高齢者施設のPCR検査が4月に終了し、契約更新の要望を埼玉県ホームページから『知事への提案』からメールの返信のやり取りを報告します。
2022/04/21 11:23
社会福祉法人 神流福祉会
理事長 岡泉 淳 様
日本財団が実施している高齢者施設職員等を対象としたPCR検査が4月末をもって終了するが、昨今、高齢者施設でクラスター感染が多発していることから、PCR検査の継続をお願いしたいとのお話をいただきました。
高齢者施設職員等へのPCR検査については、昨年1月から9月までは県が実施し、10月以降は日本財団が実施している無料PCR検査を受検するよう推奨してきました。しかしながら、新型コロナウイルスオミクロン株の感染力は極めて強く、感染が広がるスピードも速いことやPCR検査では検査結果が出るまでの間に数日間要することなどから、週1回又は2週に1回のPCR検査では、施設でのクラスターを防ぐのが難しい状況になっています。このため、感染の早期発見につながるよう、3月に県から高齢者施設に対して抗原定性検査キットを配布しています。
5月以降の高齢者施設職員を対象とした検査については、地域の感染状況やウイルスの特性、国の定める基本的対処方針等を考慮し、対応を検討していきます。
寒暖の差が大きい季節です。どうぞご自愛ください。
埼玉県知事 大野 元裕
Re: 知事への提案
ご返信を頂き感謝いたします。
施設の現状では、PCR検査は職員の健康、身体、生命を守る機能として発揮し、早期発見に役立ち感染防止の啓発にもつながっておりますし、新型コロナウイルスに感染した職員の現場復帰の目安になります。
実際に先月、医療機関から入所した高齢者が感染していた事が、入所してから分かり感染高齢者1名濃厚接触者1名を隔離して、3名の職員が隔離対応をしています。その時にも職員の安全性でPCR検査をして約10日間で収束しております。
また医療機関では、感染の疑いのある方は受診した時は検査をしても期間を経てば検査はしませんし、高齢者施設では病院からの入所者は無検査のため、施設負担で抗原検査をしてから入所を進めております。埼玉県が施設に配布した抗原検査キットは、今、感染している施設にと高齢者介護課から聞いています。
このままでは、コロナウイルスの感染が収まらない限り高齢者施設の職員負担が増えて、担い手が更に減少いたします。また、国の方針にも国会議員を通して訴えて行く所存でございますので、ご検討をお願い申し上げます。
社会福祉法人 神流福祉会 理事長 岡泉 淳
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