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ジェジュンとごはん日記

20121122 / 大里洋吉会長インタビュー

2013-03-22 | 記事 / TV動画
東京に韓国ミュージカル専用シアターをオープンする日本人…「韓国の底力がうらやましい」   元記事
2012年11月22日15時22分





「日本にはいつ来ましたか。私は韓国から昨日戻りました。 今回は『皇太子ルドルフ』『Trace U』を見ました。『ミルダンの誕生』もおもしろかった」。



最初のあいさつで驚かされた。 韓国のミュージカルマニアでもこれほど見るだろうか。 韓国の実情を詳しく把握していた。大里洋吉会長(66)。 日本の大手芸能プロダクション「アミューズ」の創立者だ。 所属芸能人だけで300人を超える。 当然、影響力が強い。 韓国に例えれば、SMエンターテイメントの李秀満(イ・スマン)会長を考えればよい。 日本大衆文化界の実力者、大里会長が韓国ミュージカルの伝道師となる。 東京・六本木に900席規模の公演会場「アミューズミュージカルシアター」を来年4月にオープンするが、最初の作品が日本のミュージカルではなく韓国ミュージカルだ。 その後、年末まで7作品の韓国創作ミュージカルが舞台に登場する。 作品の選定も大里会長が行った。



なぜ大里会長はこれほど韓国ミュージカルにこだわっているのか。 20日、日本・東京で大里会長に会った。

--韓国通として知られている。 いつから縁があるのか。

「音楽プロデューサーのキム・チャンファンさんと親しかった。 クローンが大人気だった1990年代半ばに初めて韓国に行った。 当時、李秀満氏も紹介された。 当時、日本ではアイドルやガールズグループが音楽市場を主導したが、韓国では馴染みが薄かった。 交流が増えてきて、私も韓国をよく訪問した。 特に大学路(テハンロ)が衝撃的だった」

--どんな点に衝撃を受けたのか。

「私が最初に行った時も50、60カ所の劇場があった。 今は100カ所を超える。 このように狭い空間に公演会場が密集した地域が世界のどこにあるだろうか。 劇場と劇団が連携し、実験劇・商業劇・正統劇など、さまざまなレパートリーがあり、そこに夢を育てようとする若者があふれている。 韓国ミュージカルのハブであり、韓国公演の基盤だ。 私の最終的な夢は、日本に大学路のような空間をつくることだ。 『アミューズ・ミュージカル・シアター』で韓国創作ミュージカルを公演するのがその出発点となる。 制作総括は韓国パートナーのCJ E&Mが担当する」

--なぜ日本ではなく韓国のミュージカルなのか。

「韓国に比べて日本のミュージカル市場規模は3倍を超える。 しかし90%が海外ライセンスミュージカルだ。 これといった日本の創作はない。 韓国ミュージカルを見て、日本の創作者が刺激を受けることを望む」

--韓国創作ミュージカルの強みは。

「ミュージカルというものをよく理解して制作しているというか…。 歌が出ればよいというタイミングにぴったりと歌が出てくる。 それは教育の力だ。 韓国はお金を稼ぐ制作システムと創意性を育てる教育が同時に進行している。 一方、日本にはきちんとした演劇学科やミュージカル学科がほとんどない」




韓国メディアが大里会長にインタビューしたのは今回が初めてだ。 大里会長は日本でもメディアへの露出を極度に避ける。 「アーティストが引き立つべき。 私たちは裏で支えるだけ」という哲学のためだ。 しかし実際にインタビューをしてみると、大里会長には日本人独特の用心深さは見られず、明快で快活だった。 特にオク・ジュヒョンの話になると、子どものような表情を見せながら話した。

「顔もかわいいが、表現力が本当に素晴らしい。 アジア最高の女優だ。 会ってみたいが、わざと避けている。 会うと自分も知らないうちにサインをお願いしそうなので。 芸能プロダクション代表なのに、それはちょっと格好がつかない」

--00年に映画「シュリ」を輸入した。

「韓国映画を日本に初めて紹介した。 『シュリ』は大ヒットし、その後は『JSA』と、韓国映画ブームが起きた。 大変な作品だった。 悲しくておもしろい。 難しい素材に投資し、制作し、観客が入る韓国のシステムに驚く。 日本が果してついていけるだろうか」

--大衆文化は日本がリードしているのではないのか。

「いま東京でチャ・スンウォン主演の演劇『ぼくに炎の戦車を』が公演されている。 ほとんど客席が埋まっている。 しかし大半の観客は日本アイドルグループSMAPの草なぎ剛を見にいく。 日本の観客は本当の演劇の深みが分かるだろうか。おそらく分からないだろう。 ただなんとなく友情程度に感じるはずだ。 韓国人はそうではない。 韓日間の微妙で複雑で痛みのある傷を胸に刻んで見るだろう。 その違いだ。 韓国大衆文化には日本人が知らない、到底わからない、屈曲した歴史が漂っている。 その傷をドラマに昇華させるだけでなく、おもしろく展開させる賢さがある。 それが底力だ」

--韓国はよく訪問するのか。

「これまで大学路小劇場のミュージカルだけでも100作品以上は見ている。 今年下半期も4作品を見た。 韓国が英国ウエストエンドのように作品を制作すれば、日本が米国ブロードウェーのように市場になるモデルが構築されればどうかと思う。 韓国に行く度に、客席の前を占めているリピーター観客に驚かされる。 韓国ミュージカルがこれほど早く成長できたのは、観客の限りない愛情のおかげだ」



◇アミューズグループ=1978年、大里洋吉会長が設立した。 マネジメントから出発し、現在は映画・コンサート・音盤・CM・モデルなどエンターテイメント全般にわたる事業を手掛けている。 サザンオールスターズや俳優の福山雅治、佐藤健、上野樹里らが所属している。 昨年の東日本大震災当時は所属芸能人50人が「チームアミューズ」を結成して音盤を出し、収益金全額を寄付した。













ジュンスとオクジュヒョン



(画像お借りしてます)




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