アニメな話 2018年秋

そういえば今期観ているアニメの話を書いて無かったので、今更ながら書きます。もう今クールの折り返し地点過ぎてるくらいだけど。例によって期待値の高い順です。

SSSS.GRIDMAN

不勉強なコトに特撮の方の『電光超人グリッドマン』は未見だったんですが、非常にツボです。元々昭和のウルトラマンシリーズは子供の頃大好きで、エヴァも好きで、スーパーロボット的なノリも好きなのでそりゃあもうウハウハです。六花ちゃんの太ももアカネちゃんの胸にやられたワケではありません。敢えてBGM控えめにして、SEだけを使って日常風景を演出する手法とか、とても「エヴァっぽさ」を感じてステキですね。前半はノリと勢い重視なストーリー展開でしたが、後半どうなるのか。

あと、このアニメきっかけでAmazonプライムにて『電光超人グリッドマン』の1~2話を観てみたんですけど、1993年の作品というコトを考えると時代を先取りしすぎた感ありますね……。コンピュータ内世界の戦いが従来のウルトラマンシリーズに比べると絵的に地味に見える・カーンデジファーが悪役としてベタ過ぎる・主人公を演じる子役の演技が棒、といった難点もありますが、制作者側の狙いというか、挑戦意欲みたいなものは感じられる作品ですね。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
3部から、主役を演じる声優が「小野」縛りになってるのが気になるんですけど、そうなるとストーンオーシャンは誰がやるんでしょうか。小野っていう名字の女性声優って誰か居ましたっけ?小野妹子?(錯乱)……それはさておき、作画は良い感じだし、ストーリーをうまく補強するシーンが追加されたりもして好印象ですね(ヨットを借りるシーンとか)。GRIDMANとジョジョはBD買おうかなー。
からくりサーカス
連載していた頃、サンデー誌上で読んでいた記憶はあるんですが、途中でサンデー買わなくなっちゃって最後までストーリー知らないし、途中までのストーリーもうろ覚え……なんですが、その分アニメを面白く観させてもらっております。しろがね役を林原めぐみが演じるコトも話題になってましたが、なんだろう、自分が想像していた林原めぐみの芝居とはなんか違う感じ。あれが意図しているものなのかどうか、なんか気になる。
ゴブリンスレイヤー
ゴブリンスレイヤーさん、なんであんなにモテるのん……?
色づく世界の明日から
ビジュアルのキレイさで言ったら、今期観ている作品の中でダントツ。美男美女が同じ部活でキャッキャウフフしているシチュエーションはあまり好みではないのですが(悲惨な青春時代を過ごした者の怨念)、過去にすっ飛ばされたヒロインがタイムパラドックスとかそんなの一切関係ねえと自分の正体バラして しまっており、そこからどう話が展開していくのかちょっと気になっておりまして。
ゴールデンカムイ
安定の二期……というには少々ペースが速すぎる気がしないでもない。二期の間に網走まで到達させたいから尺の都合でかなり巻いてるのかもしれませんが、個人的には原作の登場人物の中でもトップクラスのヤバさを誇る姉畑支遁先生をアニメでどう表現するのか、ってのが気になってたのに、どうやらバッサリカットされちゃうみたいだし!

観ているアニメがグリッドマンにジョジョにからくりサーカスって、それこそ今西暦何年だよって話になってまいりました。そういや、『とある魔術の禁書目録』も2期までは観ていたので、今やってる3期も1話観てみたんですが、なんかもうあのノリについていくのが辛くなってしまったので観るの止めてしまいました。年を取るってやあねえ。一方で、『ゴブリンスレイヤー』みたいな作品が登場してきたりもして、一口にラノベ原作アニメといっても色々やなあ、とも思うワケです。

Comment: 0

F1[18] ブラジルGP 決勝

レッドブルのレースペースにビックリしたけど、オコンにはもっとビックリ。F1ブラジルGP決勝。

決勝で一番速かったのはレッドブル

予選の流れだけ見ると、レッドブルは今回蚊帳の外……みたいな雰囲気あったんですけどね。リカルドは5グリッドダウンペナルティもありましたしね。しかし、メルセデスとフェラーリが思いの外苦しむ展開となり、対照的に決勝ロングランにドンピシャのクルマを用意できていたレッドブルが、ソフトスタートだったハズのフェラーリよりもさらに長くスーパーソフトを引っ張ってソフトに履き替えるという作戦を取り、これが大正解。これはフェルスタッペン見事な勝利……と思いきや、まさか周回遅れのオコンがレース展開をひっくり返すコトになるとは。

WATCH: The full story of how Verstappen and Ocon came to blows in Brazil | Formula 1(動画)

オコンにぶつけられたフェルスタッペン、ピー音付きの無線を言い放ったあとにオコンに対して中指立てるわ(映像ではボカシてありますね)、レース後にオコンを見つけて小突きまわすわと怒り爆発。まあアレで勝利をフイにされたんだから気持ちはわかる。ただ、当然このフェルスタッペンの行為自体は褒められたものではなく、結果としてフェルスタッペンにはFIAから公共奉仕活動を命じられるペナルティが下されたようですね。

Brazilian Grand Prix 2018: Verstappen required to do 'public service' after post-race scuffle with Ocon | Formula 1

1997年にミハエル・シューマッハがジャック・ヴィルヌーヴの土手っ腹にぶつけた件では、確か交通安全キャンペーンへの参加を命じられてたように思いますが、フェルスタッペンも似たような感じになるのかな。

表彰台後の記者会見の記事を見てみると、優勝してチームのタイトルも決めたハミルトンより、フェルスタッペンの方に多く質問が飛んでおり、これはこれで笑えますが。ただし口数はハミルトンの方が圧倒的に多いんですが。最初にオコンとの接触に関するコメントを求められたフェルスタッペンは、「本当にあまりコメントすることは無いよ、彼が腰抜け(pussy)だったことを除けば」と言い放つ有様。お行儀悪い言動のオンパレードだぞマックス君。

MV: I don’t really have a lot to comment on that, except that he was being a pussy.

via: FIA post-race press conference - Brazil | Formula 1

一応スチュワードのヒアリング後には両者握手をした、という話も出ていますが、腹の底は治まっているワケないですよねコレ。しかしまー、次のレースは気持ちを切り替えて行って欲しいものです。もうフェルスタッペンの才能自体は疑いようが無いからね。

ヘルムート・マルコはオコンがメルセデスファミリーの一員であるコトに触れており、わざとぶつけたんじゃねーのと言いたげな感じですが、さすがにそれはゲスの勘ぐりというものでしょう。

メルセデスジュニアのオコンにマルコの怒り爆発 | Red Bull | F1ニュース | ESPN F1

オコンは40周目に新品のスーパーソフトに履き替えており、35周目にソフトに履き替えてトップに立ち、ペースコントロールをしていたフェルスタッペンよりペースが良く、周回遅れを取り戻したかったというコトみたいで、それはそれで理解できる話ではあります。周回遅れがラップリーダーを抜いちゃいけないってルールは無いし。しかし、2コーナーへのアプローチで半車身前に居るラップリーダーのフェルスタッペンが、周回遅れの自分に進路を空けてくれると思うのはさすがに楽観的過ぎるでしょー。

一方、リカルドもフェルスタッペンに劣らぬ速さを見せてはいましたが、表彰台には届かず。この結果を見てしまうと、やはりグリッドダウンペナルティが痛恨でしたね。この噛み合わなさがなんとも歯がゆい感じですが……アブダビでは表彰台登れるでしょうか。ルノーが来年余程化けてくれないと、リカルドのシューイも当分拝めそうに無いしなあ……。

存在感の無かったベッテル

ハミルトンは優勝でコンストラクターズタイトルを獲得したコトもあって喜びを爆発させておりましたが、どうも棚ぼた感が拭えなくてアレでしたねえ。しかし、それ以上にベッテルが重傷な感じでしたね。

Brazilian Grand Prix - Sebastian Vettel: My race ‘started bad’ – and ‘finished bad’ | Formula 1

決勝をソフトタイヤでスタートしたフェラーリですが、それが裏目に出たかスタートで順位を落とし、その後もミスした間にライコネンにも先に行かれるなど冴えない展開。1回目のピットのタイミングでライコネンの前に出るも、ペースが伸び悩みライコネンにポジションを譲るようチームオーダーが出るという有様。今年ハミルトンとタイトルを争ったドライバーとしては、あまりにぱっとしない……。「最初も最後も悪かった」というベッテル自身のコメント通り。

予選を見る限りそこまで悪そうには見えなかったし、決勝でもライコネンは1ストップで表彰台を獲得しているコトを考えると、このベッテルの失速ぶりはなんか解せないところではあります。結果としてメルセデスは悠々とコンストラクターズタイトルも決めたワケですが、フェラーリにはせめて最終戦アブダビでもうちょっと意地を見せて欲しいもんです。

そのほか

自己ベストの6番手スタートだったエリクソン、決勝ではいつものエリクソンでした(?)。スタートでグロージャンと接触してマシンを破損、その後マグヌッセンに押し出されるシーンもあったりして、ハースの2台が居なけりゃもうちょっとマシなレースになったのかもしれませんが。しかしまー、プロレーサーとして大成できるかどうかって、こういうチャンスをどれだけモノにできるかなんですよね。ルクレールはしっかり7位入賞して6ポイント持ち帰っててね、まあこういうところで差が出ちゃうんですよねえ。

ザウバーとコンストラクターズ8位を争っているトロロッソ、今回ノーポイントで終わってしんどい状況になりました。ハートレイがリバースストラテジーで順位を上げてきたものの11位、一方でガスリーは失速して13位。アブダビもフェラーリPU勢の方が有利だろうしなあ。

そういや今回、表彰台でムチムチなおねーさん達がサンバを踊る演出があったりしましたけど、こういうの見るとグリッドガール廃止ってなんだったんやろなあ……と思ったりしますが。アメリカGPでもレース前にムチムチなチアガールが踊ってたりしましたよね。まあホンネと建前と申しますか、対外的(F1の外)に向けてのメッセージと、内側の論理はまた違うものなのかなーとか、世の中ってめんどくさいよねって感じです。

Comment: 0

F1[18] ブラジルGP 予選

コンストラクターズタイトルがまだ決まって無いとは言うものの、なんか観る側としても気が抜けてしまった感は否めないF1ブラジルGP予選。

粘りたいフェラーリではありますが

メルセデスが強い、というよりフェラーリが自爆してしまった感もある今年のチャンピオンシップですが、フェラーリとしてはせめてまだ確定していないコンストラクターズタイトルを狙いたいところではあります。ただ、レースが始まる前の状態でメルセデスとフェラーリのポイント差は55ポイントあり、チームとして1レースで稼げるポイントは最大43ポイントになるワケですから、フェラーリとしてはこのレースでメルセデスより13ポイント以上多く獲得して、その差を43ポイント未満に収めないとコンストラクターズタイトルも奪われてしまう、というコトになります。

ただ、予選結果はハミルトンがポール、そしてボタスが3番手。フェラーリはベッテルが2番手、ライコネンが4番手という形なので、このままの順位でフィニッシュしてもダメ、ってコトになりますね。フェラーリが1-2フィニッシュを飾れれば、メルセデスが3-4位でフィニッシュしたとしても16ポイント差を付けられるのでタイトル獲得は持ち越しにできるんですが……まあ予選の雰囲気を見る限りはちょっと厳しそうだよなあ。

フェラーリはQ2でうまいことソフトタイヤで最速ラップをマークし、決勝で上位陣では唯一ソフトタイヤスタートとなるワケで、この違いがアドバンテージとなるのか、ならないのか、ってのが決勝の見所にはなるんでしょう。そもそも、決勝でも雨混じりのコンディションになる可能性もあるみたいですが……。

にしても、ドライバーズタイトルが決まると気が抜けてしまう(?)イメージもあるハミルトンですが、今回のポールラップはお見事でしたね。コンストラクターズが決まって無いせいもあるでしょうか。記者から「ボタスに優勝を譲れる状況になったら譲るか?」なんて質問もされていたようですが、「バルテリがそれを望まないだろう」みたいに返していたハミルトン。実際、フェラーリが自爆して悠々1-2体制になった場合どうするのか、ちょっと興味あります。

ベッテルとハミルトンのドタバタ

なにかとしょーもないコトをやらかしがちなフェラーリ&ベッテルですが、今回はベッテルが予選中の車重計測でやらかしてしまったようで。

ベッテルが車重計測の際に問題行動も、グリッド降格を免れる。戒告と320万円の罰金処分に

F1公式にはベッテルの無線音声付きでその時の動画が上がっていますが、「急げよオイ!」みたいなノリですねベッテル。

Brazilian Grand Prix: Vettel handed hefty fine for weighbridge incident during qualifying | Formula 1

一応、計測そのものをスルーしたりはしなかった、計測器の上で一度エンジンは切った、というコトでグリッド降格までは課されなかったようですが、まー正直この態度はないだろうと思いますし、降格ペナルティでも良かったんじゃないかと思いますね。ここでベッテルを降格させちゃうと、いよいよ見所の少ない白けたレースになるコトをFIAが懸念したんじゃないの、と思っちゃうのは邪推が過ぎますかね。

5度目のチャンピオンに輝いて、人間的にも成熟したハミルトンに対して、このベッテルの振るまいはなんとも対照的と言いますか、「そんなんだから負けるんだよ」と言いたくもなってしまいますが……まーしかし、レーシングドライバーなんて破天荒な性格の人間が居ても良いとは思いますし、皆が大人の振るまいしてたらそれはそれでちょっと物足りない気もしますし、ベッテルはこのままでも良いのかなー……。

一方ハミルトンも、予選中に後ろから急接近してきたシロトキンに対して慌ててレーシングラインを譲ろうとしたところ、シロトキンも同じ方向に避けてしまい危うく大事故になりそうなシーンがありましたね。

Brazilian Grand Prix: Lewis Hamilton and Sergey Sirotkin nearly collide in Q2 - video | Formula 1

シロトキンがかなり高速だったのでアタックラップ中だったのかと思いきや、そうではなくてハミルトンもシロトキンもアウトラップ中だったという話。ただ、最終セクターでタイヤを温めたかったシロトキンが、前のハミルトンのペースがスロー過ぎるのに焦れて前に出ようとした、というコトみたいで。そりゃメルセデスのピットが気付くヒマもないですね。

ハミルトンはこのシロトキンの行為を批判しており、まー事情が分かればこのハミルトンの言い分も納得できます。

ポールのハミルトン、ニアミスについてシロトキンを批判「相手への敬意がない、不必要な行為」:F1ブラジルGP土曜

オマケに、どうもハミルトンのコメントによれば、その前にもハミルトンが譲ろうとしたらシロトキンも減速するなどして、追い抜くチャンスはあったのに追い抜かなかった、というコトでもあるようです。前に行こうか行くまいか、グズグズしてたら最終セクターまで来ちゃって、やっぱり前に出ようとアクセル踏み込んだ、みたいな感じでしょうか。だとすれば、シロトキンがお粗末だったという話になりますが……。

ザウバーの2人が健闘

あと今回の予選で目立っていたのはザウバー勢ですかね。トップ3チームに次ぐBest of the restのポジションを2台で固める大健闘。

Q2で雨が強まってきた中でタイムアップを果たしてQ3に滑り込んできたルクレールの走りは驚嘆ですが、しかし今回Q3でエリクソンがルクレールの前に出たというのもなかなかに驚き。なおエリクソンがルクレールに予選で勝ったのは今季4回目、ハンガリー以来8戦ぶり。エリクソンの予選7位・スターティンググリッド6番手(リカルドのグリッドダウンペナルティにより)は彼のF1キャリアベスト。

Ericsson keen to go out on a high after career-best qualifying | Formula 1

来季はF1レギュラーの座を外れてインディカー参戦が決まっているエリクソンですが、ここに来てこの予選パフォーマンスはちょっと驚きました。Q2でのルクレール雨中の驚速アタックでコンマ2秒ちょいの差を付けられたエリクソン、逆にQ3ではルクレールにコンマ2秒近い差を付けてみせたワケで(てか、ルクレールはQ3でQ2の自己ベストを更新できなかった)。

予選後のコメントで、ルクレールもエリクソンに賛辞を送ってますね。

Marcus did an incredible job today, and well done to him.

via: Charles Leclerc : What the teams said – Qualifying in Brazil | Formula 1

決勝でも力強いパフォーマンスを発揮できるのか、ルクレール以上にエリクソンも気になるところ。

Comment: 0

エレベーターにおける狛犬ポジション考

「狛犬ポジション」を知っていますか? 電車の出入り口の両脇にある、人ひとりが立てるくらいのスペースで、満員電車でも比較的ゆったり立っていられる場所です。

via: News Up みんな大好き 狛犬ポジション | NHKニュース

この「狛犬ポジション」って言葉、聞いたコト無い人でもどういう意味かイメージしやすい秀逸なフレーズだなあと感心するワケなんですが、 何気に私もこの狛犬ポジションは好きだったりします。というのもですね、ここのドア側に背を預けて立つと、スマホを覗き見されにくくなるんですよ。隣に居る人や、前に居る人のスマホの画面って結構見えちゃうじゃないですか。あれ、なんかイヤなんですよね。

さすがに仕事の機密情報とかを駅のホームで閲覧したりはしませんけど、プライムビデオでアニメ観ながら二へ二へしているところを横目で見られるのなんかイヤじゃないですか。ええ。

ただ、この狛犬ポジションも万能ではなくて、停車駅ごとに開くドアが左右ころころ入れ替わるような路線だと、場合によっては乗り降りする他のお客さんの邪魔になっちゃったりして。なので、しばらくドアが開かないと分かっている側のポジションこそが至高、乗り慣れていない路線では迂闊に陣取ることもできないのが狛犬ポジションだったりします。

んで、この狛犬ポジションって探してみると電車以外にも存在するじゃないですか。自分が真っ先の思いつくのはエレベーターなんですけど、エレベーターの狛犬ポジションって、電車以上に高度な判断を求められる場だと思うんですよね。なぜかというと、エレベーターのタイプ、自分が降りる階、エレベーター内の混雑度合い、等々判断すべき材料が無数にあるからです。

なぜそんな無数の判断材料が存在するかというと、エレベーターの狛犬ポジションには、そう、開閉ボタンや降りる階を指定するボタンが密集しているパネルがあるからです。仮に自分が1階から10階まで上るエレベーターに乗って狛犬ポジションに陣取り、後から何人も人が乗ってきて、皆途中の階で降りていく場合、エレベーターが止まる度に乗り降りが済むまで「開」ボタンを押したままにして、済んだら「閉」ボタンを押すコトを繰り返さなくてはならなくなるワケです。

いや、ふつうエレベーターには安全用のセンサーが付いていて、人の乗降中はドアが勝手に閉まるコトは無いハズなんですけど、なんかあのポジションに居る人は「開」ボタンを押してないといけない、そして乗降が済んだら速やかに「閉」ボタンを押さねばならない、みたいな暗黙の了解事項がありません?あるよね?

オマケに、他の人が自分の降りる階を押すためににゅっと自分の眼前に指を伸ばしてきたり、「××階押してもらっていいですか?」と言われたりと、とにかく落ち着きません。自分の降りる階が乗った階からかなり離れている場合は、狛犬ポジションはできるだけ避けたい場所になるワケです。

ただしこれには例外があり、エレベーターの操作パネルが無い側のポジションであれば、そうした心配は一切無用となるワケです。もしエレベーターに乗ったときに操作パネルが無い側のポジションが空いていたならば、自分の降りる階のボタンをさっと押したあと、その場所にすっと収まるのは悪くない作戦でしょう。

しかしまた世の中面倒なコトに、左右両側ともに操作パネルが付いているエレベーターも存在します。このエレベーターの狛犬ポジションに収まってしまうと、反対側の人が開閉ボタン押すやろ、と考えて知らんふりするのも感じ悪いと思ってしまい、結局左右両方の人がエレベーターのドアが開く度に開閉ボタンを同じように操作する、という極めてアホらしい状況が生まれます。いや、お互いアホらしいのはわかっているものの、やらないで居るのもなんか……という極めて微妙な空気が生まれるワケです。これはもう、エレベーター狛犬ポジション最悪のパターンといっても良いでしょう。

そうなると、やはりエレベーターは狛犬ポジションを避けるが吉……と考えてしまいますが、自分が降りる階が比較的近い場合、エレベーターの一番奥まで行ってしまうのも考えもの。エレベーターが混雑している場合、降りるときに「ちょっとすみません……」と言いながら、前の人たちに一度降りて貰わねばならなくなりますし。狛犬ポジションならば、混雑している状況下でもすっと降りられるのはメリットと言えましょう。もちろん、エレベーターが空いているならばそこまで気にしなくても良いのかもしれませんが。

このような内容を踏まえ、エレベーターに乗ったその瞬間には状況を見定めてポジションを決めなくてはならないコトを考えると、まったくエレベーターに乗るという行為は極めて難易度の高いものだな、と思わざるを得ません。しかしまた、そういう判断を日々当たり前のように、ほぼ無意識レベルで行っている人間の脳というのはスゴイな、とも思うワケであります。

Comment: 0

F1[18] メキシコGP 決勝

ハミルトンはまたここでタイトル決めましたね。F1メキシコGP決勝。

タイヤを巡る混乱

ドライバーズタイトル決定戦となったこのレースですが、しかし想像以上にメルセデスが大苦戦のレースともなりましたねえ。どこのチームも想定以上のタイヤの性能劣化に苦しめられていた感じはしますが、その中でもメルセデスは一番といってもいいレベルで酷かった。ボタスなんて、唯一3回もピット入っちゃうくらいだし(最後はフリーストップだったとはいえ)。

レース後のコメントで、それはもう優等生的な謝辞を述べたハミルトンでも、レースについては「マジヤバかった」(pretty horrible)と言っているくらいですし。それでもハミルトンにしてみればタイトルを決めたワケですし、終わりよければ……という感じでもありましょうが。しかし、メルセデスにとっては課題の残るレースであったのも事実ですね。一応まだコンストラクターズタイトルは決まって無いしね。……そういや、2戦連続で表彰台でドイツ国歌が流れなかったのって、今シーズン初じゃないですか?

メルセデスに比べるとフェルスタッペンはスピードを稼ぎつつも上手くタイヤマネージメントしてましたよね。その気になれば1ストップでも行けたんじゃないかっていう。ハミルトン、ベッテルが2回目のストップを行ったのでフェルスタッペンも入りましたけど、保険って感じでしたしねえ。

上位陣のタイヤの損耗が目立ったために「タイヤに厳しいレース」という印象を受けましたが、6位以降に目を向けるとハイパーソフトスタートからのスーパーソフトへスイッチして1ストップのまま走り切ったヒュルケンベルグ、ルクレールが6位と7位、エリクソンが9位に入賞してるんですよね。8位のバンドーンはウルトラソフトスタートでスーパーソフトに切り替えた1ストップ組。

敢えてQ3に進出しなかったフォースインディア勢は2台ともトラブルに巻き込まれてしまったので評価が難しいところではありますが。ただ、ペレスなんかは完全に2ストップ作戦の構えだったように見えますし、だとするとポイントゲットは結構厳しかったんじゃないかなー。1ストップ勢はスーパーソフトを50周以上引っ張って見せましたが、意外とコンスタントに走れてるんですよね。

てか、バンドーンはスタートがイマイチでほぼ最後尾まで順位を落としてからの追い上げですし、エリクソンもピットで時間掛かりすぎて最後尾まで落っこちてからの追い上げ。なんやかんやで10位フィニッシュしたガスリーは元々PU交換で最後尾スタートだったワケですし、この3人はホント上手くやりましたよね。4台もリタイヤが出たのに助けられた部分はあったにせよ。

めちゃくちゃ運の無い2人

ポールポジションからのスタートだったリカルドは、蹴り出しで遅れてしまい表彰台圏内を争う展開に。それでも3位表彰台はイケるかと思いきや、油圧系のトラブルでマシンストップ。レース後のコメントで「すべてが絶望的だ」「このクルマは呪われている」とまで言っており、まあこの状況を見ていると、とりあえずレッドブルを離れてみるというのは本人のメンタル的には良いのかも知れんね……。

“Everything just feels hopeless,” he said. “I honestly… don’t see the point coming on Sunday. I don’t see the point doing the next two races. I haven’t had a clean race all weekend in so long. I’m not superstitious or any of that bull****, but the car is cursed.”

via: F1: ‘The car is cursed’ – Ricciardo vents after second-straight DNF

そしてアロンソはコース上で拾ったデブリがマシンに刺さった結果トラブルが生じてリタイヤという、本人曰く「百万にひとつの」(one in a million case)不運ぶり。……いやさすがに、もうちょっと高い確率で起きている気がする。アロンソもさー、一応あと残り2レースなんですけどねー。今のマクラーレンで表彰台は望むべくもないとしても、最後までポイント圏内で暴れ回って欲しいもんですが。今日のレースはドライバーとチームのマネージメント能力と戦略が試される展開だっただけに、アロンソには生き残ってもらいたかったですねえ。

そういや完全に余談ですが、レース後行われたハミルトンのチャンピオン獲得記者会見で、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)という名前の記者がハミルトンに質問しようとしたところ、「フェルナンドが僕に質問するとは思わなかった!」とジョークを言う一幕があったようで。この記者さん、「(本名は)少し長いんだけど短縮した」と言っており、なんかすごく狙ってそう名乗ってる感があって面白いです。挙げ句、ハミルトンに「運転できるの?」とか逆に質問されてるし。

Q: (Fernando Alonso – Motorlat) The question…
LH: Your name is Fernando Alonso.
Q: (Fernando Alonso – Motorlat) Yeah. A little longer but I shortened it.
LH: I never thought Fernando would be asking me questions!
Q: (Fernando Alonso – Motorlat) A pleasure for myself.
LH: Can you drive?
Q: (Fernando Alonso – Motorlat) Not that fast but I think I can drive.

via: FIA post-race press conference - Mexico

タイトル決まって

今年も変わらずメルセデスがダブルタイトルという形になりそうですが、にしてもフェラーリはもったいないシーズンになっちゃいましたねえ。単純なクルマのパフォーマンスを見れば、今年はメルセデスに勝っていても不思議じゃ無かったワケですし。後半戦の大失速が痛恨でした。これだけ速いクルマと、セバスチャン・ベッテルを擁しながらも、残り2戦を残してハミルトンにタイトルを決められてしまったのは残念としか。

チームの戦略が空回っていたのもそうですし、アップデートが不発どころかパフォーマンスを落としているのにいつまでも気付かなかったというお粗末ぶりもそうですし、そんな中焦れてミスを連発してしまったベッテルもそうなんですけど、途中までは上手く噛み合っていた歯車が後半どんどん狂っていってしまった。

一方のハミルトンとメルセデスは、シーズンを通してパフォーマンスを維持する術を心得てますよね。そこがさすがディフェンディングチャンピオンというか、シーズン前半にフェラーリからの猛攻を受けても、後半できっちり立て直す総合力、これがスゴイ。ハミルトン自身、4度のタイトルを獲ってもなお「どうすればもっと良くなる?」と考え抜いて、今年はドライビングも、それ以外の時間の過ごし方についても今までより高い領域に到達するコトができた、みたいなコメントしてますね。

“It’s definitely the best year,” said Hamilton, who climbed the pit-lane fence after his team photo to celebrate with fans. “Ultimately it was the goal. When I won the championship last year, I was like how am I going to improve? How can I be fitter? How can I be more focused?

“How can I manage my time better and how can I just be a better all-round driver, not just in the car, but also in my team, in the garage, with my engineers, back in the factory? Just in all areas.

“This year I have been able to lift them all up. I don’t know if that’s something that comes with age. But I’m sure the experience helps. I honestly feel like I’ve performed my best this year. So I’m very happy with how it’s gone.”

via: 2018 my best year in F1 – Hamilton on becoming five-time world champion

SNSが大好きで、記者会見中でもスマホいじったり、不遜な態度を取ったりしたコトもありましたけど、そういや今年のハミルトンってそういうお行儀の悪い話ってあんまり聞かなかったような。なんにせよ、これだけの強さを見せつけられてはもうイヤでも納得せざるを得ませんが。こうやって、「俺はまだまだ進化しているし、今年はそれを成し遂げた」って胸を張って言えるってスゴイよね。

ベッテルにしてみれば、これでワールドチャンピオンの獲得数ではハミルトンに追い抜かれてしまった格好。本人にしてみればめちゃくちゃ悔しいでしょうし、来年はぜひ更に強くなってきて欲しいものです。いやだって、そうじゃないと今のハミルトンとメルセデス止められないし……いやドイツの科学力は世界一なんで仕方無いんですけど……。

Comment: 0
« 前ページ