ウェザーニューズは12月4日、「ふたご座流星群」が観測ピークを迎える12月14日の全国の天気傾向を発表した。太平洋側を中心に雲が少なく、好条件で流星を楽しめると予想している。
■ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群は、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」と並ぶ3大流星群の1つ。東の空に見えるふたご座カストル付近を放射点としている。例年、12月5日頃から12月20日頃にかけて出現し、12月14日頃にピークを迎える。今年のピークは12月14日14時頃のため、流星観測は、13日または14日の夜が適している。
12月14日は「ふたご座流星群」、ウェザーニューズ全国の天気傾向を発表
■当日の天気は?
ふたご座流星群が観測ピークを迎える14日は、冬型の気圧配置となる予想。このため、北~西日本の日本海側ほど雲が多く、流星の観測は雲の隙間からとなりそう。太平洋側ほど雲が少なく、観測に適した天候となる予想だが、日本海側から雲が流れ込み、太平洋側でも雲が増える可能性がある。
ふたご座流星群観測可能エリア予想マップ
今回公表された情報は、12月4日時点での予報をもとにした見解となっている。最新の天気については、同社の PC 向けサイト「ウェザーニュース」またはスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」で確認されたい。
■「SOLiVE24」で「ふたご座流星群」を全国7か所から生中継
同社が運営している24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、観測に適すると予想される全国7か所からリアルタイムに流星の様子を中継する特別番組を放送する。放送は21時から24時を予定している。