米マカフィーは19日、「サイバー空間でもっとも検索リスクの高い有名人2010」を発表した。キャメロン?ディアスが、ジェシカ?ビールに代わって、米国のWeb検索でもっとも危険な有名人となった。【その他の画像、より大きな画像、詳細なデータ表など】 この調査は今年で4年目。アスリート、ミュージシャン、政治家、コメディアン、ハリウッドスターなどを対象に、Web検索においてもっとも危険な有名人を公表するものだ。この調査によると、ごく最近、映画『ナイト&デイ』、『シュレック フォーエバー』がヒットしたキャメロン?ディアス(Cameron Diaz)が1位(9.67%)となった。「Cameron Diaz and screensavers」で検索した場合、19%のサイトに悪意のあるダウンロードが含まれていたという。2位(8.89%)はジュリア?ロバーツ(Julia Roberts)で、あいかわらず高い人気が伺える。以下、3位(8.67%)がジェシカ?ビール(Jessica Biel)、4位(8.33%)がジゼル?ブンチェン(Gisele Bundchen)、5位(8.11%)がブラッド?ピット(Brad Pitt)となっている。 そのほかでは、人気コスメテック?ブランド“ヴィクトリアズ?シークレット”の「エンジェル」と呼ばれる、トップモデル3人が上位に入った。セクシーなジゼル?ブンチェン(4位)、アドリアナ?リマ(6位)、ハイディ?クルム(7位)の素材をダウンロードしようと検索すると、リスクの高いサイトが表示される。 このように映画スターとモデルの危険率が高い一方で、バラク?オバマ(49位)やサラ?ペイリン(50位)などの政治家の危険率は、低いことが判明した。また、レディ?ガガ(37位)やジャスティン?ビーバー(46位)などのポップシンガー、ザック?エフロン(40位)やマイリー?サイラス(44位)などの若手ハリウッドスターの検索も比較的安全だった。 McAfee Labsのリサーチ&コミュニケーション担当ディレクター、デイヴィッド?マーカス氏は「今年の有名人に関する検索リスクは、昨年までよりも低くなっていますが、インターネット検索の危険は現在も続いています。個人ユーザーがより活発に検索するようになるにつれ、サイバー犯罪者のテクニックはさらに悪質化しています。最近の傾向には、短縮URLのような“きわめて小さな”場所に悪意のあるコンテンツを隠す手法があります。この短縮URLは、webサイトやダウンロードではなく、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)やTwitterなどを使用することで、きわめて簡単に広がる可能性があります。PCであろうとスマートフォンであろうと、ネットサーフィンは安全に行うべきです。サイバー犯罪者は、常に最新トレンドを利用してユーザーに罠を仕掛けています」とのコメントを寄せている。【関連記事】McAfeeのセキュリティ研究レポート 「アルゼンチンが最多で、イタリアが最小なのは何?」オンライン詐欺の国別傾向があきらかに いま最も危険な「Windowsショートカット脆弱性」、挙動や問題点を徹底解説 一向に減らない「ワンクリ詐欺」の現状をおさらい ? 7月のウイルス?不正アクセス状況[IPA] 偽ウイルス対策ソフト、10日で400万台が感染、年間売上は150億円超 ? マカフィー、最新動向レポート
米マカフィーは19日、「サイバー空間でもっとも検索リスクの高い有名人2010」を発表した。キャメロン?ディアスが、ジェシカ?ビールに代わって、米国のWeb検索でもっとも危険な有名人となった。【その他の画像、より大きな画像、詳細なデータ表など】 この調査は今年で4年目。アスリート、ミュージシャン、政治家、コメディアン、ハリウッドスターなどを対象に、Web検索においてもっとも危険な有名人を公表するものだ。この調査によると、ごく最近、映画『ナイト&デイ』、『シュレック フォーエバー』がヒットしたキャメロン?ディアス(Cameron Diaz)が1位(9.67%)となった。「Cameron Diaz and screensavers」で検索した場合、19%のサイトに悪意のあるダウンロードが含まれていたという。2位(8.89%)はジュリア?ロバーツ(Julia Roberts)で、あいかわらず高い人気が伺える。以下、3位(8.67%)がジェシカ?ビール(Jessica Biel)、4位(8.33%)がジゼル?ブンチェン(Gisele Bundchen)、5位(8.11%)がブラッド?ピット(Brad Pitt)となっている。 そのほかでは、人気コスメテック?ブランド“ヴィクトリアズ?シークレット”の「エンジェル」と呼ばれる、トップモデル3人が上位に入った。セクシーなジゼル?ブンチェン(4位)、アドリアナ?リマ(6位)、ハイディ?クルム(7位)の素材をダウンロードしようと検索すると、リスクの高いサイトが表示される。 このように映画スターとモデルの危険率が高い一方で、バラク?オバマ(49位)やサラ?ペイリン(50位)などの政治家の危険率は、低いことが判明した。また、レディ?ガガ(37位)やジャスティン?ビーバー(46位)などのポップシンガー、ザック?エフロン(40位)やマイリー?サイラス(44位)などの若手ハリウッドスターの検索も比較的安全だった。 McAfee Labsのリサーチ&コミュニケーション担当ディレクター、デイヴィッド?マーカス氏は「今年の有名人に関する検索リスクは、昨年までよりも低くなっていますが、インターネット検索の危険は現在も続いています。個人ユーザーがより活発に検索するようになるにつれ、サイバー犯罪者のテクニックはさらに悪質化しています。最近の傾向には、短縮URLのような“きわめて小さな”場所に悪意のあるコンテンツを隠す手法があります。この短縮URLは、webサイトやダウンロードではなく、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)やTwitterなどを使用することで、きわめて簡単に広がる可能性があります。PCであろうとスマートフォンであろうと、ネットサーフィンは安全に行うべきです。サイバー犯罪者は、常に最新トレンドを利用してユーザーに罠を仕掛けています」とのコメントを寄せている。【関連記事】McAfeeのセキュリティ研究レポート 「アルゼンチンが最多で、イタリアが最小なのは何?」オンライン詐欺の国別傾向があきらかに いま最も危険な「Windowsショートカット脆弱性」、挙動や問題点を徹底解説 一向に減らない「ワンクリ詐欺」の現状をおさらい ? 7月のウイルス?不正アクセス状況[IPA] 偽ウイルス対策ソフト、10日で400万台が感染、年間売上は150億円超 ? マカフィー、最新動向レポート