京都:洋食 白梅町 ITADAKI

京都の洋食店:北野白梅町「いただき」の紹介を中心に
マスターの姉こと:おねいちゃんが、和歌山より発信しま~す。

ライブ~もうひとつの物語

2009年12月03日 | 音楽

 

11月29日、我が町のライブハウス~オールドタイムでアニキ(夫)がギターで参加している「ジャマーバンド」と、アニキ(夫)の京都時代の友人達と作ったバンド「群青」のライブがありました。

                      

                   

 

最初はジャマーバンド。アニキの弟ヒロジ君は肉離れという怪我のため依然とお休み中です。

義弟は明るくて周りを楽しくさせる天才で、居ないと皆んな寂しそう・・・。

あの元気いっぱいの唄、みんな待ったはるよ~ヒロジ君。

 

    ジャマーバンド

 

人の存在ってそんな時に改めて考えるもんやったんや、とステージを眺めて思った。

ジャマーは人数的には多くて(8人)、その舞台上はいつも満員です。

なのに一人欠けたらどこかヒューヒューと風が吹き、違う緊張感とさびしさが・・・。

八木さんの時にもヒロジ君は肉離れを起こしたばかりだったから不参加で、その上ボーカルの金ちゃんも新潟へ出張でお休み。さぞかし二人共残念無念だったろうな。

いいバンドって、一人一人の存在感が大きいもんな・・・。

ただこの時は八木さんのサポートバンドとしての依頼やったから、フロントの二人が欠場というピンチにも関わらず、ジャマーの演奏チームはそっくり参加できたので事なきを得、素晴らしいライブになりました。

八木さんとのライブの記事

                    

   http://blog.goo.ne.jp/itadakiblg/e/dbb80a3e231e590898bac71317fdd4c1

 

今回もヒロジ君は未だ完治せず参加できなかったけど、金ちゃんがそのいつもの飄々とした姿をステージで見せた時、「ジャマーの顔やな、やっぱり。」と強く思った。

ジャマーバンドのフロントマンは金ちゃんですわ。ほんま。

ジャマーの曲は金ちゃんでしか唄えへんなと思った。

金ちゃんの唄にジャマーの演奏陣がきっちり音を作り、曲が始まる。ジャマーの世界が始まる。この図式はこないだの八木さんのライブでさらに垢ぬけた演奏陣の出来栄えにより、強く伝わってくる。

金ちゃんも心なしか緊張しているように見えた。けど私はその緊張した姿に自分が聴きにいくライブのバンドマンはステージに立ったらプロでいてほしい、という自分の勝手なライブ定義が感じられて嬉しかった。

ジャマーって、なんかギリギリのとこで浮遊してるバンドに思う。

プロだか、アマチュアだか、オヤジだか、アーティストだか、遊びを見せたり真剣だったり。

 

でもひとつ、確かに言えることは、音楽人だということ。ジャマーのメンバーがね。

徹底的に積む練習はステージで強い音となって返ってるし・・・。

だから、惹かれるんだろうなあ・・・ファンは。

 

 

演奏はできないけど、音楽を大好きなひとりとして、ほんま勝手な感想ですが真面目な気持ちで語りました。

 

そして、群青!

 

「群青」はぐいぐい突っ走る!

行くで!行くで!走れいー!!!

まもるさんのベース、カワムラさんのタイコ、スギウラさんのパーカッションが太く強く走る、走る~

ニシミネさんのギターがうねる、ミツモリさんの鍵盤が踊る。

 

なんちゅうバンドや!

すごいグルーブやんか!

おいおいおい、待ってくれよ~!!!

カッコ良すぎるやんか~

 

 

そしてこの強力なバックの、さらに前を走るように唄う二人が・・・

アニキとモモタくん。

モモタくんはアニキの大学からの友人で、バンドを一緒にし、卒業後プロとして二人で共に苦杯をなめたり喜びを分かち合ったりした、34年来の付き合いがある方です。(現在、東京に住んでおられます。)

二人のコーラスはすごいです。一度聴けばその息の合った歌声に魅了されること間違いなし。それぞれの唄う力が強いから揃ってひとたび声を出せば、聴き惚れるとはこのことか・・・。

あっ、臆面もなく言いすぎですか?   恥ずかしい・・・・・・・・・・・・

 

二人がプロとして活動していた時のファンの方もこの日来ておられました。

モモタくんに紹介された時、もうびっくりした!ひっくりかけたし・・・

もう、遠い昔の事のように封印していた気持ちが一気に出て、なんとも言えない気持ちでした。でもそれはすぐに嬉しさに変わり、今こうしてここで出逢ったことに素直に喜ぼうと、それから・・・

「ありがとう!さちこさん・・・。」 

このサプライズも含めてのこの夜の素敵なライブも終わり、次の日、夫のプロ時代のバンド名を初めて検索にかけました。なんとはなしに・・・。

そして、見つけたのがこの一つの記事です。

感動し、少し泣いてしまった。

オールドタイムで出逢ったさちこさんと、この記事の女性が重なり、あの頃のいろんな想い、いろんな出来事、もちろん夫の想い、全てがクルクルと走馬灯のように廻り始め胸が一杯になりました。(さちこさんの、「再会Ⅱ」の記事でのコメントもまた泣けてきます)

 

ぜひ読んでください・・・。

                    

        http://blog.livedoor.jp/chesara10101/archives/8192247.html

 

                           

 

 


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2 コメント

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Unknown (さちこ)
2009-12-05 09:50:21
ありがとうございます、おねいちゃん。

おねいちゃんの記事に名前を出していただけるなんて!!
OLD TIMEで出会った、おねいちゃんは、
とっても可愛らしい素敵な女性で、
心の温かさが、全身からあふれているような方でした。

和歌山の夜は、幸せな夜でした。

本当にどうもありがとうございました。
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こちらこそです・・・ (おねいちゃん)
2009-12-05 16:07:55
ありがとう!

さちこさんと初めて逢った瞬間、とてもきれいな人やなあと思いました。ピュアーな雰囲気が醸し出され、すぐに打ち解けられる感じも伝わり、もっとお喋りしたかったなあと思いながら帰りました。

再会できた時は、あの頃の思い出話をしましょうぞ!

29日、良かったね!
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