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ミケマル的 本の虫な日々

スタンフォード大学は凄かった


 アメリカ図書館ツアー2日目
午前中はスタンフォード大学図書館視察
カルフォルニアは毎日晴れ〜〜!
サンフランシスコは海流の影響で午前中は霧が出て曇っているように見える時もあるけれど、実は晴れていて、雲一つない青い空!

 このツアーは本当に図書館だけを回るツアーですので、関心があったら読んでくださいませ。
そして、頑張って聞いていましたが、忘れたり曖昧なところも多々あるので、間違った情報を載せていたらご容赦くださいね。

 スタンフォード大学はサンフランシスコから南に1時間はかからないくらいの場所にある私立の大学。
1885年にスタンフォード夫妻によって設立されたもの。
スタンフォード夫妻はこの辺りの広大な土地で馬の牧場を手広くやっていたそうで、やっとできた一人息子が15歳の時に3人でヨーロッパにグランドツアー(ゆっくりと回って見聞を広げる旅行)に行ったそうな。
しかし、なんとその息子さんがヨーロッパでチフスにかかって亡くなってしまったのでした。
非常に嘆いたご夫妻は息子に代わって、たくさんの若者の教育をするための施設を作ろうと、広大な土地と財産で大学を作ったのがスタンフォード大学の始まりだそうな。
悲しい出来事から生まれた大学だったのね。

 今ではアメリカの中でも超一流の大学
学費も高いけれど、ほとんどの学生が奨学金で学んでいるそうです。
この大学からシリコンバレーのITの企業がどんどん生まれ、さらにその企業が大学に研究費等を寄付し、潤沢な研究費があるので優秀な研究が行われ、さらに学生や卒業生が起業し、という正のスパイラルが繰り広げられているらしい。。
もう、大学に入ったところでそれがわかります(笑)
佇まいが違う!



中心にある教会




紫の花の花盛り
ジャカランタの木が校内にたくさんあって、美しかった





今回のツアーは皆さんの日頃の行いのおかげか、交通渋滞にほとんど引っ掛からなかったおかげで、見学の前後に時間の余裕があることが多くて、説明してくださる方との待ち合わせの前に周辺をウロウロとできました。

 スタンフォード大学も次の日に行ったUCバークレー大学も大学の中にたくさんの図書館があります。
中央図書館があったり、学部ごとにあるのと、テーマに特化した物があったりと。
ここにも20の図書館たあるそうで全部見ることはできないから、メインの図書館と特徴的な図書館を見せていただく感じ。
この日も早速メインの図書館であるグリーンライブラリーへまず向かいました。





グリーンライブラリーは1928年に創建したけれど、1989年の大地震で壊れて再建されたそうな。
威厳のある建物で、内部もクラシックで素敵な作りでした。





 古地図のコレクションがたくさんあるそうで、一部展示を見ました。
古地図が好きだから、ここはもうちょっと見たかったけれど、何しろ広いから立ち止まっている暇はありませ〜ん。

 2022年に作られたイーストウィングでは、図書館データの共有や電子書籍、本の購入に着いてなど専門的なお話をお聞きしましたが、私はほ〜と思って聞いていただけ(笑)
しかし、専門家の方々からは色々な詳しい質問が出ていました。
電子書籍の割合が年々増えている流れはどこも同じらしい。





色々な展示も面白かった




次に東アジア図書館へ





 アメリカの中でも多くの東アジアの資料を持つ図書館
エントランスがとても洒落ていました。

 入り口の展示コーナーには筆と墨と書の展示が



日本、中国、韓国の色々な書籍や雑誌もたくさん揃っていました。
東アジア図書館には、日本、中国、韓国それぞれの専門の司書の方がいて、研究者のニーズや図書館独自の考えで書籍を購入管理しているそう。
日本の書籍や雑誌もたくさんありましたが、雑誌のセレクトがちょっと変わってるなと思ったら、研究者の方のニーズで買ってるのでということでした。




漫画の本や児童図書も多かった。
特別展示に日本のアニメの中の宗教観というのがありました。
ゆっくり見られなかったけど、アニメへの関心の強さを感じたのと、アメリカから見たら人気アニメの中にどんな宗教観を見出して考えているのか知りたいなと思いました。
日本人は普通に見てるけど、その中に海外から見ると不思議な宗教観が入っているのだろうなと思います。





職員しか入れない貴重な資料の書庫にもちょっとだけ入れてもらえました。



 日本専門の司書の方は日本語が堪能でしたし、書籍や資料を集めている途中ですとおっしゃっていました。

 スタンフォード大学の広大なキャンパスをしばし散策
シリコンバレーと呼ばれる地の最初の起業家であるヒューレッド&パッカードそれぞれの建物が道を隔てて建っていました。






Google創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジはスタンフォード大学の学生だった1996年に、4GBのハードディスクを10台つなげたサーバーを組む際にサーバーラックをレゴ(R)デュプロで作った。
ということで、2人が資金が少ない時に使っていたHP garage and workbenchが展示されていました。(Huang Engineering Center)






レゴで作った最初のサーバーも展示されています




 なんかよくわからないけど、すごいところだな〜と思いつつ、歩き疲れました(笑)
お腹も空いたところで、ランチは構内のレストランで




ランチは学食かと思ったら、なんか素敵なガーデンレストランのようなところでした



空気は乾いているけれど、日差しが暑くて、喉乾いた〜ってことで頼んだのが、このレモネードとアイスティーがミックスした飲み物。



下の方に甘酸っぱいレモネード、上には無糖のアイスティーが入っていて、混ぜて飲むとめちゃくちゃ美味しかった!
初めて飲みました。
この飲み物はなんとあの有名なゴルファーのアーノルド・パーマーが発明したんだって!
そうか〜!これ飲んだらゴルフうまくなっちゃうかも?なんて冗談言いながら。
いや本当に美味しかったので、帰ってから作ってみようかなと思いました。

そして、予めオーダーしていたものを食す!
ツアーの前にメニューから選んでくださいと言われてオーダーしてました。
私は「スタンフォード・チキンサンドイッチ」
やっぱり大学の名前のついたのがいいんじゃないかと思って、オーダーしてました。



グリルドチキンとアボカドが挟んであって、パンも美味しくてボリュームあったけどすごく美味しかった!
フライドポテトも美味しくて、ほとんど完食しました。
後で考えても、今回の旅行で食べたものの中で一番美味しかったかも。

家人はハンバーガー食べてた



こちらもアメリカらしい。
この美味しいランチはなんとスタンフォード大学が奢ってくださったの。
視察のためにたくさんのスタッフが説明してくださり、最後まで案内してくださったのだから、こちらがお礼しなきゃいけないのに、流石にスタンフォードは太っ腹だは〜と思ったのでした。
ごちそうさまでした!

もう1万歩以上余裕で歩いたけど、これからバスに乗って、午後はアザートン図書館に行きました。
それはまた書きます。
長くなったのに最後まで読んでいただいてありがとうございます。



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