F1[21] フランスGP 予選

ここから三週連続開催となるF1。今年も中止になったり延期になったりするレースがある中で、今回の舞台となるフランスのポールリカールではボチボチお客さんも入れての開催となっており、地域によってコロナ禍の様相にだいぶ差が出てきてますねえ。鈴鹿は開催できるのかどうなのか……。そんなワケでフランスGP予選のお話。

ポールが取れないメルセデス

2018年に復活して2019年にも開催されているポールリカールでのフランスGPですが、2回とも予選ではメルセデスがフロントロウを独占しており非常に相性の良いサーキットなんですよね。モナコ・アゼルバイジャンとパフォーマンスが発揮できなかったメルセデスですが、ここフランスでは挽回してくるだろうと思ってはいました。……が、ポールを獲得したのがフェルスタッペンだったのにはビックリ。しかもハミルトンに0.25秒くらい差を付けてるし。

メルセデスも2・3番手を固めて意地は見せた格好ですが、ここはポールを獲れるだろうと思っていただけに「メルセデス復活」とは言い難い雰囲気。長い直線セクターでフェルスタッペンがメルセデスをコンスタントに上回っていたというのも驚きでした。バクーでのパフォーマンスもそうですけど、今年のホンダはエネルギーマネージメントの力がかなり向上しているのかなって感じがします。年間のタイトル争いを考えたときに、このポールリカールでメルセデスをこれだけ上回るコトができたというのは、レッドブル・ホンダにとって大きな意味を持つかもしれません。

メルセデスはこれで3戦連続でポールを逃したコトになりますが、これってたぶんフェラーリが(疑惑のPUで)猛威を振るっていた2019年以来ってコトになりますかね。ハミルトンはマシンのセットアップに手こずって予選前のギリギリまで調整を続けていたみたいなので、金曜からもう少しスムーズに来れていればフェルスタッペンにもっと肉薄できたのかもしれませんが。ただ、ハミルトンがそこまでセットアップに手こずる部分も引っくるめて、なんだか潮目が変わってきてるのかな、と感じたりもします。

Hamilton went on to discuss the changes he’d been making on his car, saying: “It’s been a really, really hard weekend, mentally… just trying to get the car into a happy place. You wouldn’t believe how many changes I’ve made since Practice 1, going round and round, kind of chasing the tail… and it wasn’t really making much difference, I was still struggling.

via: Gap to Red Bull in French GP qualifying ‘a lot bigger than we hoped’ says Hamilton, as Bottas disappointed to miss pole | Formula 1®

それでもちゃんと戦えるレベルまでクルマを合わせこんでくるのがハミルトンなのですが、あとは決勝のレースペースがどうなのか、というところですね。接戦なのは間違いないと思うので、面白いレース展開を期待。3番手ボタスの後にペレスもつけているので、レッドブルとメルセデスのガチンコバトルになりそうですね。

予選ではコンスタントに速いフェラーリ

トップ2チーム以外に目を向けると、5番手にフェラーリのサインツ、6番手にガスリーを挟んで7番手にルクレール。さすがに3戦連続ポールとはいきませんでしたが、なんか「3番目のチーム」としての地位を確立しつつある感じしますね。決勝で予選順位をなかなか上回れないのがフェラーリの悩みですが、トップ2チームの存在が頭一つ二つ抜けているコトを考えると、ルクレールの4位3回・6位2回という今シーズンの成績は上々といって良い結果。サインツは予選ペースではルクレールに肩を並べますが、あとの課題は決勝ですね。予選順位より上でフィニッシュできたのはイモラとモナコだけなので。

フェラーリと争う立場のマクラーレンのノリスは決勝に強く、ほとんどのレースで予選順位を上回るポジションでフィニッシュしてるんですよね。予選順位だけ見るとフェラーリのほうが優勢に見えるけど、コンストラクターズ争いで接戦になっているのはノリスの頑張りによるところが大きく、あとはリカルドが本来のパフォーマンスを出せるようになってくれば状況がひっくり返る可能性もあるワケです。今回のマクラーレンはノリス8番手・リカルド10番手と2台ともがトップ10に入ってきているので、決勝でこの2チームがどう絡んでいくのかっていうのも見所。

アルピーヌもフェラーリと同様に予選ではそこそこ速くて決勝で伸びない傾向ですが、オコン曰く決勝のペースが伸びない状況を解消すべく手を入れているみたいなので、それがどう転ぶか。

“Obviously we are investigating why the pace is worse on Sunday than it is in qualifying,” Ocon said. “Only time will tell if we’ve found the issue. If we come back tomorrow and have good race pace then I think we’ll know what it is obviously. If we are still struggling a bit then it will need further review but we are on it and we have a few areas we can focus on.

via: ‘We have some theories’ says Alonso, as Alpine search for answers to race pace struggles | Formula 1®

角田は3度目の予選クラッシュ

バクーで2度目の入賞を飾り、その良いムードをこの3連戦で継続してくれれば……と思ったりもした角田ですが、Q1の1発目のアタックに入った直後にやらかしてしまいました。

Tsunoda explains what happened with early Q1 spin that leaves him on the back row for the French GP | Formula 1®

まーやっちまったものは仕方無いんですが、角田が予選でクラッシュしてしまうのは今シーズン7戦目で3度目、ちょっと目立つよねえ……っていう。前戦のバクーではQ3まで進出してのクラッシュだったので決勝へのダメージはほとんど無かったワケですが、イモラとここポールリカールではQ1でやっちゃってるのが辛い。少なくともQ2にはほぼ確実に進出できる力があるマシンなんだから、なんでそんな1発目から力の入りまくったアタックしようとしちゃうの……っていう。こういうアタックラップに入ると無我夢中になっちゃうタイプなのかなあ……。

なかなか走行機会も多く無い中でのルーキーシーズンなので大目に見て貰っている部分もあるとは思いますが、さすがにQ1でクラッシュして予選をダメにしてしまう、というパターンはこれ以上繰り返さないようにすべきでしょうね。今回はミック・シューマッハもクラッシュを喫してしまいましたが、彼は一発目のアタックでハースとしては思いの外良いタイムを記録したあと、Q2進出を狙ってさらなるプッシュをした(あえて大きめのリスクを取りに行った)結果なので、まだ理解できるものではあります。今回の角田は、リスクを取らなくていいところでスピンしちゃってるんでね。

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F1[21] アゼルバイジャンGP 決勝

ストロールのクラッシュ以降はそこまで大きな波乱無く終わるレースかな、と思っていたら、最後にとんでもねえ展開が待ってましたねえ。F1アゼルバイジャンGP決勝。

タイトル争いの主役2人が立て続けに……

中盤以降はわりと粛々とレースが進んでいる感じに見え、これはレッドブルの1–2フィニッシュで決まりだな……と思っていたら、チェッカーまで残りわずかというところでフェルスタッペンの左リヤタイヤが突然壊れてマシンはクラッシュ。ストロールと同様にストレート区間で突然前触れもない状態でタイヤが壊れるもんだから、そりゃ驚きます。どちらもドライバーは無事だったから良かったですが、あんな風にタイヤ壊れたらいかにF1ドライバーといえども反応できるワケないですからね。

フェルスタッペンのクラッシュ後にセーフティカー出動⇒赤旗という流れとなり、実質残り2周の超スプリントレースとして再開されるコトに。この時点でハミルトンが2番手に着けており、これでハミルトンがスタートうまく決めて勝っちゃったらちょっと笑うな……なんて思ってたらホントにハミルトンが好スタートを決めてペレスをかわしそうになったもんだから「おお!」と思ったらその直後にフロントをロックアップさせてコースアウトしていってしまい、これはこれで衝撃的な光景だったので思わず笑ってしまいました。

1コーナーでのブレーキングミスだとか、トップのマシンがストレートでタイヤバーストだとか、なんだか2018年のレース展開を彷彿とさせるものがありますね。

ただ、タイヤについてはストロールとフェルスタッペンの2人が同じような形でバーストしており、思わずピレリに疑惑の眼差しを向けてしまうワケですが、マリオ・イゾラはデブリや縁石といった外的要因による可能性を疑っているようですね。なぜなら、このコースで一番ストレスの掛かるタイヤは右リヤであり、左ではないからだと。

“I don’t want to give any preliminary conclusions. But it seems that it is a cut due to debris, because as I said, it’s not the most stressed tyre… We had other cars with the same number of laps [on the] same tyres without any issue. So the preliminary investigation is that it is probably due to an external factor, or debris, or kerb or whatever.

via: Pirelli say debris likely cause of Stroll and Verstappen crashes, as they reveal cut found in Hamilton tyre | Formula 1®

また、フェルスタッペンのタイヤをダメにしたのはストロールのクラッシュでばら撒かれたデブリではないかと言うワケですが、じゃあストロールの方の原因はなんなのか、って話にはなりますね。また、ハミルトンの左リヤタイヤにもデブリが原因と思われる傷が見つかったとのコトで、そうなんだとするとレーシングライン上にそれなりの大きさのデブリが転がっていたってコトになりますが……。

一方でハミルトンのコースアウトは、赤旗リスタート直後、ペレスに並びかけたハミルトンが間違ってブレーキバランスを変えるスイッチ(「ブレーキマジック」と呼称されているらしい)をONにしてしまい、それでロックアップしちゃったみたいですね。極めて単純なミスではありますが、なんせあんだけステアリングにゴチャゴチャスイッチが付いてるんだから、なんかの拍子に間違って押してしまうのは避けられない気がします。フェルスタッペンの事故共々「こんなことってあるんだなあ……」という感じですが、それが立て続けに起きてしまうというのがね。これでハミルトンとメルセデスの連続ポイント獲得記録も途切れてしまったワケですが、何年にもわたって積み重ねてきた記録を途切れさせたのが「ボタンの押し間違い」というのもまたレースの面白さなのかもしれません。

しかし、最後に自爆するまではトップ争いに絡み続けたハミルトンよりも、後方で沈みっぱなしだったボタスの方が重症かもしれませんけどね。来年はチームから放出されるのが確定事項であるかのように報じられたりもしてましたけど、このまま終わるワケにもいかんでしょう。

モナコとは違う意味で面白い表彰台メンバー

モナコでは極めて若いメンバーが表彰台に並んだワケですが、今回は上位2人が30代、そして3人ともがチームを追い出されたり降格させられたりしたメンバーというコトで、これはこれで印象深い表彰台でありました。てか、2戦連続で表彰台にメルセデスが居ないって激レアなのでは。

3人ともがレースでは良い仕事してましたけど、中でもベッテルの仕事は印象的でしたねえ。スタートタイヤを上手くマネージメントしてペースを保ちながら周回数を引っ張って角田をオーバーカットしてみせたのはお見事でした。リバースストラテジーでハードスタートだったストロールも、あのバーストが無ければ入賞圏内まで行けそうな雰囲気だったんですけどね。モナコといい今回といい、アストンマーティンはタイヤをもたせながらオーバーカットを狙う戦略が上手くハマっていた感じ。

ベッテルはモナコまでは全然調子が上がらない感じだったのに、この2戦であれよあれよと28ポイントも稼いでしまったのはスゴイですね。これをきっかけに、ポイントを重ねていけるか?

もちろん、優勝したペレスもそれに見合う仕事ぶりでした。終始ハミルトンのプレッシャーを受けながら、防波堤の役割を果たしていたのはまさにレッドブル首脳陣が期待していた役割でしょうしね。ペレスが上位に居ると、レッドブルもここまで強くなるんだなーと思い知らされるレースでした。ガスリーは最後のルクレールとのバトルがシビれましたね。

ただ、ペレスは油圧系に問題を抱えていたみたいでチェッカー後すぐにマシンを止める状態でしたし、ガスリーもパワーユニットに問題を抱えていたようで、どうもレッドブル(ホンダ)陣営の信頼性が心配になるレースでもありました。メルセデスに比べると、やっぱりなんかメカニカルトラブルの発生率が高いよねえ……。この辺も、タイトル争いに影響を及ぼしそうな気がしないでもありません。

ホンダ陣営といえば、角田も自己ベストとなる7位フィニッシュで開幕戦以来となるポイントゲット。ただ、赤旗からのリスタートで2つ順位を失ってしまったのが本人にとってはかなり悔しかったみたいですね。ていうかアレはノリスとアロンソが上手でした。特にアロンソは角田の隙をうまく付きましたよねえ。

2021 Azerbaijan Grand Prix: Alonso charges through field to P6 at race restart(動画)

ただ、波乱のレースを乗り切ってポイントを持ち帰ったというのが今は大事でしょう。ここから上手く上昇気流に乗れると良いですね。

悪い癖の治らないマゼピン

F1に昇格してもコース内での悪い振る舞いが治らず、他のドライバーからも度々苦言を呈されている(?)マゼピンですが、今回チェッカー直前にチームメイトに対しても危ない動きをしていたみたいで。

Steiner says Haas duo have ‘cleared the air’ after Schumacher left fuming by last lap Mazepin jink in Baku | Formula 1®

スリップに入ってマゼピンをオーバーテイクしようとしたミックに対して被せるような動きをしてしまい、これに対してミックは手を上げて抗議。ミックは無線で『アイツは俺達を殺す気か?』と言っていたみたいですが、元々あまり仲が良く無さそうな2人の関係が余計に冷え切ってしまいそうな感じですねえ。

マゼピンはポジションを奪われたことに動揺していた、とコメントしてますけど、本人は無意識にああいう動きをしちゃってるのかもしれないですね。ミックの親父さんも時として危ない行動を取るコトありましたけど、それと同じ……といったらミハエルに失礼か?

ともあれこのままだと、いつまでもダーティなイメージが付きまとってしまうので、なんとかするべきとは思いますが……。

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F1[21] アゼルバイジャンGP 予選

赤旗出すぎのドタバタセッションでしたねえ……F1アゼルバイジャンGP予選。

ルクレール連続ポール

モナコに引き続いてのストリートコースとなるアゼルバイジャン、金曜日からメルセデスの出足は鈍く、一方でフェラーリは好調を維持しているもんだからモナコに引き続き面白い予選になるかな?と思ったりしていたら、ある意味面白い(?)結果にはなりました。しかし1時間の予選で赤旗4回はちょっとないよねー。予選でこんだけ赤旗が出たのは、2016年のハンガリーGP以来とのことですが、いやはや。

Q3の最後のアタックも、角田がクラッシュして赤旗が出るコトで上位陣がアタックできないまま終わるというアンチクライマックスでしたが、結果としてルクレールがモナコに続く連続ポールを獲得。このバクーはモナコと同じストリートサーキットとはいえ、長いストレートも持っていて性格はモナコとはまた違うコースなだけに、ここでもフェラーリがこれだけ強かったというのは面白いですね。フェラーリはコーナーの多いセクター2に強みがありますが、ルクレールはQ3の1回目のアタックでハミルトンのトウをちょっと使えていたのも良かった。アタック入った直後はハミルトンとは大きく離れていたものの、メルセデスはアウトラップのあとにビルドラップをさらに挟んでいたもんだから、それがルクレールには有利に働きましたね。

フェルスタッペンは最後に赤旗が出たコトを恨んでましたが、最後アタックできていればポール獲れる公算はそれなりに大きかっただけに、気持ちはわかるところではあります。ましてや、ペースを立て直してきたハミルトンに前を行かれちゃいましたしね。ハミルトンはハミルトンでボタスのトウを利用してアタックしており、これが無ければおそらくフェルスタッペンのが前だったとは思います。

フェラーリ・メルセデス・レッドブルの順でトップ3が形成されるというのも見ている側としては面白い展開で、かつここはモナコと違ってオーバーテイクのチャンスはそれなりに多いハズなので、決勝がどういう展開になるのか楽しみなところでもあります。今回はボタスがかなり出遅れてしまっているので、メルセデスは決勝の組立方の自由度がフェラーリやレッドブルよりは低くなってしまいそうなのと、フェルスタッペンのスタートタイヤが5周オールドになっているところがちょっと気になるところではありますね。

ちょっと辛いマクラーレン、トップ5の座をもぎ取りたいアルファタウリ

現在コンストラクターズランキング3位のマクラーレンですが、ここんとこフェラーリのパフォーマンスが一気に向上してきており苦しい立場になりつつありますね。フェラーリはマクラーレンから2ポイント差の4位ですが、このレースで一気に逆転してきそう。マクラーレンはノリスがペナルティ喰らっちゃったのも痛かったですが、まー気の毒といえば気の毒。ただ、ピットインできなかったかと言われると、そうでも無いように見えるのでなあ……。

2021 Azerbaijan GP Qualifying: Lando Norris investigated after staying out as red flags waved(動画)

一方で、リカルドの方はクラッシュして13番手で終わっちゃったのは痛かったですね。フェラーリのサインツはだいぶマシンに適応してきているだけに、マクラーレンにしてみたらリカルドのパフォーマンスがコンストラクターズ3位を勝ち取るカギになるんだと思いますが、さてどうなるか。リカルドほどの実力者がこのまま終わるとは思えませんけどね。

今回は角田が初めてQ3進出を遂げて7番手スタートという好位置(ノリスのペナルティで1つ繰り上がり)。開幕戦以来のポイントゲットを確実に狙って欲しいところですが、まーとにかくミスしないコトでしょうねえ、ここは。しかし角田以上にガスリーが絶好調で、4番手を獲得してみせたのは驚き。フェルスタッペンとの差はわずか0.002秒。もちろん、フェルスタッペンが2回目のアタックできていればまた結果は変わったんでしょうけども。

ロングランがどれくらいかっていうのはまた別問題ですけど、ここでダブル入賞できれば大きいでしょうねえ。アルファタウリは現在コンストラクターズ6位、5位のアストンマーティンとは1ポイント差という状態ですが、今回ストロールもクラッシュで沈んでいるだけに一気に逆転するチャンス。コンストラクターズ3〜4位はマクラーレンとフェラーリでほぼ決まりでしょうから、アルファタウリにしてみたらアストンマーティンとアルピーヌが直接的なライバルってコトになるでしょう。今回はアルピーヌもあんま調子良くないので、アルファタウリにしてみれば大チャンス。

アロンソはクラッシュして赤旗の原因になったマシンが、ペナルティ無しでマシンを修復してグリッドに並べるコトを批判してたりもしますね。

Alonso blasts rivals for driving ‘over their abilities’ – and says it’s unfair drivers who crash keep grid places | Formula 1®

モナコでもちょっと話題になっていたコトではありますが、ただ予選でクラッシュした結果トクをするパターンなんてのもあんまり無いですからねえ。クラッシュしたマシンを修復して決勝に出る場合はペナルティ、なんていう風にすると、予選でリスクを取った走りができなくなり、結果予選セッションの面白みが無くなってしまうコトにもなりかねない気がしてしまうんですが。もちろん、クラッシュに故意性が認められる場合には罰せられるべきですけどね。

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AppleWatchのプライドエディションバンドを2年連続で買った話 & Appleにまつわる余談

最近は新しいiPad ProやらiMacやらが発表されて賑やかしいApple界隈ですが、個人的には手持ちのiPad Pro(12.9インチ 第3世代)を新しくするつもりは無いし、iMacは今はもう使って無いので、どちらも完全スルーです。ただ、最近発表されたApple製品の中で、AppleWatchのバンドを衝動買いしてしまいました。

44mmケース用プライドエディションブレイデッドソロループ - Apple(日本)

ブレイデッドソロループのプライドエディションですね。実のところ、去年発売されたNikeスポーツバンドのプライドエディションも買っていたので、プライドエディションとしてはこれが2本目となります。

44mmケース用プライドエディションブレイデッドソロループ

プライドエディションのレインボーカラーって

プライドエディションブレイデッドソロループは、オリジナルのレインボーカラーに様々なプライドフラッグに使われているカラーを巧みに織り込み、LGBTQ+の体験における多様性の幅広さと何世代にもわたるムーブメントの歴史を表しています。ブラックとブラウンは、黒人コミュニティとラテン系コミュニティ、およびHIV/AIDSで亡くなった人やこの病気と生きる人を象徴し、ライトブルー、ピンク、ホワイトはトランスジェンダーとノンバイナリの人を象徴しています。

via: Apple Watchプライドエディションのバンドが多様なLGBTQ+ムーブメントを祝福 - Apple (日本)

……っていう意味合いがあるそうなんですが、私が2年連続で買ってしまった主な理由は「派手派手しくて面白い」というのが主な理由だったりします。いやもちろん、多様性の尊重という理念にも共感してますよ。ていうか、私自身性的マイノリティではないものの、特に結婚する気も子供を残すつもりもない人生を歩んでいる人間なので、同性愛者の人たちなんかを「非生産的」みたいに言う言説には自分ごとのような反感を覚えますしね。子孫を残すことだけが生物の役割ではないハズだし、様々な立場の人間を許容し混ざり合うことで社会や文化というのは発展するものでしょう。

ともあれこのブレイデッドソロループ、写真の印象に違わぬ派手さがステキです。実際に着けてみると、左手首だけお祭り騒ぎのような状態になっております(?)。
44mmケース用プライドエディションブレイデッドソロループ

にしてもブレイデッドソロループ、バックルが無いので着けててホント楽ですねえ(スポーツバンドも楽だけど)。ちなみに私が購入したサイズは「5」で、これがジャストサイズ(たぶん4だとややきつめくらい)なんですけど、これ44mmケース用としては2番目に小さいサイズとなります。……私の手首、細すぎ?

余談

あとは新しいMacBook Pro(14インチ)が発売されたら欲しいんですけど(外部モニタ2枚に画面出力できることが必須条件)、結局いつ発表されるんですか。6/7のWWDCにて発表、なんて噂もありますけど、信じて良いんですか。ていうか、14インチと16インチは同時発売なのか、時期をずらして発売なのか、どっちなんですか。気になって夜しか眠れません。

余談2

少し前に、「音楽のサブスクサービス、Amazon Music UnlimitedからApple Musicに乗り換えた話」っていう記事を書いたら、その後程なくしてApple Musicが料金据え置きで空間オーディオやロスレスオーディオの配信を行うっていうニュースが流れたので少々ビックリでした。ロスレス音源の中にはハイレゾも含まれるとのコトで、これ他の音楽配信サービスにとってはインパクトでかい話ですよねえ。ただ、現状AirPodsファミリーは当然ハイレゾ再生には対応してないし、iPhoneやiPadでハイレゾ音源のまま再生したい場合はUSB DACを噛ませて有線のイヤホン・ヘッドホンを使用する必要があると思うんですけど、近い将来Appleはハイレゾ再生に対応したハードを出してくるの?っていうのが気になります。AirPodsをソフトウェアアップデートで無理矢理(?)ロスレス再生に対応させるかも、なんて噂も出てましたけど、それで果たして圧縮音源とどれほどの違いを感じられるのかっていう疑問も。

自宅のWindowsデスクトップPCには一応ハイレゾ対応のUSB DAC(安いやつ)は着けてますけど、Windows版のiTunesでもハイレゾ対応はするのかしら……。iPhoneやiPad向けにDACを買い足すのもアリな気はしますが、Amazonでざっと見てみてもなかなかティンと来るものが無いなあ。まあ、今後iPhone・iPadユーザー向けの製品がアレコレ出てくるかもしれないし、しばらく様子見でしょうか。……しかしそうなると、ハイレゾ対応の有線ヘッドホンも買わないといけないのか?そこまで投資する価値あるかなあ……(結論出ないまま)。

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F1[21] モナコGP 決勝

こんなにダメなメルセデスは久しぶりに見た……というワケで、F1モナコGP決勝。

フェルスタッペン完勝

フェルスタッペンがスタート後一度もトップを譲るコトなく勝利。今までモナコでは勝利はおろか表彰台も無かったフェルスタッペンですが、今年は圧巻の走りでした。ルクレールがスタートするコトなく姿を消したり、後ろのボタスもメルセデスの自爆により姿を消すというラッキーもありましたけど、それらが無くとも勝ってたような気もします。レッドブルは第1スティントでのソフトタイヤのもちがとても良かったですよね。一方でメルセデスはボタスがスタート後しばらくは追いすがってはいたものの、20周前後くらいからズルズルとタイムが落ち込んでいき、ピットストップ前には5秒くらいの差を付けられてアンダーカットも狙えない状態。

ガスリーの後ろでスタックしていたハミルトンもいち早くピットに飛び込んでアンダーカットを狙うも、アウトラップでのペースが上がらず逆転できず。翌周に入ったガスリーはおろか、後ろに居たハズのベッテルやペレスにもオーバーカットを許してしまうという大失敗。しかしまー、アンダーカット狙わずにコースに留まっていれば結果が良くなっていたか、というと、それも微妙な感じはしますけどね。多少オーバーカットの被害を減らすコトはできたのかもしれないけど。ただ、すこしでも上の順位を狙うのであれば、タイヤの摩耗がライバルより厳しめだったメルセデスはオーバーカットを選択し辛かったというコトなんでしょう。身も蓋もないコト言っちゃえば、モナコの予選で失敗した時点で決勝の運命はある程度決まっていたワケで……。

一方で、オーバーカットを成功させたベッテルとペレスはお見事でした。特にペレスはベッテルがピットに入って前が開けた途端に14秒台を連発してマージンを稼ぎ出したのはまったくお見事。予選順位がもっと上だったなら……なんて思ったりもしますが、モナコで順位を5つ上げてのフィニッシュは上々の結果と言えましょう。これでコンストラクターズでメルセデスを上回ってみせたワケですしね。

決勝でもハミルトンが沈んだコトによりフェルスタッペンもドライバーズランキングでトップに躍り出る結果となりましたが、しかしまーモナコは非常に特殊なコースですからね。開幕からここまでの総合力という点ではメルセデスとハミルトンに分があるのは確かで、レッドブルとフェルスタッペンにしてみたらここからが正念場というところでしょう。やっぱり、ペレスが予選で上位につけて2対2の戦いに持ち込む、という展開に毎レースきっちり持ち込むコトが肝心なんでしょうね。

フレッシュな表彰台

メルセデスが2台とも沈んだおかげで(?)、表彰台にはフェルスタッペンの他にサインツとノリスが上がるという非常にフレッシュな顔ぶれ。サインツとノリスはマクラーレン時代からの仲良しコンビというコトで、レース後インタビューでもノリスが話しているところにサインツが乱入したりと、いつもと違う空気なのが面白かったですねえ。記者会見でも掛け合いの会話がいつもより多くて、これメルセデスの2人が居るときと全然雰囲気が違うっていう。表彰台が当たり前の面子より、たまに表彰台に上るメンバーの方がそりゃテンション高くなりますよね。

とはいえ、サインツにしてみれば「勝てる可能性があった」という思いが強かったようで、2位でも満足はしきれない様子でもありましたね。フェラーリの立ち位置を考えたら、2位でも上々過ぎる結果ではあるのですが。ノリスはモナコでの3位に喜び爆発といった感じで、見ているこっちまで嬉しくなってくるレベル。

Norris says he’ll ‘cherish’ surprise Monaco podium after resisting late pressure from Perez | Formula 1®

記者会見で「2週間後のバクーでもこの調子を維持できる?」という質問が飛んだ際にはサインツが妙にノリスのコトを持ち上げていたみたいですが、発端はこのモナコ前にノリスがサインツに対して「勝てるチャンスがあるかもよ」と言ってプレッシャーを掛けてきたのでそのお返し、というコトみたいです。ホントに仲が良いなこいつら。

CS: I think the one that now should be excited about Baku is my friend Lando Norris here on my left, that he has a…

MV: …a rocket!

LN: whoa, whoa, whoa!

CS: …a bit of a rocket on the straight, and the car was definitely not bad last year in Monza, not bad around Monaco, so maybe I will bet for you! He put me under pressure coming into this weekend saying that I might have the chance to win!

via: FIA post-race press conference - Monaco | Formula 1®

こんな楽しげな雰囲気のレース後記者会見ってあんまし記憶に無いレベル。

しかしフェラーリはサインツの2位は良かったものの、ポールだったルクレールが決勝スタートできないままリタイヤっていうのは痛恨っていうか何やってんの、というレベルですね。出走できなかった理由は左側のドライブシャフトにあったみたいですが、それって結局土曜日のクラッシュの影響があったってコトでしょ……と思いきや、ビノットはクラッシュの影響を否定したがっているみたいです。

"What happened is on the opposite side compared to the accident. So it may be completely unrelated to the accident.”

via: Binotto insists Ferrari didn’t gamble on Leclerc gearbox, saying DNS possibly unrelated to qualifying crash | Formula 1®

クラッシュしたのとは反対側のトラブルなんだから、まったく関係がないのかもしれないというワケですが、いやーなんかそれは苦しいような……。ギヤボックス自体はチェックして問題ないことを確認しており、そしてギヤボックスより左の部分は接触とは関係の無いエリアだからチェックしてない、ってコトみたいですが、結構激しめにバリアに接触したんだから、リヤの駆動系全体をチェックするもんだと思っていたんですが。実際問題、こういうケースではどこまでマシンの点検をするものなのか、有識者の見解を伺ってみたいところです。しかしまー、「判断ミスじゃないもん!」っていう言い訳に聞こえて仕方が無いのは確かで……。

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