仲仙寺参拝 その2
前回は、仲仙寺本坊の「三つ葉葵」まででした。
本坊内の祈りの場にも、立派な聖観音立像が鎮座していましたが、残念ながら写真は取れませんでした。当日は、朝から雨模様の天気でしたが本坊に居る時は、雷を轟かすほどになり、十王堂などをスキップしました。
仲仙寺本堂
仲仙寺の縁起 仲仙寺は、平安時代の弘仁七年(816)慈覚大師円仁により開創され、千二百年の歴史を刻んでいます。慈覚大師は、若き頃、霊峰大神護山で修行している時、光り輝く霊木で、十一面観音像を掘りました。観音像は仲仙寺に・余った木片にお経を謹写し裏山に奉納しましたことから経ヶ岳と称される様になりました。
この11面観音(羽広観音)は60年ごと、御開帳されます。平成27年に、開創1200年を迎え特別御開帳を開催しました。次回は本来の60年に一度の御開帳で西暦2031年になります。
羽広観音仲仙寺は、古くから「馬の観音様」の言われから、本堂外陣には、多くの絵馬が奉納されています。昔木曽の馬方たちが、コメを伊那まで仕入れに、権兵衛峠を越え往来していました。昔の権兵衛峠は大変険しく、死亡する馬もおり、木曽まで連れて帰れなく、仲仙寺で供養した。そんな話を地元民から聞いたことがあります。
さて本坊の内陣に今回特別に入らせていただきました。見事な仏像を拝観して、感無料でした。
(撮影はしなかったので、公開されているWEBから、と思いましたが今回は割愛させていただきます。)
写真がないと寂しいので雨に洗われた山門と、鐘楼です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます