●撮影地 金沢市新竪町 古物商の店先。
新竪町商店街でカメラ女子の姿を見かける。カメラ女子ということばがまだ生きているのかはわからないが、一眼レフのストラップを腕に巻きつけているコアなカメラマンではなく、コンパクトカメラをさりげなく提げている若い女性のことを言う。そんな二人連れなどが歩いている街である。
新竪町商店街でカメラ女子の姿を見かける。カメラ女子ということばがまだ生きているのかはわからないが、一眼レフのストラップを腕に巻きつけているコアなカメラマンではなく、コンパクトカメラをさりげなく提げている若い女性のことを言う。そんな二人連れなどが歩いている街である。
●撮影地 金沢市新竪町 古書店。
手元のスマホを見ながら「これじゃない?」「そうかも……」若い女性3人が古書店の扉を押して入っていった。ネットの口コミで何かが投稿されている。
この人たちは何を探しているのだろう。もしや泉鏡花や島田清次郎だとしたらあなどれない。(4月上旬)
手元のスマホを見ながら「これじゃない?」「そうかも……」若い女性3人が古書店の扉を押して入っていった。ネットの口コミで何かが投稿されている。
この人たちは何を探しているのだろう。もしや泉鏡花や島田清次郎だとしたらあなどれない。(4月上旬)
●撮影地 金沢市瓢箪町 小 橋。 上流にはガイドブックに出てくる有名な橋がいくつかあるが、この橋もきものの女性が通ると風情がある。欧米の女性観光客がよく写真を撮っていく。その女性たちが橋を渡って行ったが、しっくりこなかった。橋にも性格があるものだ。
●撮影地 金沢市丸の内・金澤城公園
能楽の主人公のほとんどが亡霊である。
能の最後に謡う「祝言」は、亡くなった人がもっとも華やかだった時を、もう一度謡ってあげる優しさの舞である。
満開のさくらの下の花嫁は、あたかも祝言を舞っているようで、もののあわれを感じた。
能楽の主人公のほとんどが亡霊である。
能の最後に謡う「祝言」は、亡くなった人がもっとも華やかだった時を、もう一度謡ってあげる優しさの舞である。
満開のさくらの下の花嫁は、あたかも祝言を舞っているようで、もののあわれを感じた。
●撮影地 金沢市大手町 静かに眺めていると、ときどきこちらを気にしながら、器用に片足をあげて、いつもは隠れているきれいな羽を見せてくれた。そのあと何事もなかったように飛び去っていった。
その行動が何を意味するのか知るよしもないが、ヒトの社会に紛れ込んで生活しながら、ヒトの服装を観察していたのかなと思ってしまう。
その行動が何を意味するのか知るよしもないが、ヒトの社会に紛れ込んで生活しながら、ヒトの服装を観察していたのかなと思ってしまう。