Jill Hendrix Experience
運が悪けりゃ死ぬだけさ




久し振りにお山へ行った

いつも通り「登山」なんて堅苦しいものではなく、のんびりした「徘徊」である


  
お気に入りのお肉屋さんで買物したあと、村へ寄っていろいろと見て廻る

今まで入っていったことがないところを下調べの意味もあってうろうろした後、
更に湖まで進んで、これまたお気に入りの展望台へ


 
我家はこの展望台がとても気に入っている

吹き抜ける風が心地好い

さて、実はどこへ行くのかまだ決めていない

だから、こんな景色を眺め、風に吹かれながら、ここで決めよう

いろいろと検討の結果「石のお山」へ行くことにした

ここから1時間弱のドライブ


  
このお山へ来るのは何年か振りだなあ

この時期に来たことはなかったので、ここでは初見である植物をたくさん見ることが出来た

ジルは石に上がったり、鼻を利かせたりしながら、はずむようにそれはそれは愉しそうに歩く

あ、そうそう、ひとつだけジルが残念そうにしていたことがあったっけ

それは テン の痕跡が見当たらなかったことだ
今年よく行っていた山域にはテンの痕跡が多く、ジルはそのにおいを辿るのを愉しみににしている

一所懸命に鼻を利かせていたけれど、ここではテンのにおいはあまりしなかったみたい

オカシイナァ、ココニハイナイノカシラ?

そんな感じでちょっと肩透かしをくったようだ

(帰り道に古そうなテンのフンを見つけたけれど古いのにはそんなに興味がないらしい!)



そんなこんなで山頂(ナンと、今シーズン初めてピークを踏んだ!)

以前に友達のrioと歩いたお山を眺める

そして、仕入れておいた肉を準備


  
シロコロ、ハラミ、カシラ、とん漬け

塩にぎりと肉を交互に頬張る

たまに景色を眺める

また、頬張る…

お山で、うまい肉を食べる

コレはもう、頗るうまい

「うまい肉」といっても値段の張る高級品というわけではない
外見からはそこがお肉屋さんだとわからないような、卸もやっている小さなお店
そこの気のいい若旦那が注文を聞いてから丁寧に切り出してくれた「うまい肉」なのである
少量でも気持ちよく庶民的な値段で売ってくれる
僕らが大好きな山域に通ううちに見つけた麓のお店の「うまい肉」なのである

こんなお店があったればこそ、赤貧の僕らでも「うまい肉」が食べられる


 
お山の良さ、そして周辺に暮らす人々の良さ、そういったものが僕らに滋味をもたらしてくれる

短い時間であっても、そこへ行けば何かしらいいことがある場所

僕らが大切に思う場所とはそんな場所だ


この日の写真はfacebookにたくさんあります





 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 散歩通信 霧の2000m(... »