この世の果て

そして僕もまた、決して飛ぶことはなかっただろう。翼折れてなお飛ぼうとする、君に出会うまでは…

劣等感

2006-10-24 | ワタシハココニイル

自信がもてない人の心の裏には、

つねに他人と比較しての劣等感がある。



「他人よりも優れていたい」という欲求は、向上心ではなく、

嫉妬や虚栄心、自分よりも劣る人間を見下したいという我欲に過ぎない。



他人と比較していては、どれだけ努力しても、

決して自信は得られないのではないだろう




自信を持てるか、持てないかは、自分の能力によって決まるもの

ではなく、それをどう受け入れるかという主観によって決まるもの。






青年期は挫折や自己嫌悪が顕著に表れるが、でもそれは健全な成長の証。

恥じ入る事は何もない・・・



また大人になって年齢を重ねるにつれ、挫折感や自己嫌悪を抱くことが少なく
なっていくのは、自分の身の丈を知り、諦めを感じるからなのでは・・・。



「あきらめ」というと、消極的な逃避のように思われそうだけど、

この「あきらめ」を知ることもまた、健全な成長に欠かせない。



精一杯挑戦して、自分の能力の限界を知ったから、

諦めることも出来る。何もしないで不満や強がりばかり

並べ立てている人は、諦めることすら出来ないのでは・・・。



自分の限界を知っているという事は、力の限り努力したことの証