待降節に

私たち罪びとを慈しみ憐れんで下さる天のお父様

聖なる御名が崇められますように。
この待降節にあたって、御父の御民も、神を神と認めぬ輩も、折からの世界的な不況にも拘らず、お父様がご自身のひとり子をこの世に人として2000年前にお送りになった福音を記念するクリスマスを祝い、喜び、楽しんでいます。

キリストを憎み敵対する者たちでさえ、御神が私たちの救いの君をお遣わし下さったことを喜ぶ祭りの祝福に与ろうと、浮足立ってるのは何とも不思議なことですが、御霊の祝福でもあります。

不況と云っても、この日本では充分に食べることができ、雨風や寒さを凌ぐ住まいも与えられており、血を流すほどの迫害もなく、平安の内に過ごせることは、神の祝福・憐み以外の何物でもありません。

どうか、迫害・飢え・圧制に苦しむご自身の御民をこの待降節にあたって、特別に顧みてくださいますように。
イスラム教の国々や共産主義の国々で自由を制限され、虐げられ、キリストのゆえに悪口雑言を浴びせられ、血を流しているご自身の聖徒たちをお守りくださいますように。
キリストと共に苦しみに与り、辱められている御民を強め、あなた様が生きて働かれる神であることを、その兄弟たちにおいて現わして下さいますように。

それらの国々でこそ、またこの日本のように偶像礼拝と姦淫に満ちた国においてでさえ、すべての膝が御前に屈められ、すべての頭が地に平伏し、すべての舌が御父・御子・御霊の聖き御名を讃えるその日が一日もはやく来ますように。

私たちの平和の君、世の救いの望みである
主イエス・キリストの御名によって祈ります。