三徳山は修験道の開祖と言われる役小角が(706年)に開山し(849年)に円仁が三仏を安置して三仏寺と号したとされるが、史料上では、(1184年)に「後白河天皇の御子と称する者が(開山した)」とあり、これが三徳山に関する最初の記載である。投入堂に安置されていた三仏寺本尊である木造寄木造りの蔵王権現は(1168年)の作であり、堂の年輪年代学においても1100年前後とされ、投入堂の確実な歴史は12世紀以降と見られる(本堂を中心とする山麓の境内は平安後期と見られている
入口の鳥居
投入堂 国宝 平安
左・愛染堂 右・不動堂
不動堂
当時の投入堂は「丹塗り」が施されていた 明治36年11月、明治政府の依頼を受けて投入堂の調査を行った岡倉天心の来鳥時の様子を記録した日記を発見。それにより、当時の投入堂は「丹塗り」が施されていたことが判明したと発表
蔵王権現立像
蔵王権現 重文 平安
左手奥・愛染堂
投入堂内陣 中央・本尊
手前・納経堂 奥が観音堂
観音堂と元結掛堂
文殊堂
文殊堂
文殊堂内陣
不動堂
役行者
大念珠
三佛寺本堂
内陣
参考 NHK 国宝への旅