒市にある既存の病院と連携を取る事が大事ではないか？今、生駒市内の入院できる病院の稼働率は70％との事です。生駒市がシステムを提案して既存の病院にお願いをして医療対策を整える。そして現在は生駒市では子供の二次医療が不足しているとの事ですので早急に充実を図る事が地域の医療体制であると考えます。
現在生駒市では、新病院に関わる契約問題で百条委員会が中浦議員の提案で設置されています。新病院の基本設計を指定管理者関係の会社に生駒市が随意契約した件、本来ならば入札によるところを時間が無いとの理由で随意契約で発注？もちろん予定価格も設定せずに相見積もりも取っていない。そんな不適切な契約手続きをごまかす為に？市は公文書の日にちまで改ざん。生駒市長は新病院に係わる最終意思決定権者で市長が自ら進めている事業であります。上記に書いたような事実があり行政内での不透明さを露見した形となったようです。今後の百条委員会の調査報告が楽しみであります。徹底的に追求して頂きたいと願います。
とにかく、新病院は問題だらけであります。本当に生駒市民の為になるように各議員さん考えてくださいね（笑）
