いしくわ日和

オオクワガタの飼育日記

能勢YGのメス4匹

2021-09-24 06:43:00 | オオクワガタ
今日はうちの子が飼育している

能勢YGのメス4匹の写真です。

 

※YGは②以外の3匹で、

②は能勢産でした。

(2021.09.24 10:85追記)

 

絞りをF5.6に設定して撮ったら

足の方はボケちゃいました。

もう少し絞り込めばよかったなぁと。

 

撮影台に置くと

結構、動き回って

なかなかシャッターが切れなかったので

ボケ感のチェックを忘れてました。

 

では、4匹の写真をどうぞ。

①45.5mm

②44.5mm

③43.5mm

この個体はちょっと起き上がり気味だったので

余計にボケています。

 

④39.0mm

①、③、④が同じ人のメスで、

②は別の人からのメスです。

 

足をきれいに揃えての撮影は

やっぱりできませんでした…。

 

そういえば

『BE・KUWA』71号に

♀のお尻について

「V」形と「U」形があるって

書いてありましたが、

①が「V」形で、それ以外は「U」形に

なるのでしょうか?

 

産卵は来年、

羽化は再来年と結構長いスパンですが

今のうちに勉強して

頭でっかちになっておこうと思います。


血の配分:能勢YG847系

2021-09-23 11:46:00 | オオクワガタ

あたまの中が

オオクワガタでいっぱいの

いしくわ日和です。

 

で、

能勢YGについてネットで調べてみると

80系、847系(866系、871系)といった

血統表記にたどり着きました。

 

某オークションでも

847系〇〇%といった説明があります。

 

このパーセント表示を

私が入手したペア個体の

血統表に記載してみました。

847系と表記されている個体を100%、

 

80系と記載されている個体と

能勢YG血統とだけ

記載されている個体を0%として

計算してみました。

 

うちに来た個体は

♂の82.2mmは43.75%、

♀の53.3mmは56.25%が

847系の血を引き継いでいることが

わかりました。

 

このペアから

生まれてくるであろう仔たちは

血の50%が847系となります。

 

血の割合を考えながら

作出されているんだろうなぁと

ちょっと鳥肌が立ちました。

 

ブリードされている方々は

血の配合についても相当考えて

ペアリングされているですね。

 

それはそうと、

能勢YG血統の作出者さまが

2009年10月に

書かれた記事を読むと

もともとは飼育されていた

能勢産の個体が80UPして以降、

能勢80系統と名付けられたそうです。

 

能勢847血統は、

その80系統から出た84.7mmの個体と

それらのインラインの子孫に対して

名付けられたものだそうです。

 

その後、847血統から

86.6mmや87.1mmが

出現したことから、

血統表記が複雑になることを懸念して

 

すべての個体は

能勢80系統から派生したことから

あらためて一括して

「能勢YG血統」

と名付けられたそうです。

 

 

作出者さまから

派生した個体であると証明できることが

重要なんだろうなぁと感じた

ネットサーフィンでした。

 

血の継承の歴史

(どのように受け継がれたか)

に価値があるのでしょうねぇ。


血統について

2021-09-19 10:10:00 | オオクワガタ

血統について勉強しようと

亀谷敬正 2018『勝ち馬がわかる血統の教科書』池田書店

を入手しました。

 

以下は、本の中から抜粋したものです。

 

インブリード

父系・母系の5代前までに、

同一の祖先を持つ配合。

インブリードされた血の特徴を、

強く受け継いだ産駒が出やすくなる。

 

アウトブリード

父系・母系の5代前までに、

同一の祖先を持たない配合。

特定の血が濃くなりすぎるのを避け、

血統を活性化させる効果。

 

5代血統表

 

奇跡の血量

3代前と4代前に

同じ先祖を持つ配合

(4×3または3×4のインブリード)

【「4×3または3×4」の考え方】

→両親から50%ずつ、

祖父母から25%ずつ、

曾祖父母から12.5%ずつ、

4代父母から6.25%ずつ血を受け継ぐ。


◎ 同一の祖先馬から

18.75%(=12.5%+6.25%)

の血量を受け継ぐ。


 

ニックス

種牡馬の血統と

繁殖牝馬の父(母の父)の

血統の相性がよいこと。

 

父系

競走馬の父、その父(父の父)、

さらにその父(父の父の父)と

さかのぼっていく血筋。

サイアーラインとも呼ばれる。

 

母系

競走馬の母、その母(母の母)、

さらにその母(母の母の母)と

さかのぼっていく血筋。

ファミリーや牝系とも呼ばれる。

繁殖牝馬は1年に1頭しか

仔を産めないため、

その特徴はファミリー全体を見て判断。

 

4L(ライン)

①父、②母父、③母母父、④父母父。

4Lそれぞれの国タイプと

小系統をチェックすることで、

その馬の能力の方向性を探る。

 

以上、ちょっとだけ調べたことを

コピペしてみました。

 

 

サラブレッドの血統の本を読んで、

あらためて

サラブレッドの血統って

すごいなぁと。


その馬の血の歴史が楽しかったことを

思い出しました。


そして、

この本は勉強になります。


競馬を始める時に
読みたい一冊ですね!!



インブリードとアウトブリード

2021-09-17 22:36:06 | オオクワガタ
我が家の能勢YG血統書付は
昨日の3匹です。
 
♂82.3mmと♀53.3mmペアは
同じ方のオオクワなので
単純にインブリードかと
思っていましたが…
 
競走馬の血統について調べてみると、
決まりがあるんですね。
 
♂82.3mmと♀53.3mmペアの
データを表にしてみました。
 
※某オークションで落札した時に
出品画面に掲載されていた写真から
エクセルに入れました。
 
 
4世代前に同じ♂♀ペアが使われています。
水色と緑色の枠です。
 
薄緑の枠は5世代前の♂♀ペアが同じです。
 
橙色は1世代前のオス親にとって、
3世代前と2世代前のオスが同じ個体です。
 
このような組み合わせが
インブリードなのですね。
 
 
♀52.4mmは
別の方から落札した個体だから
アウトブリードになる
というわけではなく、
 
アウトブリードは
4世代または5世代前までに
同じ血が入ってないことが条件
とありました。
 
これまた、
違う人のオオクワだから
アウトブリードではないんですね。
 
ということは
血統背景がわからないと
何がどうで、何がこうかってことが
わからないんですね。
 
血統がたどれるのは大切ですね。
 
もっと血統について調べてみます。