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過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日のTHE BEATLESだヨ(=^◇^=)

 

『ジョン・レノン&オノ・ヨーコ プレイボーイ・インタヴュー 1980完全版』を読む
‡2020(令和二)年12月17日(木)
 1981(昭和56)年03月10日(火) 第1刷発行された『ジョン・レノン PLAYBOY インタビュー』今回『ジョン・レノン&オノ・ヨーコ プレイボーイ・インタヴュー 1980完全版』として再販されました。完全版というのは、著者がまだ書いておくべきことがあったということでしょう。本の内容は、まずプロローグ、著者のディビットシェフが、まさに「ダブル・ファンタジー」を制作しようとしていたジョンとヨーコにインタビューを依頼することから始まります。そして
 1980(昭和55)年09月の3週間、アルバム『ダブル・ファンタジー』の発売を前に、ジョン・レノンとオノ・ヨーコは、「プレイボーイ誌」のため、彼のバンドだった、ビートルズについてはもちろん、ロング・インタビューで語りに語った。わけです。今回の完全版は、著者がその取材時を振り返り、さらに細部まで書き起こした完全版。ということになります。前回の本と比べると、著者の思い入れが、文章としてさらに膨らんでいったと思います。ジョン・レノンが語るビートルズは、やっぱり知りたいことばかりです。そしてアルバム「ダブル・ファンタジー」が完成し、インタビューも続く予定でした。読んでおきたい作品です。
 https://goodssound.seesaa.net/article/479054490.html

 ザ ビートルズ  THE BEATLES  クリスマス コレクション 新品プレスCD Christmas 
 2019(令和元)年07月06日(土) 22時44分 1,580円落札OK♂♀
 The Beatles Christmes Collection
 THE BEATLES CHRISTMAS ALBUM 
 01. 1963: The Beatles Christmas Record 02. 1964: Another Beatles Christmas Record 03. 1965: The Beatles Third Christmas Record 04. 1966: Pantomime-Everywhere it's Christmas 05. 1967: Christmas Time (Is Here Again) 06. 1968: Christmas 1968 07. 1969: Happy Christmas 1969 THE SONGS 08. Christmas Time (Is Here Again) (Longest version) 09. Happy Xmas (War Is Over) 10. George's Christmas Message/Ding Dong Ding Dong 11. Stop and Listen to This Ringo Greeting/Christmas Eve 12. Rudolf The Red Nosed Reggae 13. Paul's Christmas Greeting/Paul's Jingle Bells 14. Wonderful Christmas Time 15. Rockestra Theme 16. A Nelson Wilbury Christmas Greeting 17. Happy New Year from John/The Great Wok 18. Christmas Time (Is Here Again) 
 <商品詳細>これまでにも多くのタイトルを生み出してきた大定番音源であるビートルズのクリスマス・ソノシートを中心にした、クリスマス音源のコレクションがStrange Appleからリリース!! 毎年クリスマス近くになるとジョンの「Happy Xmas (War Is Over)」やポールの「Wonderful Christmas Time」を耳にすることも多くなりましたが、ビートルズのクリスマスと言えば、1963年から1969年までの7年間、UKのビートルズ・ファンクラブの会員のために制作/配付していたソノシートを思い浮かべるファンも多いことと思います。 メッセージと寸劇が中心の6~7分程度の内容で、アカペラで歌を歌ったり、ふざけたり、ちょっとした演奏も飛び出したりと大いに楽しめるもので、1968年以降はメンバーが揃って録音しておらず、個別に録音した音源を編集したものになっていますが、律儀に制作していることに変わりはなく、ファンへの感謝の気持ちを形にしていたことがわかります。 1970年のクリスマス時期にはこれらを全て収めたアルバムがUK/USのファンクラブの会員に配布されました。日本でも70年代から内容を紹介した書籍があったため、聴いたことはなくてもソノシートの存在や、その楽しそうな内容を知っているファンは多かったのではないかと思われます。 ソノシートの音源は古くからブートレッグのネタにされ続け、CDの時代になってからはアウトテイクも手に入るようになりマニアを楽しませてくれています。オフィシャルでは1995年リリースの「Free As A Bird」のB面で部分的にCD化されましたが、全ての音源がリリースされる可能性は非常に低く、今後もブートレッグでしか聴けない大定番音源であり続けるでしょう。 Strange Appleがお届けするクリスマス・コレクションは、前半が(絶対に外すことの出来ない)1963年から1969年までソノシートを年代順に収録したもの、後半が4人が録音したクリスマス・ソング集となっています。後半は、ビートルズ唯一のクリスマス・ソングの「Christmas Time (Is Here Again)」の最長ヴァージョンに始まり、ソロ時代にリリースしたクリスマスにちなんだ楽曲の数々をそれぞれのメンバーのクリスマス・メッセージとともに収録した内容。実際に聴いていただければわかりますが、リスニングに適した内容になっており、現役時代、ソロ期を通してツボを押さえた音源と楽曲を1枚のディスクで一気に聴くことが出来るのが非常に便利で、初めてクリスマス・ソノシートの音源をCDで手に入れてみようと思っているファンには最適な内容であると断言出来るアイテムに仕上がっております!! 今年だけでなく、来年以降もクリスマス時期には欠かせないCDになることは間違いありません。アートワークも、1963年から1969年までのソノシートを、ジャケット表面だけでなく、裏面やレーベル面の画像を掲載し、視覚的にも楽しめる充実したデザインになっています。

 

 映像◆The Music of Lennon & McCartney Part 1 3 TV Special November 1 2, 1965 https://youtu.be/1I6t90J3E5s
 
 動画◆Paul McCartney and John Lennon on during recording TV special, 'The Music of Lennon and McCartney' https://youtu.be/0oWi7-gjfPQ
 
 動画◆Paul McCartney, John Lennon and Cilla Black on the set of ''The Music of Lennon and McCartney" https://youtu.be/zb84Dk4jdf4
 
 動画◆John Lennon and Paul McCartney with Fritz Spiegl at The Music Of Lennon & McCartney https://youtu.be/bRWN8mV8I5Y
 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『THE MUSIC OF LENNON & McCARTNEY』 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 1965(昭和40)年11月01日(mon) recorded
 1965(昭和40)年11月02日(tue) recorded
 1965(昭和40)年12月16日(thu) 9:40~10:35 pm Granada network in the north of England
‡1965(昭和40)年12月17日(fri) nationwide broadcast
 備考:Granada TV 1965 マニア必携Mクローデル・レーベルより、ビートルズが1965年に出演した「THE MUSIC OF LENNON & McCARTNEY」というグラナダ・テレビ特別プログラムである。この番組は、当時最も人気のあったバンドであるビートルズの中でも、特に最も人気の高いコンポーサーとして名声を博していたジョンとポールの二人の作曲家にスポットを当て、この二人のペンによって書かれた曲のみならず、二人が他のアーティストにプレゼントした楽曲も含め、その魅力に迫るというコンセプトの番組である。
 1965(昭和40)年11月01日と02日の両日に渡って収録され、
 1965(昭和40)年12月16日に放送されたスペシャル番組である。出演者はビートルズのみならず、ルル、マリアンヌ・フェイスフル、シラ・ブラック他、ジョージ・マーティン・オーケストラといった歌手以外、さらにアーティストによる演奏ではないが、世界各国のカバーバージョンを紹介するシーンもある。日本からは東京ビートルズがカバーした「Can’t Buy Me Love」などが採り上げられている。今回の作品には、同番組を2種類のバージョンで収録している。まず一つは、タイムコードが入った流出の初登場完全バージョン。基本的な内容は同じながら、なんと放送されなかった曲、ジョージ・マーティン・オーケストラによる「Another Girl」が収録されているのが特徴である。この曲が収録されていたとは今までどの文献にも記されていなかった、本作で初めて明らかになる大発見である。結局放送では使用されなかったものの、放送以外でもアウトテイクがあるという驚きの内容である。しかも注目すべきはその画質。後半に収録の放送バージョンと見比べていただければ明らかだが、その画質は、うぁあお!めちゃくちゃ綺麗じゃないか!と誰もが驚くこと間違いないだろう。放送エアチェックやコピーを経たものではなく、まさにオリジナルのコンプリート・マスターからの収録だというのがうなずけるこの画質は、まさに驚きの一言である。後半は、同番組の放送されたバージョンを収録。前半の完全版に比べると画質は落ちまるが、こちらはタイムコードが入っていない。さらにボーナス映像として、ピーターセラーズの「A Hard Day’s Night」を収録している。1965年当時、最も時代の最先端を走っていたバンドの二人のコンポーサーが作った楽曲をテーマに作られた特別番組を、初登場映像を含む完全盤でのリリース。しかも画質のクオリティは、今までMクローデルを収集しているマニアの方々は、アップグレードが当然だと思われているだろうが、その予想を遥かに上回る今までにない格段の向上なので、これは是非とも見て頂きたい。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
■COMPLETE MASTER VERSION with TCR
☆PART ONE
 01. Opening credit
 02. John & PaulI introduction
 03. A World Without Love PETER & GORDON
 04. I Saw Her Standing There LULU
 05. A Hard Day’s Night JAZZ ORGANIST ALAN HAVEN & TONY CROMBIE
 06. She Loves You - I’ll Get You FRITZ SPIEGL’S BAROCK & ROLL ENSEMBLE
 07. Day Tripper THE BEATLES
☆PART TWO
 08. Yesterday PAUL McCARTNEY & MARIANNE FAITHFUL
 09. COVERED BY MANY LANGUAGES
  - Can’t Buy Me Love (Japanese)
  - She Loves You (German)
  - Please Please Me (Italy)
  - All My Loving (Dutch)
  - A Hard Day’s Night (Swedish)
  - She Loves You
 10. Things We Said Today DICK RIVERS
 11. Bad To Me BILLY J. KRAMER & THE DAKOTAS
 12. It's For You CILLA BLACK
☆PART THREE
 13. This Boy GEORGE MARTIN ORCHESTRA
 14. If I Fell HENRY MANCINI
 15. And I Love Him ESTHER PHILLIPS
 16. Another Girl GEORGE MARTIN ORCHESTRA
 17. A Hard Day’s Night PETER SELLERS
 18. We Can Work It Out THE BEATLES
 19. End Credit
■NO TCR VERSION
☆PART ONE
 01. Opening credit
 02. John & PaulI introduction 
 03. A World Without Love PETER & GORDON
 04. I Saw Her Standing There LULU
 05. A Hard Day’s Night JAZZ ORGANIST ALAN HAVEN & TONY CROMBIE
 06. She Loves You - I’ll Get You FRITZ SPIEGL’S BAROCK & ROLL ENSEMBLE
 07. Day Tripper THE BEATLES
☆PART TWO
 08. Yesterday PAUL McCARTNEY & MARIANNE FAITHFUL
 09. COVERED BY MANY LANGUAGES
  - Can’t Buy Me Love (Japanese)
  - She Loves You (German)
  - Please Please Me (Italy)
  - All My Loving (Dutch)
  - A Hard Day’s Night (Swedish)
  - She Loves You
 10. Things We Said Today DICK RIVERS
 11. Bad To Me BILLY J. KRAMER & THE DAKOTAS
 12. It's For You CILLA BLACK
☆PART THREE
 13. This Boy GEORGE MARTIN ORCHESTRA
 14. If I Fell HENRY MANCINI
 15. And I Love Him ESTHER PHILLIPS
 16. A Hard Day’s Night PETER SELLERS
 17. We Can Work It Out THE BEATLES
 18. End Credit
◎OUTTAKES
 01. A Hard Day’s Night PETER SELLERS
 Label/No misterclaudel/mcdvd-31
 販売価格 3,600円(税込)
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 https://www.teenagedream-record-3rd.net/?pid=135933321
 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Music_of_Lennon_%26_McCartney
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『EIGHT DAY'S A WEEK』12:32
 1963(昭和38)年12月17日(火)『CARROLL JAMES SHOW』
 WWDC WASHINGTON D.C.
 ♪I WANT TO YOUR HAND♪初めて流れるヨ(=^◇^=)
 映像◆https://www.amazon.co.jp/dp/B01NAJNURX
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 ┃ 『On Air - Live at the BBC Volume2』 ┃
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 2013(平成25)年11月11日(mon) Released
◇CD2 (Disc two)
◎LP C-side (Record Disc 2)
 『SATURDAY CLUB』
‡1963(昭和38)年12月17日(tue) Recording
 1963(昭和38)年12月21日(sat) On Air
  12 "Brian Bathtubes"
  13 "This Boy"
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 https://music.amazon.co.jp/albums/B07F5F66C3
 https://en.wikipedia.org/wiki/On_Air_-_Live_at_the_BBC_Volume_2
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 ┃ ビートルズ詳解 The Beatles’Corpus ┃
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①1960(昭和35)年12月17日(土) ライヴ演奏:カスバ・コーヒー・クラブ/リヴァプール
②1961(昭和36)年12月17日(日) ビートルズ初のフォト・セッション 
 1961(昭和36)年12月17日(日) ライヴ演奏:カスバ・コーヒー・クラブ/リヴァプール
③1962(昭和37)年12月17日(月) TV出演:『ピープル・アンド・プレイス』/マンチェスター (3)
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①1960(昭和35)年12月17日(土) ライヴ演奏:カスバ・コーヒー・クラブ/リヴァプール
 ビートルズは、初めてのハンブルグ滞在が悲惨な結末に終わった後だけに、1960年の12月の大半を元気なく、また金もなく過ごした。最後に英国に帰って来たのはジョン・レノンだったが、彼は5日間一人で引きこもり、やっと12月15日に他のメンバーに連絡をとっている。ポール・マッカートニーはその間、リヴァプールのある工場で仕事についていた。 
 ポール・マッカートニー『ANTHOLOGY』ハンブルグの後はあまり優れなかった。みんな休息が必要だったね。みんな近況を語りに電話してくると思ったけど、まったく静かだったよ。誰も互いに連絡を取ろうとはしなかった。だから「あれで終わりだったのか、それともまだ続くのか」と行方を案じていたけれど、それほど僕は落胆していなかった。 僕はマシー&コギンズ社 (Massey and Coggins) というコイルを巻く工場で働き始めた。父は前から「外に出て仕事を見つけろ」と言ってたけど、僕は「バンドの仕事に就いてるよ」と答えていた。だけど2週間バンドの事を何もしないでいたら「だめだ、ちゃんとした仕事に就け」となった。彼はしまいには「仕事が見つかるまで帰ってくるな!」と僕を家から閉め出した。それで僕は職業紹介所に行って「仕事ありますか?なんでもいいんです。その求人票の山の一番上のやつでいいです。」と言った。それで最初の仕事はマシー&コギンズ社の庭の掃除で、僕はそれを受けた。僕がそこに行くと人事係の人が「君に掃除をやらせるわけにはいかないな。君は管理職の器だ。」と言って、僕を将来的には昇格させるつもりで、まず工作現場から訓練し始めた。もちろん僕は工作現場ではいい労働者じゃなかったよ。コイル巻きは苦手だった。ある日ジョンとジョージが、本来僕が掃除するはずだった庭に現れて、キャバーン・クラブで演奏の仕事があると言った。「う~ん、僕はここで週に7ポンド14シリングくれる安定的な仕事を見つけた。訓練も受けてるし、けっこういいんだ。これ以上は望めないよ。」僕はかなり真剣だった。でもそれから考えた、父の警告が頭をかすめたが、「えぇい、ちくしょう、こんなことやってられるか!」と塀を越えてずらかった。マシー&コギンズ社とはそれきりだった。今から思えば、あれは鋭く将来を見通した行動だったと言えるよね。
 ビートルズがハンブルグから戻って最初のショーは、モナ・ベスト (Mona Best) の経営するカスバ・コーヒー・クラブ (Casbah Coffee Club) で行われた。その会場は1959年10月10日にクオリーメン (Quarrymen) で出演して以来であった。スチュアート・サトクリフはアストリッド・キルヒャー (Astrid Kirchherr) とハンブルグに残ったため、ビートルズはピート・ベストの前のバンド、ブラックジャックス (The Blackjacks) でリズム・ギターを演奏していたチャス・ニュービー (Chas Newby) を、ベース・ギターにリクルートした。またビートルズは、その夜の別の出演者ジーン・デイ&ザ・ジャンゴ・ビーツ (Gene Day and the Jango Beats) から装備を借りている。カスバのあちこちに貼られたポスターには「ザ・ビートルズ!ドイツ・ハンブルグから直輸入」と書かれ、地下の会場はドイツ人バンドの演奏を期待する人で埋まった。だからジョンとポールとジョージがステージに向かって歩いてくると、多くの観客はがっかりする。しかし一旦演奏が始まると、彼らのドイツ滞在中に大きな変化が起こったことが明らかに見て取れた。ビートルズは人々を驚かすような演奏をし、観客は熱狂する。ビートルマニア (Beatlemania) がイギリスで芽を吹こうとしていた。
 ビートルズは1960(昭和35)年から1962(昭和37)年の間に、カスバに37回出演している。
‡1960(昭和35)年12月17日・31日
 1961(昭和36)年01月15日・29日
 1961(昭和36)年02月12日・19日・26日
 1961(昭和36)年03月05日・12日・19日・26日 
 1961(昭和36)年08月06日・03日・27日
 1961(昭和36)年09月10日・24日
 1961(昭和36)年10月22日
 1961(昭和36)年11月19日・24日
 1961(昭和36)年12月03日・17日
 1962(昭和37)年01月07日・14日・21日・28日
 1962(昭和37)年02月04日・11日・18日・25日
 1962(昭和37)年03月04日・11日・18日・25日
 1962(昭和37)年04月01日・07日・08日
 1962(昭和37)年06月24日
 クオリーメンとしてはカスバに7回出演していた。
 1959(昭和34)年08月29日
 1959(昭和34)年09月05日・12日・19日・26日
 1959(昭和34)年10月03日・10日
②1961(昭和36)年12月17日(日) ビートルズ初のフォト・セッション ●デゾホフマン③●
 1961年の12月、マネージャーのブライアン・エプスタイン (Brian Epstein)* は、ビートルズの写真撮影を依頼するために、地元の婚礼写真屋のアルバート・マリオン (Albert Marrion) と連絡を取っていた。*エプスタインは1961年12月10日(日)にビートルズのマネージャーになりたいと彼らに申し出ているが、その契約書 (期間5年) に双方がサインするのは、1962年1月24日である。その撮影が行われたのがこの日であった。これはビートルズにとって初めての仕事としての撮影セッションであった。彼らは過去にも何回か撮影されていて、ハンブルグでのアストリッド・キルヒャー (Astrid Kirchher) やユルゲン・フォルマー (Jurgen Vollmer) による写真が有名であるが、契約的に取り決められた、つまりギャラがもらえる撮影はこれまで無かった。
‡1961(昭和36)年12月17日(日)、ビートルズとエプスタインはマージーサイドのワラジー・ヴィレッジ (Wallasey Village, Merseyside) 268番にあるマリオンのスタジオに到着する。
 アルバート・マリオン ⇒ 1961年の12月中旬、ブライアン・エプスタインが電話で、彼がマネージメントを始めた4人の少年の写真を撮ってくれないかと言ってきました。はじめはその仕事を請け負うことをためらいました。我々は肖像写真と婚礼写真が主のスタジオでしたから。実際彼が私に連絡してきた理由は、彼の弟クライヴ (Clive Epstein) の婚礼写真を撮ったのが私だったからです。 私はブライアンから、彼らは全身レザーのみすぼらしい外見のグループだがまったく害は無いと聞いてました。私はその仕事を引き受けることに決め、次の日曜の12月17日にワラジーにある私のスタジオへ、彼らを連れて来てくれるように彼に告げました。はじめ私はパートナーのハーバート・ヒューズ (Herbert Hughes) にこの仕事を頼んだのですが、彼はビート・グループとは関わりたくないと言ってきっぱり断りました。日曜の朝がやって来て、4人のビートルズも私のスタジオにやって来ました。私はその日はレザーのジャケットとズボン、ポロシャツ、スエードの靴だったのを覚えています。ブライアンはこのセッションに先立って彼らに話をしていたので、彼らは遊び半分の様子でした。時々ジョン・レノンは舌を突き出しておちゃらけていました。ジョンとポールは撮影中ほとんどずっと冗談を言い合って笑っていました。ジョージ・ハリスンは静かで、ピート・ベストはほとんど何もしゃべりませんでした。私は額が禿げ上がっていて、その日は雨だったものですから、私をたびたび「カーリー (巻き毛)」と呼ぶジョンにいらだちを感じ始めました。この撮影はパートナーのヒューズの意に反しながらも、エプスタインへの友情の証としてなされました。私は30枚のビートルズの写真を撮りましたが、多くはジョンとポールの悪ふざけがポーズを台なしにしているので、16枚のネガだけを残して他は捨ててしまいました。今ふり返れば、捨てるべきではなかったのは言うまでもありません。
 16枚の写真だけが残っているとマリオンは回想しているが、17枚が現存している。その内の1枚は後に
 1962(昭和37)年01月04日(木)のマージー・ビート誌の表紙を飾り、また宣伝用のカードにも使われて著名な1枚となっている。
 写真◆左はマージー・ビート誌の表紙を飾った著名な写真のマスター・プリント。
③1962(昭和37)年12月17日(月) TV出演:『ピープル・アンド・プレイス』/マンチェスター (3)
 ビートルズはグラナダTVの番組『ピープル・アンド・プレイス (People And Places)』に過去2回、1962年10月17日と29日に出演しており、この日が3度目の登場であった。3:00pm~4:00pmにリハーサルが行われたの後、6:35pm~7:00pmにマンチェスターのキー通り (Quay Street) にあるグラナダTVセンターの第4スタジオから本番が生放送された。彼らは『Love Me Do』と『Twist And Shout』を演奏している。
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 ①http://gejirin.com/beatles/history/1960/19601217_live_casbah.html
 ②http://gejirin.com/beatles/history/1961/19611217_first_photo_session.html
 ③http://gejirin.com/beatles/history/1962/19621217_TV_PeopleAndPlaces.html
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 ┃ THE BEATLES HISTORY ┃|December 17|351
 ┃    ザ・ビートルズの今日の出来事   ┃|12月17日|
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 1962(昭和37)年12月17日(月) マンチェスターにあるグラナダ・テレビ・センター第4スタジオで、テレビ番組「ピープル・アンド・プレイシズ」に3回目の出演をした。午後6時35分から午後7時までの生放送で、「Love Me Do」「Twist And Shout」を演奏した。
 1964(昭和39)年12月17日(木) ジョンの2冊目の著書『A Spaniard In The Works』の執筆締切日
********** http://www.thebeatles.co.jp/contents/index2.htm
 http://www.beatlelinks.net/forums/showthread.php?t=17219
 http://beatlesdiary.web.fc2.com/day/012/1217.html
 https://blogs.yahoo.co.jp/fab4city/15585960.html
 http://www.beatlesagain.com/bhistory.html
 楽曲資料https://beatlesdata.info/
 歌詞充実http://tsugu.cside.com/index.html
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 ┃ THE BEATLES of 1963  ┃(sat)11 May
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 "We love this, yeah, yeah, yeah! This framed photo card was signed in person by all four Beatles on May 11, 1963, when the group was backstage at the Imperial Ballroom in Nelson, Lancashire, England, north east of Liverpool. According to one of the LOAs, the signatures "were obtained by the police officers on duty for their dressing room security". The publicity/promotional photo card itself measures 3.5x5.75", while the entire framed piece measures 11.5x14". John, Paul, George, and Ringo have signed their names boldly in dark blue ballpoint pen; these are some of the nicest autographs of The Beatles that we have ever seen. The photo card's condition is EX, while the signatures average an 8/10. With a piece like this, we know you should be glad! Three LOAs."
‡Source: Lelands auction, (sun)17 December 2010 
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 http://www.multiplusbooks.com/630511.html
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 ┃ 『THE BEATLES  bootleg recordings 1963』 ┃2013(平成25)年12月17日(tue)
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 01.♪There's a Place♪ (Takes 5 & 6) 2:19 
 02.♪There's a Place♪ (Take 8) 1:58 
 03.♪There's a Place♪ (Take 9) 2:04 
 04.♪Do You Want to Know a Secret♪ (Take 7) 2:17 
 05.♪A Taste of Honey♪ (Take 6) 2:12 
 06.♪I Saw Her Standing There♪ (Take 2) 3:07 
 07.♪Misery♪ (Take 1) 1:54 
 08.♪Misery♪ (Take 7) 1:56 
 09.♪From Me to You♪ (Takes 1 & 2) 3:24 
 10.♪From Me to You♪ (Take 5) 2:17 
 11.♪Thank You Girl♪ (Take 1) 2:09 
 12.♪Thank You Girl♪ (Take 5) 2:04 
 13.♪One After 909♪ (Takes 1 & 2) 4:29 
 14.♪Hold Me Tight♪ (Take 21) 2:42 
 15.♪Money (That's What I Want)♪ (RM 7 Undubbed)
 16.♪Some Other Guy♪『SATURDAY CLUB』26 January 1963
 17.♪Love Me Do♪『SATURDAY CLUB』26 January 1963
 18.♪Too Much Monkey Business♪『POP GO THE BEATLES』11 June 1963
 19.♪I Saw Her Standing There♪『SATURDAY CLUB』16 March 1963
 20.♪Do You Want to Know a Secret♪『SATURDAY CLUB』25 May 1963
 21.♪From Me to You♪『SATURDAY CLUB』25 May 1963
 22.♪I Got to Find My Baby♪『SATURDAY CLUB』29 June 1963
 23.♪Roll Over Beethoven♪『SATURDAY CLUB』29 June 1963
 24.♪A Taste of Honey♪『EASY BEAT』23 June 1963
 25.♪Love Me Do♪『EASY BEAT』20 October 1963
 26.♪Please Please Me♪『EASY BEAT』20 October 1963
 27.♪She Loves You♪『EASY BEAT』20 October 1963
 28.♪I Want to Hold Your Hand♪『SATURDAY CLUB』21 December 1963
 29.♪Till There Was You♪『SATURDAY CLUB』21 December 1963
 30.♪Roll Over Beethoven♪『SATURDAY CLUB』21 December 1963
 31.♪You Really Got a Hold on Me♪『POP GO THE BEATLES』4 June 1963
 32.♪The Hippy Hippy Shake♪『POP GO THE BEATLES』4 June 1963
 33.♪Till There Was You♪『POP GO THE BEATLES』11 June 1963
 34.♪A Shot of Rhythm and Blues♪『POP GO THE BEATLES』18 June 1963
 35.♪A Taste of Honey♪『POP GO THE BEATLES』18 June 1963
 36.♪Money (That's What I Want)♪『POP GO THE BEATLES』18 June 1963
 37.♪Anna (Go to Him)♪『POP GO THE BEATLES』25 June 1963
 38.♪Love Me Do♪『POP GO THE BEATLES』10 September 1963
 39.♪She Loves You♪『POP GO THE BEATLES』24 September 1963
 40.♪I'll Get You♪『POP GO THE BEATLES』10 September 1963
 41.♪A Taste of Honey♪『POP GO THE BEATLES』10 September 1963
 42.♪Boys♪『POP GO THE BEATLES』17 September 1963
 43.♪Chains♪『POP GO THE BEATLES』17 September 1963
 44.♪You Really Got a Hold on Me♪『POP GO THE BEATLES』17 September 1963
 45.♪I Saw Her Standing There♪『POP GO THE BEATLES』24 September 1963
 46.♪She Loves You♪『POP GO THE BEATLES』10 September 1963
 47.♪Twist and Shout♪『POP GO THE BEATLES』24 September 1963
 48.♪Do You Want to Know a Secret♪『HERE WE GO』12 March 1963
 49.♪Please Please Me♪『HERE WE GO』12 March 1963
 50.♪Long Tall Sally♪『SIDE BY SIDE』13 May 1963
 51.♪Chains♪『SIDE BY SIDE』13 May 1963
 52.♪Boys♪『SIDE BY SIDE』13 May 1963
 53.♪A Taste of Honey♪『SIDE BY SIDE』13 May 1963
 54.♪Roll Over Beethoven♪『FROM US TO YOU』26 December 1963
 55.♪All My Loving♪『FROM US TO YOU』26 December 1963
 56.♪She Loves You♪『FROM US TO YOU』26 December 1963
 57.♪Till There Was You♪『FROM US TO YOU』26 December 1963
 58.♪Bad to Me♪ (Demo) 1:29 
 59.♪I'm in Love♪ (Demo) 1:32 
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 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles_Bootleg_Recordings_1963
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ビートルズ未発表音源集「The Beatles Bootleg Recordings 1963」2013年12月17日発売 
2013年12月17日火曜日 ※本記事は2013年12月18日に更新しました。
ビートルズが1963年に録音した音源でこれまで公式には未発表だったものを集約した59曲入りアルバム“The Beatles Bootleg Recordings 1963”が2013年12月17日午前0時頃から日本のiTunes Storeで販売開始されました。発売当初は1500円で販売されていましたが午前9時までに一旦削除され、その後午後11時までに復活し現在は6000円で販売しています。
https://itunes.apple.com/jp/album/beatles-bootleg-recordings/id778642269 
追記:2014年12月16日頃に4000円へ期間限定値下げされました
12月18日になってようやくユニバーサル・ミュージックのビートルズのサイトで告知されました。
『BEATLES BOOTLEG RECORDINGS 1963』ITUNES限定で配信開始。
http://www.universal-music.co.jp/the-beatles/news/2013/12/18_itunes
あまりにひっそりとした販売開始です。ビートルズのブランド戦略上は不本意なリリースなのかもしれません。
この時期に発売された理由については様々な憶測を呼んでいますが、EU圏でこれらの音源の著作権を維持し続けるためという見方が強いです。EU圏では未発表の音源は録音から50年後の年末までに発表しないと著作権を失うため、駆け込みで規制事実を作ったということです。
今回の音源の前年に録音&発売された「Love Me Do」と「P.S. I Love You」についてはちょうど1年前にこの種の問題に直面しました。以下の記事もご参照ください。
「Love Me Do」と「P.S. I Love You」パブリックドメイン騒動 
http://blog.kouchu.info/2013/01/PublicDomain.html
昨年末時点では著作権を50年以上維持することができなかったのでなす術ありませんでしたが、今回はきっちり対処してきたかっこうです。
今作リリースのニュースはロイター通信→共同通信という経路で日本に流入し、様々なメディアが取り上げています。以下の記事が最も詳しいです。
http://www.sankeibiz.jp/express/news/131215/exd1312150003000-n1.htm
<その他の日本の報道>
http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/131214/ent13121409500002-n1.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/article/58100
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20131214-1231171.html
<イギリスでの報道> 
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2523070/The-Beatles-record-company-forced-release-bootleg-versions-59-songs.html
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-25364624
収録曲はレコーディング過程のもの、BBCラジオで演奏したもの、デモ用に弾き語ったものに分類されます。ほとんどが既に海賊盤で流通済みのものです。録音から50年過ぎてそれら海賊盤が合法になってしまう前に決着をつけたということでしょう。そこはさすがに公式だけあって、いくつか海賊盤より高音質だったり編集段階が前のもだったりする音源が初登場しているようです。
今のところ以下が話題になっています。
1963年1月26日BBCラジオ番組「Saturday Club」のSome Other GuyとLove Me Doが音質向上。この時のLove Me Do完奏音源は初出 
その他トラック番号37~47、54、56は海賊盤より音質向上 
海賊盤の音源そのものを流用した可能性がある音源が複数ある 
トラック番号39と46のShe Loves Youは別番組だが演奏自体は同じものである(同じテープを2番組で放送した)のでわざわざ別に収録した意図が不明 
トラック番号20のDo You Want To Know A Secret は1月26日放送分と記載されているが実際は5月25日放送分の音源 
A Taste Of Honey、Misery、Do You Want To Know A Secretのスタジオ録音アウトテイクのステレオバージョンは初出 
Moneyスタジオ録音アウトテイクはピアノダビング前の音源で初出 
Bad To Meは音質が向上 
実際は他にも同年録音された音源が流出済みですが、それらに対しては権利を主張しないことになります。公式のカタログとして採用するに値するものだけ選んで後は捨てたということでしょうか。
それにしても少なすぎるので次週のクリスマスイブに第2弾が発売されるという噂もあります。※後日談:結局噂のままで終わりました
ビートルズ側はまだまだ同年に録音した音源を秘蔵しており、今月末までに全部放出しないかぎりそれらの音源に対する権利は失うことになりますが、流出していない以上実害は無いと判断しているのかもしれません。今後法律が変わって保護されることも期待しているのでしょう。
来年以降も同種のリリースが期待できるのは良いのですが、海賊盤との小競り合いに終始せず全て出し切ってほしいです。当時の関係者にとっては面はゆいところも多いと思いますが、もう50年前の事ですし、もはや人類の遺産として公開の義務が生じていると思います。全部の公開は無理でもせめて公式音源として海賊盤とは比較にならない高音質でリリースし続けてほしいものです。
http://blog.kouchu.info/2013/12/BootlegRecordings1963.html
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『THE BEATLES bootleg recordings 1963』 ┃Released (tue)17 December 2013 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛59曲入りアルバム“The Beatles Bootleg Recordings 1963”が2013年12月17日午前0時頃から日本のiTunes Storeで販売開始されました。発売当初は1500円で販売されていましたが午前9時までに一旦削除され、その後午後11時までに復活し現在は6000円で販売しています。
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http://blog.kouchu.info/2013/12/BootlegRecordings1963.html
 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles_Bootleg_Recordings_1963
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