小野ハンナ&Studio Just In Time

岡山市の音楽教室&ライブハウスです
ボーカル&ピアニスト 小野ハンナが運営しています

2003年のBOSTON旅行記

2010年11月20日 | 日記
<<Boston Travel Notes>>
  ・・・以前のホームページからこちらに引っ越してきました


 Boston Travel Notes 


2003.4.16~2003.5.1


(飛行機の窓から)
大阪国際空港から、成田へ。成田で、約3時間の待ち時間。
やっとAirCANADAに乗り込みました。そしたら流れていたBGMが
「I’m Beginning To See The Light.」。 
とてもうれしくなってしまいました。 
Tront経由でBostonへ。 
一人で、少し心細い道のりだったけど、何とか辿り着きました。


(Boston Common 公園内にいたリス)
(Boston Commonよりビル群を眺めて)
イギリスからの独立までの重要な舞台となった広い公園のBoston Common(ボストンコモン)。 そこから見る町のビル群は、新しい建物と古い建物が混在しています。
とてもきれいに整備された広い公園には、鳥やリスがいっぱい。
人を恐れないその姿からは、Bostonの人達の優しさが伝わってきます。


(トリニティ教会)
この目でこの教会を見られたなんてウソのようです。


(窓から見えるアパート通り)
私のアパートの部屋から見た光景。見えている建物は、全部アパートです。 
道に車を止めたままでも駐車違反になりません。
音楽の学校がたくさんあるので、楽器を持って歩く人もかなりの数。
行き交う車や人をずっと見ていても、飽きのこない楽しい部屋でした。
とっぷりBostonの住民気分で、マーケットやショッピングセンターに買い物に出かけました。
毎日、地図を片手に町を歩いて、Bostonの町にすっかり詳しくなりました。


(ボストン・レッドソックス球場)
アパートから歩いて10分位のところに、ボストン・レッドソックスのホームグランドがありました。 この日もゲームがあったようで、応援グッズを持ったたくさんの人が集まっていました。私が、もっと野球に興味を持っていたら、もっと楽しめたでしょうに・・・。残念!


(クインシー・マーケット)
お土産物のお店、飲食店など、色んなお店がある巨大なマーケットのQuincy Market(クインシーマーケット)。100を越すお店があります。 
外側の空間では、大道芸をしていたり、Street Musicianがいました。 
Bostonは良い港で栄えた町。ロブスターやクラムチャウダーが名物です。 
レストランで食事をした時のチップの計算は、やっぱりややこしい! 
買い物をした時は5%の州税がかかりますが、衣服については$175までは非課税です。
つい、気が大きくなってしまいました。


(レースの様子)
 4月の第3月曜日は、パトリオットデイ(愛国記念日、州の休日)。
そして、ボストンマラソンが行われる日でもあります。
SARSの影響か、日本人の姿は殆ど見かけずでした。
でも、一生懸命に応援する観衆の姿は感動的。 
どんな人にでも、目の前を通り過ぎる人には声をかけます。 
イラク戦争が終結したばかりというのもあって、平和を垣間みました。 
思わず、「Come on!」と一緒になって、応援してしまいました。


  (ボストン美術館)
 左はボストン美術館正面入り口。
 右側はBoston美術館の中の楽器の展示室。
一番奥に座っている監視の人に写真を撮ってもいいか聞くと「OK」の返事。
昔の貴重な楽器がいっぱいでした。
フタの裏に素晴らしい絵が描かれたPianoに目を奪われっぱなし。 
館内は、無数の展示室があって、とても1日では見る事ができませんでした。
「日本の部屋」というのもあって、内掛け、留袖、小紋などの着物や、鎧、浮世絵などが飾られていました。


(バークリー音楽大学)
 Berklee College of Musicの中のひとつの建物。
学校は色んなところに点在しています。 約3000人の学生の内、10%が日本人だそうです。 
学校の中には、セッションをする部屋や、Pianoの練習室、もちろんレッスンを受ける部屋も・・・。 なんだかんだと、い~っぱいで,迷子になりそうな館内でした。



 Lisa Thorson教授と。 
Jazz Vocalの先生で、生徒達にとても人気のある先生です。 
現役で、ご自分もステージで歌っておられます。 
余裕のある、まろやかな歌声で、私のために歌って下さいました。 
もう、感激~!!!です。 Thank you so much,Lisa!


(アパートの部屋)
 私が約2週間お世話になったアパートのお部屋です。今となっては懐かしい! 
100年くらいは経っているんじゃないかと思う、趣あるアパート。 
Boston交響楽団の拠点からも近く、とにかく町は音楽で溢れ返り、金曜日の夜などは、夜中の2時3時でも、ドラムを叩く音や、若者達の集う歌声や笑い声が聞こえてきました。 
ルームメイトの人達も現役のバークリー生や、卒業生。毎日、感心させられる程、練習をしていました。夜みんなでセッションをしたり、ライブに出掛けたり。
夢のような毎日を過ごさせてくれた、大切な大切な私の部屋です。


(ボストンの夜の風景)
 いよいよBostonとのお別れが近づき、ルームメイトのみんなで、プルデンシャルセンター最上階のバーへ行った帰りに撮りました。 
Bostonの町の明かりはオレンジ色。それはもう、言葉で言い表せないくらいの美しさです。
町の平均年齢は、私と同じ(?)20才代と言われています。そのせいか、活気に溢れ、音楽に溢れ、希望に溢れた町での、感動の2週間が蘇ります。 
帰国前日の夕暮れ。ボーッと外を見ていると、何処からともなく聞こえてくるトランペットの音。
その曲は、「There Will Never Be Another You.」でした。


(お世話になったルームメイトの皆さんと)
お世話になったルームメイトの皆さんです。 
左から、千恵ちゃん、しんちゃん、さとし君。 
これからの皆さんのご活躍、楽しみにしています。
今回の旅にあたって、我ままを聞いて下さったプロダクション・ダイトの冨山社長を始め、代わって仕事を快く引き受けて下さったMusicianの皆さん、本当にありがとうございました。
そして、最後に、コーディネイトして下さった藤本暁子先生に、心より、お礼を申し上げます。


(帰国時の大阪空港)     
コメント
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