徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

百里基地航空祭   探索救難デモ

2010-08-09 01:04:28 | 自衛隊基地祭他ミリタリー関連
午前中はUH-60から救難救助員によるパラシュート(パラグライダー)降下が行なわれ、2名の救助員が、スモークマーキングの地点にドンピシャの着地を行なった。
2回目はU-125Aジェット機と UH-60Jによるレスキューデモが行なわれた。救難者をU-125が発見するとUH-60ヘリが駆けつけ、ホバリングしながら 救助員がロープダウンし、無事救難者を引き上げるというデモ。 UH-125Hは救難デモ中、基地上空を旋回していた

U-125A は、MU-2の後継機として導入された救難捜索機。有事に航空救難を行う事を想定しており、視認性が低い青色塗装が施されているのが特徴。航空救難活動に当たっては、UH-60Jヘリコプターとユニットを形成して行動し、飛行速度の速さを活かしていち早く遭難現場に急行、遭難者の捜索を行う。遭難者発見時はデータを後続のUH-60Jに送り、保命用サバイバルキットを投下するなど遭難者の生存性を高めることに寄与する。日本独自の救難思想に基づいて、国内で航空自衛隊仕様への改造が施されており、機体側面に大型観測窓、胴体下面にコブ状の捜索用レーダーアンテナ、機首下部に収納式の赤外線暗視装置(TIE)を搭載している。
捜索用レーダーで海上を捜索し、漂流物を捉えロックオンすると、連動した赤外線暗視装置(TIE)で夜間でも鮮明に映像で確認することができ、その鮮明さは波間に翼を休めるカモメも識別できるほどだという。同機が出動する機会が多い夜間や荒天時の救難活動に絶大な威力を発揮する装備だ。


UH-60J は、アメリカ空軍の救難ヘリコプターHH-60Aをベースに航空自衛隊および海上自衛隊向けに改修が施された救難ヘリコプター。赤外線暗視装置、気象レーダーや精密な慣性航法装置を搭載しているほか、機体側面にバブルウインドウ(半球状に膨らんだ形の窓)や、大型燃料タンクの追加が行われている。航続距離が長いので救難可能区域も広く、ほぼ防空識別圏内をカバー、遭難者を生存可能時間内に救助できる能力が高められている。
固定翼の救難捜索機U-125Aとチームで運用され、都道府県知事からの要請により民間での幅広い救助活動も行っている。警察・消防などのヘリコプターが(厳しい気象コンディション等の為)出動を断念した際に出動要請が行われることも多く、日本中の捜索・救難の最前線で活躍している。






アメリカの兵員輸送用&多目的用の 通称ブラックホークがベース

ロープで地上に降下

ホバリング中

救難者の救助に成功!


急上昇を見せる。高い機動性も持ち合わせている

救助機ペアのデモが終了し、基地上空をローパスする




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