世の女性たち、男性たち、そしてオジサマの心を掴んで離さない小悪魔、蝶々さん。
女性たちに新しい生き方、価値観を呈し、目からウロコの恋愛セオリーとエピソードを展開。gooブログ「CHOCHO生しぼり」開設にあたって、インタビューを敢行! 蝶々さん直伝の恋愛手ほどき、応援メッセージ、パワーをもらって明るく楽しく、せっかく女の子に生まれてきたんだから!ライフを送りましょ。恋愛に悩める殿方も是非、ご覧あれ。
- 元々はOLさんだったとお聞きしましたが、夜の世界になぜ身を置き、そして今に至るのですか?
銀座OLだったので、午後外出したときや上司と飲んだあとなど、銀座の街角で度々スカウトされることが続いてて。途中から、銀座スカウト・ファイルをつくって、デスクに立てて半分面白がってました。当時は、私自身にも夜の世界に偏見があって、ずっと躊躇していたのですが、ある日スカウトされた店の名刺を、何気に彼氏にみせたら、「ちょっと見てきてくれ!」と体験を猛烈プッシュされて。ふつう勧めるかな?と半ば腹立てながらも、1日体験入店。意外や意外、非常に面白く、その日に同伴も決まるなど水もあったので、会社に勤めつつ、足掛け4−5年も続けちゃいました。2002年に「銀座小悪魔日記」で作家デビュー後は、さすがに三足のわらじはキツく、まず会社を辞めて、それから1年後くらいに、銀座もすっかりあがって、現在に至ります。
- 日記をネットで綴るようになったのは?
「ブリジット・ジョーンズの日記」の映画用・販促サイトで、一般の女性たちがめいめいの日記を自由に書ける、今でいうブログの集合体っていうか、Web版・女子高のようなサイトがあったんです。そこを親友に教えられて、仕事の合間に「銀座小悪魔日記」を書き始めたのがきっかけですね。
実は私は、当時から原始人級のPC音痴で。Webで何かを書くっていうこと自体が、正真正銘、初体験。「HNって、何のこと?」とかいちいち親友に教わりながら書いてました(笑)。
- 銀座時代、数々の会社の重役や一流の方々と交流があったと思いますが、印象に残るエピソードはありますか? そして一番感銘を受けたモテ女は?
それはもう、いっぱいあります。公的には偉い方なのに、酔っ払うと100万円近くのワインやコニャックを女性のハイヒールをグラスにして飲みだす方とか、自分は飲めないのに、女の子へのふるまい酒に毎週のようにいらっしゃる方とか。普通の世界ではありえないような飲み方やお金の使い方、恋愛事件が毎晩のように起こってて飽きなかったですね。でも、由緒正しいお金持ちさんほど、無駄なお金は使わない傾向もありました。
感銘を受けたモテ女は、ナンバー1になって、あっという間に去っていった1年ほど先輩の女性。サバサバして清潔感もあるんだけど、どこか崩れた感じというか、女性から見てもドキッとするような妖艶さがあって。彼女は、女の子同士で群れたりは一切せず、とにかく上客しか視界と計算に入れてない、合理的な売り上げマシンで、天晴れでした。「だって、ここにはお金稼ぎにきてるんだし、友達つくりにきてないし」みたいな(笑)。しかも、いつもさりげに上客を同じ時間帯に呼んで、お客さん同士のライバル心をあおったり、頭もいいの。魅力的でしたよ。
- 「魅力的」という意味で、ズバリもてる男、女とは?
モテるには、自分プレゼンや自分マーケティングなど、ある程度のコツというか、テクニックも必要だし、相性もあるけれど、結局は「人間力」の問題かなと思います。
抽象的な表現だけど、木も太陽に向かって伸びていくし、虫も明るいところに集まるでしょう? 人間もたぶん同じで、男も女も、パワーとか優しさとか才能がある人って、やっぱり異性も引き寄せるんだと思います。でもまあ、細かいポイントを挙げると、「なんでこの人が?」って男の人でモテてる人って、たいていマメ(笑)。女の子は、年齢に関係なく、「色気」のあるなしが重要みたいですね。
- 芸能人だとこの人だ!と思わせるモテ男、モテ女とは?
こればっかりは、実際にお会いしてみないとわからないので、難しいですが。
芸能人じゃないけれど、先日対談したリリー・フランキーさんは、モテそうな男性でした。「俺は、気のない女とはバーで飲まない。俺が女とバーにいたら、少なくともリリーはやる気なんだ!と思ってもらっていい」とか断言してらして。言葉とは裏腹に、会話やしぐさの端々に、女性に対する優しさや思いやりも感じられて、「…これは、モテるな!」って感心しました(笑)。
- 一流のホステスは新聞やニュースを読んで、時事を知っているというイメージがありますが、本当ですか?
ホステスさんのタイプにもよりますが、3紙くらい読んでらっしゃるお姉さん、やっぱりいらっしゃいましたよ。経済や時事ニュースはもちろん、人事の欄を毎日チェックして、昇進があれば、お祝いの電話や贈り物をしたり、退職なら退職で、ねぎらいの電話や贈り物をしたり。担当のお客様のお誕生日や好み、売り上げ高など、エクセルできちんと管理してらっしゃったり。第一線で活躍し続けてるプロは、やはりそれなりの努力をしてるんだなーって、感心させられることも多かったです。
- 蝶々さんはよく、恋愛に関して相談を受けられるらしいですが、最近の恋愛傾向みたいなものはありますか?
恋愛に対して勉強熱心で、やる気満々の女の子に対して、男の子のほうが煮え切らないとかはっきりしない系のご相談が、けっこう目立つような気がします。「なんとか振り向かせたい!モノにしたい!」って、女の子がジレジレしてる(笑)。あと意外と、モテたりイイ女って言われるのに、本命とはうまくいかない、とか昔の彼が忘れられない…というお悩みも多いですね。
- お母さまも小悪魔風ですか?
いいえ、天然風味です(笑)。
- 旅の達人とお見受けしましたが、最近はまっている場所は?
最近は、南九州(特に、鹿児島県の霧島)と、北カリフォルニアにあるシャスタ山に通ってますね。先月はじめて行ったアリゾナのセドナも、でっかい赤岩を登れば登るほど、疲れるどころか、ギンギンに元気になっちゃって(笑)、かなり面白かったです。
NYのような都会も好きですが、ふだん東京で暮らしてるので、パワースポットと呼ばれるような大自然の中のほうが、逆に新鮮だし、心身ともリフレッシュできる気がします。
この秋はヨーロッパの予定だけど、インドやネパール、メキシコや南米にも、近々行ってみたいです。
- 最後にgooブログ開設にあたっての心意気を教えてください
女性たちが、恋愛に悩んだり仕事に疲れたりしたときに、ちょっと楽しくなったりほっとしたり、また頑張ろーって感じてもらえるようなブログにしたいです。gooさんのブログは、絵文字が使えるというウワサなので、それを駆使して、可愛い日記書いてみたいです。あと、大前研一さんやモリタク先生のところもチェックして、社会勉強もしようかな(笑)。
蝶々さんのプロフィール
gooブログ「CHOCHO生しぼり」
媒体や編集者やBF一同のフィルターもかけない”素”の蝶々をギュッとしぼってお届けします。 |
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