写真の注連飾りは山田香菜さんのものです ～ありがとうございます～
『大晦日(おおみそか)』
各月の最後日を晦日と言い
一年の最後の日(12/31)を
大晦日と呼びます
この日から元旦(1/1の朝の事)までを
年越しと言い、
旧年の災いを除くと言う意味から
除夜とも呼ばれます
『年越しの行事』
・年取り膳
歳神様にお供えするものと同じ
食事を頂く事でひとつ年をとると言う意味
昔は日没が一日の始まりで
大晦日の晩はすでに正月だった為
現在のおせち料理のようなものを
食べていました
・年越しそば
江戸時代に定着した日本の文化
蕎麦は他の麺より切れやすい事から
「今年１年の災厄を断ち切る」と言う意味
細く長くと言う事から
「健康長寿」を祈って食べる
ちなみに
うどん県の香川県では
うどんを食べるそう
そばより
太く長いうどんはさらに
縁起の良いものと考えられているそう
・年越しの祓
人が知らずのうちにためていた、
身の不浄や穢れを祓い、厄介を祓うために
行う儀式
「茅の輪くぐり」
1年の折り返しの6月には夏越の祓がありましたね
・除夜の鐘
除夜の鐘の数は108回
人間の煩悩
(人間を悩ます、悪しき心)の数は
108種類あるとする
仏教の教えに基づくものとされる
煩悩と同じ数だけ鐘をつくことで
人間の罪業を消滅させ、
様々な欲を断ち切り、
新たな心で正月を迎えるのです
鎌倉時代に中国から伝わった風習で
当初は毎日、朝晩鐘を108回
ついていたそうです
108の煩悩とは
人間には6つの感覚と
それを感じる3つの状態に分かれ
2つの程度があり
それが3世に渡ると言う説があります
人間の感覚器官6根
眼、耳、鼻、舌、身、意
(視覚･聴覚･嗅覚･味覚･触覚･知覚)
6根を感じる状態3不同
好、平、嫌
(好き･普通･嫌)
3不同を感じる程度2種
染、浄
(穢れる･清める)
人間を煩わす3世
過去、現在、未来
計算すると
６✖３✖２✖3=108になるんだそう
あっと言う間に12枚目のカレンダーも終わりです
月日がたつのが早く感じるようになり
一年あっと言う間です
毎日を楽しく過ごしたいと思います
皆さまにとって良い年でありますように
本年も大変お世話になりました
JHS新潟支部ブログを最後までお読みくださり
ありがとうございました。
JHS新潟支部 役員一同
本日の1冊
冬
お家の中はあったか
