『ぐるーぷ笑顔』ブログです(旧いわぬまランドセルをおくる会)

支え合いの活動を緩やかに続ける、#ぐるーぷ笑顔、(旧いわぬまランドセルをおくる会)

岩沼への想いは海を越えて

2023-08-10 07:44:00 | 日記
2023.8.10


昨日、ハワイ在住・三木明美先生からご連絡がありました。

三木先生に関しては、こちらのブログにて何度もご紹介を重ねてきましたので、記憶いただいている方もいらっしゃるかと思います。

https://blog.goo.ne.jp/iwanuma2011/e/093b49130cd0425e9165b7517748f17b

東日本大震災後、岩沼出身のハワイ在住(当時)の小山恵美子さんからのご縁繋ぎで、フラを通じての被災者皆さんへの心のケアにご尽力いただいた三木先生です。

岩沼来訪時には,私たち、ぐるーぷ笑顔の支援活動受け入れと行動を共にしていましたので、以来、時折、近況報告なども重ねております。

昨日の三木先生からのメッセージには、
Aloha お久しぶりです、ハワイ島の三木明美です。
実は、◯◯の通っているハワイ大学のサマー研修(?)に日本の宮城県の高校生がハワイ島ヒロに来ていて、ある催しでお話しした女子高校生がなんと岩沼出身でした。なんか嬉しくなって布田さんのことや岩沼に行ったことを話して盛り上がりました。彼女は市内◯◯の娘さんということできっとご近所さんかな??」
と、ありました。
(※一部、内容を伏せております)

遠く海を越えたハワイで、岩沼が話題になり、震災後、岩沼に支援に通って下さったことなど、岩沼からハワイへの研修に参加した女子高生さんと語り合って下さったこと、私たち、ぐるーぷ笑顔でも早速、共有いたしました。

震災から12年。
次の世代に当時を伝えていくことは、大事なことに思います。
国内外から沢山の皆さんからのご支援、お力添えで、今の岩沼があります。
被災からの復旧・復興の途を思うと、感謝の気持ちでたえません。

その時に関わって下さった方々の中でも、岩沼の記憶や想いが生きていることを嬉しく思います。







ふかふかの森プロジェクト 植樹に参加してきました

2023-06-26 16:40:00 | 日記
https://fukafukanomori.com/

2023.6.24-25

岩沼市・千年希望の丘・8号丘(ニの倉)の植樹がありました。

千年希望の丘については、震災後、瓦礫を集めた森の防潮堤を作ろう、ということで始まり、15基の全体約95%に植樹が終わり、森を育んでいます。

今回は、日本全国に1億本の苗木を植えて、沿岸部のみならず、山にも植樹を進めていく活動です。

私のところには、このプロジェクトに賛同して、お母様の遺産から10000本の苗木を寄付なさった小山恵美子さんから、ご案内がありました。


小山さんのお母様は、岩沼市内の某旧家のご出身で、ご先祖様の教えで「子孫に美田を残さず」との遺志を継いで、岩沼に役立ちたい、という思いで、今回植樹3000本を行うことになったから、というお誘い内容でした。

長年、ハワイで事業をされていた小山さん。
東日本大震災の甚大な被害に心を痛めて、「何か役立てることはないだろうか」と、市内のお身内被災見舞いにいらした時に、ご相談があったのが始まりでした。

当時は、被災された皆さんがようやく仮設住宅に住まいされ始めた頃で、どんな支援が必要か、と皆で考える中で、「フラを通じて、心のケアをしていきましょう」となったのでした。

ハワイと日本を行き来して、フラの教師として活動する三木明美先生が幾度となく、岩沼を訪ねて下さり、仮設住宅の集会所、地域の集会所、福祉施設などでフラを通じて心のケアに繋げていける様に、とお力を注いで下さったのでした。

※当時の様子は、こちらのブログの中でも幾度となく投稿していますので、ご参照ください。

そんな長きにわたり、お母様の故郷の復興に尽くして下さった小山さん。

ふかふかの森プロジェクトの取り組みを電話でお知らせいただいたのが、開催日の1週間ほど前でした。

生憎、ぐるーぷ笑顔のボランティアスタッフも、先約が色々入っており、短時間の参加もやむなし、と25日の午前中、少しの時間でしたが、都合が付くスタッフ有志が現地に赴き、植樹活動をいたしました。



前日、24日には地元、東洋ゴム仙台工場の皆さんも1000本の植樹活動をなさった、とのことでした。

この日は、小山さんお母様のご実家ファミリー皆さまが参集されての植樹活動。
それぞれに代替わりしている先人様のお写真を手に、その思いを伝えあっておられました。








お天気にも恵まれて、作業は順調に進んだ様です。













森に育つまでには、長い時間が必要なことですが、これまでに世界中から岩沼に思いを寄せて支援下さった皆さん、植樹に参加下さった皆さんの愛に感謝しながら、丁寧に植樹作業をいたしました。

森の防潮堤が、将来、災害が起きた時に避難の場、減災の役目として一助になればよいな、と思っています。






【ご支援いただいた、こども服をお届けいたしました】

2022-04-28 20:47:00 | 日記





先のブログにご紹介しました、新品のこども服〜
送り主・真行寺様(二本松市)
仲介者・ピンクアライグマ様(桐生市)

温かなお気持ちが込められているものを必要な方へお届けするべく、スタッフで準備を進めてきました。

検討の結果、地域のこども食堂活動団体での活動を通じて子育て世代で必要な方へお分けすることになり、岩沼市内の2団体(いわぬま・こども食堂+、たけくまこども食堂)へお届けしました。

それぞれ数年前から、地域の中で集まっての食事の提供や居場所、レクリエーション、コロナ禍となってからは、フードパントリー(食材の無償配布)、予約制での弁当配布などを継続的に行なっている団体です。

ぐるーぷ笑顔のスタッフも、両団体の運営に関わっていることもあり、定例活動日に会場に並べ、必要な方にお持ち帰りいただくことになった経緯があります。

当日、会場にいらした方は
「本当に無料でよいのですか」
「助かります」
「何枚あっても、嬉しいです」
「保管していたお下がりの衣服も出して見たら、変色していて買い替えようと思っていたところでした」


「贈って下さった方にお礼を言いたいです」

両団体の開催会場とも、受け取って下さった皆さんから喜びと感謝の声が沢山ありました。

真行寺様、ピンクアライグマ様、あらためまして、大変ありがとうございました。
ちょうどこれから夏場に向かう時期でもあり、幼い子どもさんは、洗い替えなどに何枚あっても助かるTシャツ、直ぐにそじてしまいがちなジャージの長ズボン、手にされた保護者さんから感謝の言葉が並びましたこと、この場をお借りしてお伝えいたします。






こども服、ご支援ありがとうございました

2022-04-08 13:06:00 | 日記

「是非に支援活動にお使い下さい」との温かなお申し出がありました。
送り主・真行寺様(二本松市)
仲介者・ピンクアライグマ様(桐生市)

メンバーで相談の結果、岩沼市内で活動している、こども食堂を経由して必要な方へお引渡し出来るのではないか、となり、笑顔での送料負担をいたし、本日4/8受け取りました。

提供いただいた支援品は、全て幼児サイズの遊び着です。
夏物Tシャツ、スカート、パンツ類、約100枚、全て新品、未使用。
有難いことです。

送り主様、仲介者様、大変ありがとうございます。

季節の衣料品でもありますので、早急に仕分け作業をいたし、該当する団体へ提供につなげていきたいと思っております。

界隈、間もなく🌸の見頃を迎えます。

東日本大震災から11年、生活に落ち着きを取り戻してらっしゃる方もある一方で、この2年余りコロナ禍で、生活に苦しさを抱える方も増えています。

ぐるーぷ笑顔、微力ではありますが、地域の皆さんの活動や支援団体への後方支援として引き続き、向き合ってまいります。

2022年4月 吉日

ぐるーぷ笑顔 スタッフ一同



今年も北海道立室蘭栄高等学校同窓会・白鳥会様よりご支援をいただきました

2021-03-28 20:58:00 | 日記

東日本大震災後、『同窓生がいる岩沼市へ支援をしよう』との篤い思いで同窓会に呼びかけての義援金や支援品を送って下さっている、北海道立室蘭栄高等学校。

今年も、同窓会・白鳥会を通じて、手編みのベストが30着届きました。

ぐるーぷ笑顔として、送り先を検討した結果、岩沼市の隣、亘理町荒浜地区にお住まいの方々へお届けすることになりました。

荒浜地区、セリアの会の皆さまのお手元に、本日3/28、お渡しいたしました。

送って下さった室蘭栄高同窓会関係者の皆さま、受け取って下さった亘理町セリアの会関係者の皆さま、大変ありがとうございました。

まだまだ風の冷たい日が続きます。
編み手の温もり込められたベストを身に付けていただき、健やかにお過ごしくださいね。