








ちょっと離れた街の大きなホームセンターまで
買い物に出掛けた帰り道。
道に迷いたどり着いた場所は
畑と田圃が広がる広大な平原。
ここは少し高台なのか
この日はあいにくの雨で霞んで見えにくいが
地平線から遠くの山並みが見渡せる場所。
平原には数本のはざ掛けに使う樹木がアクセントになって
更に広い景観を演出している。
心惹かれるこの場所は
後で調べると冬の景色が素晴らしく
かなりの人気の撮影地であることを知る。
同じ県内に居ながら
知らない場所やものが多いことがあることを
あらためて痛感した。
その後向ったのは
子どもの頃に遠足で訪れたことのある山の展望台。
あの時以来だから何十年ぶりだろう。
あいにくの天気で景色は霞み何も見えないが
時より薄らと下を流れる大きな川の蛇行がうかがえた。
この山の麓には段違いで
満々と水をたたえられた二つの大きな貯水池がある。
ここから供給された水は大きなパイプを下り
下流の発電所で作られた電気は
首都圏での電車の電力を賄っているという。
あいにくの雨中のドライブではあったが
興味深いことに出合えたと
心よくして家路につく。
今日もまた、
勝手気ままな散策もまた楽しであった。
