ALIX (PC Engines) への Vinelinux のインストールについて、
まとめて書きます。
利用したもの:
ALIX.2C3 (PC Engines) + CFカード(4G)(2Gでも十分か) + 12V(1A) DCアダプタ
クロスシリアルケーブル
デスクトップPC(Pentium4で、WindowsXPとVinelinux4.2のデュアルブート、CFカードが読めるスロット)
(Tera Term Professional / Linux側でCOMポートを読めばよいのですが、
よくわかっていなくて、Windows側の方が簡単だと勝手に思い込んだので...)
Vinelinux4.2のインストールCD
以下手順を記載しますが、ぼくが行った手順ですので、
必要ないものや、間違っている記載もあると思います。
■0.概要
デスクトップPC(別にノートでもよいですが)を用いて、VinelinuxのインストールCDから
CFカードにVinelinuxをインストールし、必要な設定(ブート設定)をディスクトップPCに
インストールされているVinelinuxから行うことで、ALIXで動作するCFカードを作成する。
■1.前準備
Windows上からシリアルケーブルでALIXのコンソールに接続する。
通信速度の設定や、ALIXのBIOSメニューの設定。
1-1 COMポートでALIXと接続
WindowsXPの[コントロール パネル]→[管理ツール]→[コンピュータの管理]
ここで、COMポートのスピード設定を行います。(添付画像参照/右クリックでプロパティ)
ALIXの通信スピードのデフォルトが38400bpsなので「ポートの設定」のビット/秒を
「38400」に設定します。添付画像参照
1-2 Tera Term Professional を起動して待ち受け
Tera Termを起動し、New Connectionで、「Serial」を選択して、
「COM1」に接続します。(COM1かどうかは1-1の手順の際にわかります)
接続後、スピード設定を行います。
「Setup」メニュータブの中から「Serial port」を選択して、
Baud rate:を38400とします。
1-3 ALIXを起動(BIOSバージョンのチェック、通信スピードの設定)
ALIXの電源を入れると
-----
PC Engines ALIX.2 v0.99
640 KB Base Memory
261120 KB Extended Memory
-----
と表示されますが、その表示が終わる前のメモリーチェックの段階で、
(つまり、ALIXの電源を入れたらすぐに、)
WindowsXP上のTera Termを通じてキーボードから「s」を入力して、
BIOS Setupに入ります。
-----
01F0 Master 044A CF 4GB
Phys C/H/S 7866/16/63 Log C/H/S 983/128/63
BIOS setup:
(9) 9600 baud (2) 19200 baud *3* 38400 baud (5) 57600 baud (1) 115200 baud
*C* CHS mode (L) LBA mode (W) HDD wait (V) HDD slave (U) UDMA enable
(M) MFGPT workaround
(P) late PCI init
*R* Serial console enable
(E) PXE boot enable
(X) Xmodem upload
(Q) Quit
-----
ぼくは、通信速度を「5」を押して、57600に変更しました。
この変更後、「q」によりQuitして、再起動ですが、1-1および1-2の手順で、
通信速度を57600にする必要があります。
以上で、前準備が終了です。
■余談
BIOS設定で、「e」で、PXE Bootを選択して、Vinelinuxを入れようと試みて、
PXEブート用のブートファイルをVineのインストールCDから取得して、
ftp://ftp.kernel.org/[..]ux/utils/boot/syslinux/syslinux-3.61.zip
を使って、
[PXE-boot]
|- vmlinuz
|- initrd.img
|- pxelinux.0
|-[pxelinux.cfg]
|- default
その「default」ファイルの中身は、
-----
serial 0 57600
default install
prompt 1
timeout 150
label install
kernel vmlinuz
append text serial console=ttyS0,57600 load initrd=initrd.img devfs=nomount
-----
として、実行して、セットアップの途中までは進んだのですが、
anacondaの実行がスタートしたところで、止まってしまいました。
ですので、今回は、CFカードに対して、別のPC上でインストールすることとしました。
-----
Traceback (most recent call last):
File "/usr/bin/anaconda", line 1184, in ?
intf.run(id, dispatch, configFileData)
File "/usr/lib/anaconda/text.py", line 519, in run
dispatch.gotoNext()
File "/usr/lib/anaconda/dispatch.py", line 171, in gotoNext
self.moveStep()
File "/usr/lib/anaconda/dispatch.py", line 239, in moveStep
rc = apply(func, self.bindArgs(args))
File "/usr/lib/anaconda/packages.py", line 280, in checkMonitorOK
if xsetup.xhwstate is not None:
AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'xhwstate'
まとめて書きます。
利用したもの:
ALIX.2C3 (PC Engines) + CFカード(4G)(2Gでも十分か) + 12V(1A) DCアダプタ
クロスシリアルケーブル
デスクトップPC(Pentium4で、WindowsXPとVinelinux4.2のデュアルブート、CFカードが読めるスロット)
(Tera Term Professional / Linux側でCOMポートを読めばよいのですが、
よくわかっていなくて、Windows側の方が簡単だと勝手に思い込んだので...)
Vinelinux4.2のインストールCD
以下手順を記載しますが、ぼくが行った手順ですので、
必要ないものや、間違っている記載もあると思います。
■0.概要
デスクトップPC(別にノートでもよいですが)を用いて、VinelinuxのインストールCDから
CFカードにVinelinuxをインストールし、必要な設定(ブート設定)をディスクトップPCに
インストールされているVinelinuxから行うことで、ALIXで動作するCFカードを作成する。
■1.前準備
Windows上からシリアルケーブルでALIXのコンソールに接続する。
通信速度の設定や、ALIXのBIOSメニューの設定。
1-1 COMポートでALIXと接続
WindowsXPの[コントロール パネル]→[管理ツール]→[コンピュータの管理]
ここで、COMポートのスピード設定を行います。(添付画像参照/右クリックでプロパティ)
ALIXの通信スピードのデフォルトが38400bpsなので「ポートの設定」のビット/秒を
「38400」に設定します。添付画像参照
1-2 Tera Term Professional を起動して待ち受け
Tera Termを起動し、New Connectionで、「Serial」を選択して、
「COM1」に接続します。(COM1かどうかは1-1の手順の際にわかります)
接続後、スピード設定を行います。
「Setup」メニュータブの中から「Serial port」を選択して、
Baud rate:を38400とします。
1-3 ALIXを起動(BIOSバージョンのチェック、通信スピードの設定)
ALIXの電源を入れると
-----
PC Engines ALIX.2 v0.99
640 KB Base Memory
261120 KB Extended Memory
-----
と表示されますが、その表示が終わる前のメモリーチェックの段階で、
(つまり、ALIXの電源を入れたらすぐに、)
WindowsXP上のTera Termを通じてキーボードから「s」を入力して、
BIOS Setupに入ります。
-----
01F0 Master 044A CF 4GB
Phys C/H/S 7866/16/63 Log C/H/S 983/128/63
BIOS setup:
(9) 9600 baud (2) 19200 baud *3* 38400 baud (5) 57600 baud (1) 115200 baud
*C* CHS mode (L) LBA mode (W) HDD wait (V) HDD slave (U) UDMA enable
(M) MFGPT workaround
(P) late PCI init
*R* Serial console enable
(E) PXE boot enable
(X) Xmodem upload
(Q) Quit
-----
ぼくは、通信速度を「5」を押して、57600に変更しました。
この変更後、「q」によりQuitして、再起動ですが、1-1および1-2の手順で、
通信速度を57600にする必要があります。
以上で、前準備が終了です。
■余談
BIOS設定で、「e」で、PXE Bootを選択して、Vinelinuxを入れようと試みて、
PXEブート用のブートファイルをVineのインストールCDから取得して、
ftp://ftp.kernel.org/[..]ux/utils/boot/syslinux/syslinux-3.61.zip
を使って、
[PXE-boot]
|- vmlinuz
|- initrd.img
|- pxelinux.0
|-[pxelinux.cfg]
|- default
その「default」ファイルの中身は、
-----
serial 0 57600
default install
prompt 1
timeout 150
label install
kernel vmlinuz
append text serial console=ttyS0,57600 load initrd=initrd.img devfs=nomount
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として、実行して、セットアップの途中までは進んだのですが、
anacondaの実行がスタートしたところで、止まってしまいました。
ですので、今回は、CFカードに対して、別のPC上でインストールすることとしました。
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Traceback (most recent call last):
File "/usr/bin/anaconda", line 1184, in ?
intf.run(id, dispatch, configFileData)
File "/usr/lib/anaconda/text.py", line 519, in run
dispatch.gotoNext()
File "/usr/lib/anaconda/dispatch.py", line 171, in gotoNext
self.moveStep()
File "/usr/lib/anaconda/dispatch.py", line 239, in moveStep
rc = apply(func, self.bindArgs(args))
File "/usr/lib/anaconda/packages.py", line 280, in checkMonitorOK
if xsetup.xhwstate is not None:
AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'xhwstate'