ロートルハムの独り言

タイガースファンでアマチュア無線にのめりこんでいる爺さんのボヤキです。

比べるほうが無理なのか?

2017年04月13日 | アマチュア無線

見てください!この痛ましい姿を!これが我が日本のカメラ業界トップのキャノン製カメラの哀れな姿です。何故こんな姿になったか?それは一にも二にもコストダウン、利益第一主義の会社方針の結果です。壊れた場所は電池ケースの蓋がロック不能です。このカメラは単三電池を4本使用するタイプですが電池ですから使えば当然交換をしなければならない。つまりこの蓋は頻繁に開閉することが当たり前です。設計段階でも当然これは念頭にあった筈でもしそれを考えていなかったらこれはもう完全な設計ミス。この部分があまりにも脆弱な作り方をされているのにはあいた口が塞がらない!同様の事が他の機種、他の部分にもある。これは低価格だからではなくてキャノンの高級一眼レフカメラのボディについても同様。ここで引き合いに出すのはご存知Laicaライカです。常にカメラ界のリーダーとして君臨していまだにその地位は揺るぎ無いものです。たしかにレンズも優秀、あらゆる性能面も他社に抜きん出ている。なぜライカは優秀なのか?高価格なのか?なぜなのか?このドイツのカメラ会社には故障という言葉はないそうです。もしあったら無条件で改修してくれるシステムになっています。だからライカ社のカメラが壊れた、という事例がないのです。また製品にそれだけの自信を持って世の中に送り出しているんだそうです。あの高級車のロールス・ロイスも全く同様でどんな古い車種でも設計図はすべて保存していて万一部品が破損したらたとえ小さな物でも一個でも新たに製作して補充交換するそうです。当然ライカもロールス・ロイスも高級品、高価格ですがそれを持つ人の満足感も満たしてくれます。残念ながらキャノンのユーザーにはそれを持っている、使っているという満足感もステータス感もない。壊れたら一年間の保証期間のみ・・部品の保存期間年数は法律で認められているのであとは知らない。この姿勢・考えを改めない限り世界のトップ商品とは言えない。