愁う日々を

昨日やりたくもないイベントにでかけ、
思いのほか人が集まって、
仕事して帰ろうと思ったのに、
スタッフでお疲れ様ってぐだぐだしてたら
ずいぶんな時間になっていた。
でもすごい良い時間だった。人生勉強になった。

はるとも飲みたくなった。

電話したら、見事なすれ違いをしてて
しょうがないね～ってあきらめた。
でも帰ってる途中で、飲み足りないから飲みに行こうって
連絡がきたので、飲みに行った。

最近のバカな話やくだらないこと、
学会の話やじいちゃんちの話…。
こういう話をしてるときがいちばん楽しいな。
ああ、くだらないね、楽しいねって。

そんなことがいつまでも続けばいい。

学会シーズンだねって。
行こうかどうしようか悩んでた。
行ったらきっとだめだと思ったから。
ちょっと気になったので、聞いてみた。

ねぇ、戻りたいと思う？

あの頃に？あの世界に？
わからない。
でもあの世界は好きだなあと思う。
だから学会に行ったらうずくと思う。
同じことを考えていた。
戻りたい？
そんなことわからないよ。

あの頃のことは、夢か幻だったんじゃないかな。

そう思えてしまうくらいおかしな日々で、
楽しくてくだらなくて、
死ぬほどつらいこともあったけど、
死ぬほど笑った。

死ぬほど楽しかった。

同じ気持ちでうれしかった。
戻りたい？戻れたらいい。
でも先も見ていなきゃだめなんだ。
戻りたいね、楽しかったね。
そんな気持ちになれてよかった。
そんな気持ちになれる日々があってよかった。

何度も一緒にいた、明け方の中を
なんだかすっきりした気分で帰っていった。