落ち着いてきたかも

あなたは入院が大嫌いで。
「入院したら、悪化する！」って。
…確かにあなたの病気は手間がかかったから、入院して放っとかれる状態だと…

悪化したろうね。確かに。

こうして入院して、いろいろ不自由な状態を経験すると。
身動きできなかったあなたが言っていた一つひとつが一々納得できます。

身体、痒いよね。
咳、出るよね。
空気乾燥してるし。
トイレは待たされるし。
あたしにはないけど、「痛いいたい痛いっ！」って叫んでるお年寄りもいてはるわ。
スタッフさんの持ち方とかのモンダイなんやろか。
そして一番の懸念。


みんな１０も２０も、下手したら３０も年、離れてて。
気ぃ抜いたら、年取りそう、マジで（苦笑）。

入院したよ

随分長く我慢していた、腰痛と脚痛。
夏に救急で運ばれてから４か月。
とうとう、入院したよ。
…ってゆーか、入院「出来た」よ。

週明けには手術。
一日置いてからは、リハビリ。

ひと月位入院するよ。
店はもちろん、お休み。
事故なく無事に、帰ってきたいね。
見守っていてね。

終わる。

2016年が、終わります。
あなたがいなくなった今年が、終わります。
そして。
あなたがいない、新しい年が、あと30分で始まります。

最近やっと、自分の感情が見えてきました。

淋しいなあ。
会いたいなあ。

でもまだ、爆発させてはいません。
後が恐ろしいので。

年明けに、あなたの大学時代のお友だちが、来てくれます。
楽しみにしててな。

いきなりきた

けど、違うかもしれない。

布団に入って。
「ああ、今日はあんまりしゃべらなかったかなあ」って思ったら。
ぽろ…
あ。涙が。
出た。
あたし、淋しい？
あたし、哀しい？
「何で泣いてる、あたし？」


とか思ったら、止まってしまった…
なんだったんだ、あの涙。

…自分に正直でないのかな。
無意識に、抑え込んでいるのかな。
ほんとうに、この「こころ」。
我ながら、むずい。

思い出してしまう

夕べもまた、思い出しちゃって寝れなくなった。
あなたが死んでしまった日のこと。

11時前には、確かに生きていた。
一緒に、オリンピック男子を応援した。
２位になって、
「銀メダルだ銀メダル！」って。
喜んで、めでたがって、そしてあたしは…

「ちょっと、寝るね。おやすみ」って。

それから。
５時間後。
死んでいた。
起こされて、カオを見て。
一目見て、死んでると思ってしまった。
少しだけ明いてた右目。
でも、のぞいていたのは「ガラス玉」だった。
その「ガラス玉」が。
頭から離れない。

…父の死に際を思い出す。
血圧が低くなってしまって、もう「もたない」との判断で。
積極的延命治療を選択していなかったから。
死んでいくのを、手を取り足をさすり。
心で話しかけながら、見送った。
血圧が乱高下して、段々静かになって。
そして、０．
死亡確認＆死亡宣告。
病室で、死にゆく父の顔を見つめながらのお別れだった。

どうなんだろう。
どう、違ったろう。

苦しかったろうか。
何か言いたかったろうか。
そして、自分の心の置き所は。



まだまだ泣けそうにない。