続・セクハラの話

最近、F1以外の記事をぜんっぜん書いて無いコトに気付いたので、それとなく違う話題も書いておきたいと思います。

最近、どこかの事務次官さんのアレでセクハラの話題がまた盛り上がっている感じがしますが、この騒動もなんかちょっと冷めた目で見てしまうところがあります。被害に遭った女性記者や加害者である事務次官に対してではなく、ネット上の反応に、ですけども。いやなんかさー、結局また加害者に対する個人攻撃に収束していっちゃってる気がしましてね。

昨年末にもはあちゅう氏の騒動を眺めながらセクハラに関する記事をちょろっと書いたりしてたんですけど、ちょっと自己引用。

ただもちろん、そういう他者に対するパワハラ・セクハラを許せというワケでは無くて、不快に感じる行為に対する批判は必要だと思うワケです。特にはあちゅう氏が告発した岸勇希氏という人の行状は、これ刑事事件にできるんじゃねーのくらいの行為に見えますし。さすがにこれは論外。困ったコトに、これに類するような人は電通のみならずいろんな場所に居るので、この告発には大きな意味がある。

ただ、その告発の目的というのは、岸という人を社会的に抹殺するコトにあるワケではなくて、これを通じて岸氏本人と、同様の行為をしている人間にそれを止めさせる、というものであるべきだろうと。それと同時に、加害者である自覚が無い人に対しても、「ひょっとしたら自分も」という自省を促すトリガーになれば理想的なのではないかと。

これが「岸というセクハラパワハラ野郎を血祭りに上げろ」っていう個人攻撃になっちゃうと、「こいつも似たようなコトやっている」とか個人攻撃が拡大していって魔女狩りの様相を呈していくでしょうし、その騒動を眺めている人は「俺関係無いし」って思っちゃうし。

via: セクハラの話 - 大須は萌えているか?

セクハラとかパワハラの一番の問題って、いじめの問題ともリンクする部分があるように思うんですけど、加害者側が「こんなの大した問題じゃないでしょ」「こんなのセクハラのうちに入らないでしょ」って認識を持っていて、いつまで経っても問題が是正されない、被害者が我慢するしか無い状態に追い込まれるっていう点にあると思ってます。

んで、Me too運動のように被害者が世界中でそれを告発する意義というのは、「セクハラは大きな問題である」と世間に認識させ、加害者として身に覚えの有る人には自省を促し、被害者として身に覚えのある人には「一人で我慢しなくて良い」というメッセージを発するという点にあるのかな、と思ってます。

しかしやっかいなのは、これもいじめの問題と同様、誰でも被害者になり得るし、加害者にもなり得るというコト。また、加害者=男性というイメージが強いですが、意外とそうでもない。自分が最初に働いてた書店では古株のパート女性から今思えばセクハラ紛いの言動を受けていたし(入荷してきたエロ本見せて「あんたこういうの好き?」とか)、とある職場ではめちゃくちゃ短気な女性上司が机蹴り飛ばして怒鳴り散らしたりしてたし。

んで、どうあれ加害者となった人間を許すな、全員クビにしろ……という話では無いと思ってます。これは誰でも加害者になり得るコトであり、被害者である人が、別の人に対しては加害者であるケースも結構あるんじゃないかと思います。人は社会においていくつもの役割を負っており、その時々の役割によって加害者と被害者の立場がくるんと入れ替わるっていうのは十分あり得る話で。

先に挙げた女性の皆さんも、仕事はバリバリできる人たちなんです。仕事ができるからこそ、そのプライドが高いからこそ、相手に対して不躾な言動をしてしまうとも言えます。でも、自分のさらに上役の人間からはもっとどぎついコトを言われてるかも知れない。こういうのってある意味人間の本能的な部分の問題とも言えますし、社会のシステムの問題であるとも言えます。セクハラ・パワハラするのは男だ、だから男を許すな、とか、あるいは特定の個人を血祭りに上げたりするのは、却って問題を矮小化してしまうのではないかと。

私自身、仕事上でセクハラ・パワハラに該当するような言動は慎んでいるつもりですし、今まで訴えられたりしたコトはありませんが、しかし実は誰かの内心でセクハラ野郎・パワハラ野郎というレッテルを貼られている可能性が全く無いとは言い切れません。そういう点でも、「セクハラ=悪、セクハラをするようなヤツはクビになって当然」というモノの見方には与するコトができません。いつブーメランになって返ってくるかわからないもの。

被害者が告発しやすくなるような仕組みを作る、というのはもちろんそうあるべきなんですが、同時に加害者にも反省し襟を正す機会を与える、というコトでもあって欲しいなあ、と思います。「セクハラ・パワハラというのは被害者がそう感じれば成立するのである、そして加害者は即クビな」みたいな話になってっちゃうと、加害者はいつまでも己の非を認めようとしないでしょうし、被害者が告発しても「お前もこういうことやってたやんけ」と言われて泥沼化するパターンがいつまでも無くならない気がしてて。

まぁ例の事務次官は、相手がテレ朝の記者だとハッキリしてからものらりくらりとした弁解をしているので、叩かれるのもやむなしな感はありますが……。ただ、誰かを叩いて終わっちゃダメなんですよ、この話。

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F1[18] 中国GP 決勝

予選以上にナナメ上の展開が待ち受けておりました、F1中国GP決勝。

まさかのレッドブル

表彰台に立った面子を見てみると、3位のライコネンと2位のボタスは予選順位から見てもそこまで意外なモノではありませんが、なぜかその中央には満面の笑みを浮かべるリカルドの姿が……!これはちょっと予想外、というか予想外すぎる展開でした。そうでなくともリカルド、FP3でターボぶっ壊してあわや予選出走は無理か?という状況まで追い込まれてたのに……。

レッドブルにとってこのレースの決め手となったのは、トロロッソの2台が同士討ちを演じたコトによって散乱したデブリが原因で出動したセーフティカー。トップ集団の各チームともワンストップ作戦を前提にスティントを組み立てて既にピットストップは完了している状態、ただレースはまだ25周残っておりミディアムで引っ張るにはやや不安が残る、できればフレッシュタイヤに履き替えとくに越したコトは無い……というめっちゃ微妙なシチュエーション。

しかしながら、セーフティカーの表示が出た瞬間、先頭を行くボタスとベッテルはちょうどピットエントリーを通り過ぎるタイミングで反応するコトは不可能。そしてその後ろから来ていたレッドブルの2台はピットの咄嗟の判断でダブルストップを決断(リカルドがピットインの指示を受けたのはターン14)、ピットクルーも完璧な作業でこれに対応。これによりフレッシュなソフトタイヤを履いたレッドブルの2台、そりゃもう速い速い。

実のところ、レッドブルの2台の間にはハミルトンも居たんですが、メルセデスはハミルトンのピットインを見送る決断。あとから「これは失敗だった」というのは簡単なんですが、トラックポジションを維持した方が良いのではないか、という判断もこの瞬間に於いては間違いでは無かったと思いますし、それを失策だったとは言えないのではないかと思います。なにより、メルセデスはこの時点で新品のソフトタイヤはもう在庫切れだったし。

“The two Red Bulls were bold enough to pit for tyres, we thought track position was more important,” said Wolff, after Bottas came home second, with Hamilton fourth.

“We got it wrong, they got it right and they probably deserved to win. “Afterwards you always look more clever,” added Wolff, when asked if Mercedes should have at least brought in Hamilton. “Now, 30 minutes after the race, yes we should have pitted him – you always look more clever [afterwards].”

via: Wolff on Mercedes - We need to get our act together

タイトル候補の最右翼たるメルセデスはフェラーリの動きを見ながらのコンサバな作戦になるのはやむを得ないし、挑戦者たるレッドブルは大胆な動きに出やすい。これはもうそういうモンでしょう。あるいは、予選でタイヤを余分に使っていた時点でメルセデスはすでに負けていた、とも言えるかもしれません。

この時点ではリカルドの前に居たフェルスタッペン、アグレッシブな動きでハミルトンをかわそうとするも、高速コーナーでコースオフしてしまいリカルドが先行する形に。ほいで、ここからのリカルドのオーバーテイクショーが凄まじかったですね。

RACE: Ricciardo passes Hamilton , Vettel & Bottas(動画)

リカルドのオーバーテイクって、そのスーパーレイトブレーキングでもタイヤを全然ロックアップさせないという精密なブレーキコントロールが素晴らしいのと、なにより相手の動きを非常に良く見てますよね。川井ちゃんが絶賛していたボタスのオーバーテイクなんかはまさにそうで、軽く右にフェイント入れたボタスが一瞬見せた隙を見逃さずにズバッと入り込んでいる。素晴らしいとしか言いようが無い。

また、リカルドのスーパードライビングだけでなく、咄嗟のダブルストップを指示したピットの判断力、ダブルストップを完璧にこなしたピットクルー、さらには金曜の予選でPU載せ替えを間に合わせたメカニック、これらが全て揃ったからこそ実現できた、まさにチームが一丸となってもぎ取った勝利でした。久しぶりに、「常勝軍団」だったレッドブルの凄みを感じましたね。

一方でフェルスタッペンはターン14でベッテルにぶつかってしまうというミスを犯してしまい、レッドブルの1-2フィニッシュは幻となってしまいました。

RACE: Late drama as Verstappen runs into Vettel

これについてはフェルスタッペンも自身の非を認め、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2という比較的重めの罰則が科されましたね。しかし、フェルスタッペンのコメントが実に「らしい」感じ。

Asked if he needed to calm down, he said: "It's easy to comment. At the moment, it is not going the way I like. Does it mean I have to calm down? I don't think so. It is very unfortunate those things happening. I just need to analyse everything and come back stronger for the next race."

via: Chinese GP: Max Verstappen believes he does not need to calm down - BBC Sport

「落ち着く必要があるとは思えない。こういうことが起きたのは不運だった。すべてのことを分析する必要があるし、次のレースに向けてより強くなって戻ってくるよ」てな感じでしょうか。「やらかし」が多いのは事実ですが、その分彼の速さは本物だし、そのやらかしてる内容も「危険なドライビング」というワケではなく、一歩……というか半歩くらい限界を行き過ぎちゃってる感じなんですよね。そこをコントロールする術を学んでいって貰えればな、と。

まあ、キャリアの半分を通り過ぎちゃってるドライバーにしてみれば、1戦1戦が大事なので後ろから若者に突っ込まれると「テメエなんだコノヤロウ」って言いたくなるのもそれはそれで仕方ないです。これがレースです。

ライコネンの気の毒さが増している

以前から「ベッテル・ファースト」をあまり隠そうともしないフェラーリですが、今回もライコネンはなんかロコツに冷遇されていた感がありますね。ちょっと良いスタートを決めたらベッテルにロコツな幅寄せをされて順位を落とし、かと思ったら今度はいつまで経ってもピットからお呼びが掛からずにポジションを失う羽目になり、挙げ句ピット入る前にベッテルvsボタスの壁役にされたりもして。

ライコネンにはコンスタントにポイントを稼いでもらいたい、ただしベッテルの後ろでな!と言わんばかりの感じですが、今回はそのベッテルもピットストップをやや遅らせた結果、ボタスのアンダーカットを許してしまったんだからフェラーリが単にアホすぎるだけ、って気がしないでもないですが。ていうかフェラーリのストラテジストってどんな仕事してるんですかねマジで。レッドブルやメルセデスは出来うる限りのコトをやっている感じがしましたが、フェラーリお前はダメだろ。

開幕2連勝で勢いが出たかに見えた跳ね馬ですが、やっぱりこのチームはチャンピオン取れるようなチームじゃないんじゃ……という疑念がどうも拭えません。

それでもレース展開のアヤで、ライコネンがベッテルの前、3位表彰台でフィニッシュできたのは不幸中の幸い(チームに取ってはそうでもないかも知れませんが)でしたが、実はもう一つ、ライコネンは運に恵まれていたのでした。

Q: (Keren Wang – Top Driver) Daniel, why didn’t you share your shoey with Valtteri and Kimi?

DR: To be honest, actually I don’t know if I’ve ever offered it to Kimi but to be honest I sprayed most of the champagne so I didn’t have that much more and obviously I saw my number one mechanic Genty (Chris Gent) and he was the priority at the time. There wasn’t enough to go round today unfortunately. Hopefully there’s plenty more opportunities.

Q: Kimi, would you accept a shoey?

KR: Lucky for us…

DR: Maybe next time. It’s a privilege.

via: FIA post-race press conference - China

記者会見で「なんでバルテリとキミにはシューイを分かち合わなかったの?」と質問されたリカルド、「実のところ、シャンパンがあまり残ってなかったんだ。願わくば、これからもっと沢山の機会があるといいね」とコメント。「キミ、そしたらシューイを受け入れる?」と訊かれたライコネン、「僕らはラッキーだった……」とポツリ。お酒大好きライコネンでも、シューイだけは全力で回避したいようです。もうレッドブルに負けるワケにはいかんですね(?)。

なお、今回表彰台インタビュアーを務めたマーティン・ブランドルは、昨年内耳炎を患い長期間体調不良に見舞われてたりしたんですが、オーストリアGPでリカルドに飲まされたシューイが原因では?なんて噂が立った(ブランドル自身がネタにしてたけど)りもした因縁の持ち主。一番ホッとしたのはブランドルだったりして?

そのほか

結果的に、親チームであるレッドブルの好アシストをする形になってしまったトロロッソの2人ですが、どうもハートレイとガスリーのポジションを入れ替えようとして起きた事故みたいですね。

I apologise to Brendon for the contact we had, the team told me that they were going to switch our positions so I went on the inside of the back straight thinking he would give me space. Unfortunately, I don’t think he saw me and once I was on the inside there was nothing I could do.

via: What the teams said - race day in Shanghai

「ターン14でブレンドンが譲るよ」と言われて、ガスリーはスッとインに飛び込んだところ、ハートレイはターン14を曲がりきった立ち上がりで譲るつもりだったので、結果的にドアを閉める格好になってしまったようで。まあ不幸なコミュニケーションミスですが……。ガスリーはコーナーで抜くつもりなら、もっと手前からハートレイのサイドミラーに自分を映して「今からイン行くぞ!」ってアピールした方が良かったんじゃないかな。

こういう直接言葉を交わせないドライバー同士の呼吸って、若いドライバーにはまだなかなか体得しきれてないモノなのかも。こちらもリカルドと比べてしまうと未熟さが浮き出た格好とはなりましたが、ガスリーが持っている速さも光るものがありますからね。これを糧に、さらなる成長を期待したいところ。

今回はアロンソがフェラーリのベッテルをオーバーテイクするという貴重なシーンが観られましたが、その際タイヤ同士を接触させたコトについてベッテルは不満のようですね。

Fernando Alonso: Chinese GP Sebastian Vettel pass 'not fair fight' - F1 - Autosport

ただ、これでアロンソは3戦連続ポイントゲット、ドライバーズランキング6位というのは堂々たるモノです。もちろんアロンソは6位で満足できるドライバーではないハズですが。しかし、このストレートの長い上海で、どうにも直線が遅いマクラーレンできっちりポイント獲ってくる辺りはさすがアロンソと言わざるを得ません。バンドーンがポイント圏外に沈んでいるので尚更。てか、今頃バンドーンは「アロンソのチームメイト」という立場の難しさを噛みしめているのかも。

あとさらにもうひとつ、セーフティカーが入ったタイミングについてもベッテルは苦言を呈しているみたいですね。

Formula 1: Vettel says safety car timing was 'not right' in China - F1 - Autosport

確かに、セーフティカーが入ったのはトロロッソの接触によりデブリがまき散らされた「直後」というワケではなく、またトップの2台がピットエントリーを通り過ぎようとするジャストタイミングで出動しているのは確か。これを「意図したもの」と考えるのは邪推が過ぎるとは思いますが、セーフティカーによってトップを走っているクルマが一番割を食うのはどうなのよ、と恨み言を言いたくなる気持ちはまあわかる。

開幕3連勝も見えていたハズのベッテルにしてみれば、文句だらけの週末になっちゃいましたね。

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F1[18] 中国GP 予選

なんだろうこのフェラーリの力強さは……F1中国GP予選。

またしてもフロントロウ独占

金曜日のセッションは2回ともハミルトンがトップタイムを叩き出していたのに、そのハミルトンは予選を通して低調。まさかの4番手タイムに終わり、しかも最後のアタックはバックストレートエンドで若干オーバーシュートしてしまい、そのままアタックを止めてしまうという有様。

ボタスもフェラーリには太刀打ちできるレベルにはなく、結果としてフェラーリは前戦に続き2戦連続でのフロントロウ独占。これは2006年のアメリカGP・フランスGP以来のコトだそうな。しかもポールを獲得したベッテルのタイムはボタスをコンマ5秒以上離しているんだから、もう予選はフェラーリの圧勝と言っていいレベルですね。

ボタス曰くターン1からターン2のようなロングコーナーでフェラーリの速さが顕著だったとコメントしてますが、Q3のベストタイムを見てみるとボタスはセクター1で約0.3秒フェラーリに遅れを取っており、確かにボタスの言うとおりみたいです。なお、ハミルトンはセクター1でボタスよりさらに0.08秒くらい遅い。

So, I think they have a really strong car. We can see it, especially in long corners, Turn One-Two, they make some good gains to us and obviously not without any speed difference on the straights, they can keep the gains they make in the corners – so we definitely have work to do but yeah, tomorrow is a different day.

via: Valtteri Bottas : FIA post-qualifying press conference - China

こういう結果になった大きな要因としてタイヤの問題が挙げられており、わずかながら雨もパラつくような寒いコンディションがメルセデスには大きなマイナスとして働いた、というコトみたいですね。FP3のときからタイヤに熱が入るのに数周掛かる、という症状をドライバーが訴えており、それが結局予選でも直らず、ハミルトンはQ2でいたずらに周回を重ねる羽目になり、そしてQ3でもフェラーリには太刀打ちできなかったと。

Conditions today have been even cooler than yesterday and we really struggled to get the tyres to work well. We saw this more or less straight away in FP3: both drivers were reporting that the grip wasn't there and it was taking us multiple laps to get down to a time. Conversely it seemed to come easily for some other teams.

via: Andrew Shovlin : What the teams said - qualifying in China

昨年の「ディーヴァ」気質を改めるべく改善を施されたハズのメルセデスW09ですが、なんだかコンディション変化とタイヤコンパウンドの影響をモロに受けてしまう、余計に気難しいお姫様気質が露見しつつあるような……。結果として、得意としているハズ(2012年以降6年連続ポールだった)の中国でのポールを取り逃がしてしまった、というのはメルセデスにとってはショック大きいんじゃないでしょうか。ただ、トト・ウォルフに言わせると、「彼女がディーヴァだとは思わない」らしいですが。

“We had a bit of a diva again today. But I don’t think that she’s the diva, I think that she is – I need to find a different word – a capricious woman. I think that when we hit the sweet spot with the tyre temperature our car is great. But we haven’t hit the sweet spot today.

via: Mercedes pin hopes on warmer weather after tough qualifying

「a capricious woman(気まぐれな女性)」って「diva」と意味合いとしてどう違うのかようわからんですが、各コンディションにおけるタイヤの美味しいところ(sweet spot)さえ見つけられれば速いんだ、と。気まぐれ女のスイートスポットを探せ、ってなんかどこぞのナンパ野郎が言いそうなセリフですが大丈夫でしょうか。ていうか、こうしてレーシングカーの性能を女性に例えて話をするのはポリコレ棒に殴られる対象になりそうで若干怖いところではあります。まあ、自らのマシンに「Kinky Kylie(変態カイリー)」などといった名前を付けていたワールドチャンピオンも居ますが。

なお、フェラーリのここ上海でのポール獲得は、第一回目の開催だった2004年以来の14年ぶりっていう。

ただ、決勝日は晴れ間が覗いて気温も上がるようなので、予選での力関係がガラッと変わる可能性があります。発熱に苦しんだメルセデスにしてみれば、そこに希望を託したいところですよね。フェラーリとメルセデスはソフトタイヤスタート、レッドブルはウルトラソフトスタート……CSの放送で川井ちゃんが指摘していましたが、スタートでレッドブルの先行を許してしまうとやっかいなコトになりそうですね。逆に、順当なスタートを切れれば、ピットストップ戦略でフェラーリを出し抜くチャンスはありそう。

ルノーPU勢悲喜こもごも

レッドブルはメルセデスの後ろ3列目を固める格好となりましたが、リカルドがFP3でターボの破損が原因と思われる白煙んを吹いてマシンを止めてしまい、Q1ギリギリのタイミングでPUの載せ替えが完了してタイムを出すというドタバタぶり。今回の予選はなんとか乗り切ったリカルドですが、結果としてICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kは載せ替えとなったみたいで、どうやらシーズン中盤くらいにはPU使用数制限に引っかかっちゃいそうな気配。

ホーナーは例によってルノーPUの品質を疑う発言をし、また険悪なムードがもこもこと現出しているような感じ。ここから初夏にかけてのレースの結果如何では、レッドブル・ホンダが現実のものになる可能性も否定できない……?

ルノーワークスはレッドブルには遅れを取ったものの、ヒュルケンベルグが7番手、サインツが9番手と2台揃ってシングルグリッドを獲得。てか、ヒュルケンベルグはこれで開幕から3戦連続7番手スタートですね。今年はチームメイトが実力派のサインツというコトもあって、かなり安定したポジションを築いている印象。ホーナーにしてみれば、自分のとこのマシンがトラブルに見舞われる一方で、ルノーワークスが段々ポジションを上げてきているから余計に面白くないっていうのはあるのかも。

ただ、ルノーワークスも今回の予選前にヒュルケンベルグとサインツの2台とも、MGU-Hの交換を行ってますけどね。

一方マクラーレンは意外なほどに(?)トラブルで止まるシーンを見かけませんが、予選順位は相変わらずイマイチ。アロンソ13番手、バンドーン14番手ってコレ昨年とほぼ変わらないポジションですね。相変わらず、バックストレートで1台が風除けになってもう1台を引っ張るとかやってたし。ルノーPUは他にも使っているチームがある以上、ストレートの遅さをPUのせいにもできず、ブーリエもメディアのツッコミに対する応答が苦しくなってる印象が……。

McLaren fears it set targets too low for its 2018 Formula 1 car - F1 - Autosport

ドライバーはマシンのバランスは良いってコメントしてるんだ、ドラッグだけ減らせば良いってもんでもないんだ、ムキー!って感じでしょうか。ドラッグが多い分マシンは安定してナーバスな挙動は無く、そのおかげである意味安心してドライビングできるマシンではあるんでしょうし、決勝でもドライバーの力でポイント圏内まで勝ち残るコトはできるワケですね。ただ、それではコツコツポイントを重ねるコトはできても、優勝を目指すコトはできないっていう。

これでもしマクラーレンのルノーPUにも信頼性の問題が発生し始めたら、ホーナー以上にルノーの攻撃したりして……。

そのほか

バーレーンではキレキレだったトロロッソですが、今回の予選ではイマイチ振るわず。ガスリーは金曜日のロングランではかなり好タイムを維持出来ていたようですが、土曜のコンディションは厳しかったみたいですね。ハートレイが「他のマシンより風の影響を受けやすいかも」とコメントしているのも気になるところです。

There’s a number of contributors; the temperature is very different and the wind is very high here. We saw it in Melbourne as well, we seemed to suffer more when the wind picked up compared to the other cars.

via: Brendon Hartley : What the teams said - qualifying in China

金曜日のタイムはそこまで悲観するようなモノでも無かったコトを考えると、トロロッソのこのマシンもなかなかにディーヴァ気質なのかもしれません。セカンドグループはタイムが接近しているので、なおさらそういう弱点がダイレクトに順位に反映されちゃいますねえ。こちらも、日曜日のコンディションによっては状況は大きく変わるのかも。

あと、今回はペレスが今季初のQ3進出。資金難が噂され、開発が思うように進んでないとも言われるフォースインディアですが、こういう難しいコンディションで踏ん張って見せているのはチームの力を感じます。シーズンが進むにつれ厳しい状況に追い込まれていくかもしれず、フォースインディアにしてみればここで獲れるだけのポイントは獲っておきたいところでしょうねえ。

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F1[18] バーレーンGP 決勝

思いの外白熱したレースでしたね。F1バーレーンGP決勝。

ベッテル、綱渡りの勝利

ベッテル曰く、「すべてはコントロール下にあると言ったな。あれは嘘だ」。

Sebastian Vettel: Yeah, I think I came on the race with about 10 laps to go, “I have everything under control”. I don’t know if they broadcast that. That was a lie; there was nothing under control.

via: FIA post-race press conference - Bahrain

予選の雰囲気的には、フェラーリが勝てそうな雰囲気を醸し出していたのは間違いないところでした。フロントロウ独占してたし、ハミルトンはグリッドダウンペナルティまで喰らっちゃったし。んが、蓋を開けてみたら思わぬ大接戦でしたね。

フェラーリに取ってケチの付き始めは、メルセデスより先にベッテルをピットに入れたところからだったんでしょうね。ベッテルが先に動いてソフトタイヤを履いたことで、メルセデス側に「プランB」を選択するメリットが生まれた。メルセデスはスーパーソフトの扱いに苦慮していた印象でしたが、そういう意味ではボタスがベッテルよりピットインのタイミングを先送りに出来たのが、このレース展開を生む大きな要因になったと言えそう。

ただ、フェラーリはフリー走行でミディアムタイヤを全く試していなかった(レース使用タイヤとして考慮しなかった)みたいなので、メルセデスが先に動いてミディアムタイヤに交換していた場合はどう反応したんだろう、というのも気になるところではありますが……。

メルセデスにしてみれば、柔らかい方のタイヤがダメなら堅い方を活かせば良いじゃないっていう、ある意味明快な方針が奏功した感じですね。これによって、予選で引けを取ってもロングランでここまで力強いペースを発揮できたんだから。トップ2チームがそれぞれのマシンのキャラクターの違いに応じて異なるタイヤ戦略を立て、それがレースでがっぷり四つに組み合う……ピレリとしては願ったり叶ったりな展開だったことでしょう。

にしても、最後はボタスがベッテルを捉えると思ったんですけどね。あの状態で逃げ切ってしまうベッテルのマシンコントロール能力の凄まじさよ。57周レースのうち39周をソフトで走りきるなんて、作戦としては無茶もいいところなワケで……。逆に、ボタスの方がタイヤをロックアップさせたりして力んでいるように見えましたね。

F1公式サイトによれば、開幕2戦を連勝してチャンピオンを取り逃がしたのは1982年のアラン・プロスト以降居ないそうです。記者会見でそれを指摘されたベッテルは、「そういうのは信じないよ」とコメントしてますが、まーなにせフェラーリの開幕2連勝は14年ぶりというコトでもあるようなので、なんとなく周囲の期待も高まろうというモノでしょう。

まあ、去年もフェラーリ・ベッテルはオーストラリアとバーレーンの両方とも勝ってるんですけども(中国が2戦目に挟まってたので連勝ではなかった)。

ベッテルはなんとか勝てたものの、ライコネンは痛恨のピットミスでリタイヤに追い込まれちゃいましたしね…ベッテルの個人技は光ったものの、チームとしてのフェラーリは良いところ無し。跳ねられたピットクルーは複数箇所を骨折する大怪我だったものの、快方には向かっているようでとりあえず一安心。

殊勲のガスリー、粘るマクラーレン

トップ3に続いて、トロロッソ・ホンダのガスリーがまさかの4位入賞。ていうか、ホンダ復帰以降、アロンソをもってしても一度も4位って無かったのに、トロロッソになってから2戦目で4位ってまあなんというか。ライコネンやレッドブルのリタイヤにも助けられたとは言え、セカンドグループではトップの速さがあったのは間違い無いし。こうなるとクローズアップされるのが、開幕前にアロンソが言ったという以下のコメントですが……

アロンソ「トロロッソ・ホンダがトップ5に入れたら拍手してあげる」(TopNews) - Yahoo!ニュース

ただこれ、『だけど、僕はそうなるとは思わない。1回のテストと3基のエンジンで21レースを戦うのとは別物だからね』と言っているところを見ると、一度のレースで5位以上の入賞を果たしたら、という意味では無く、コンストラクターズランキング5位以内に入れたら、という意味でしょうね。年間を通じてホンダPUが高い信頼性を発揮できるとは思って無い、というコトでしょう。そう、確かにこの1度の4位入賞で有頂天になっている場合ではありません。昨年あんだけ壊れまくった前科があるワケで、開幕戦でも早速壊れちゃったワケですし。

ただまーアロンソ、トロロッソのスピードについては素直に「驚いた」とコメントしてますね。ただ、「チャンピオンシップでは彼らの前に行くだろう」とも宣言してますけどね。

“Toro Rosso’s pace can be seen as a surprise or not. Seeing all the trouble they had in Australia and where they’re coming from, it’s a surprise, but here we knew that historically Toro Rosso has always been very quick, and it was surprising to see they were even more competitive this weekend.

“But I think that in terms of championship we’ll be ahead of them. They made a huge step forward, so I’m hoping we’ll do the same.”

via: Alonso: McLaren qualifying struggles worse than expected

マクラーレンはなんやかんやで、あのクソミソな予選結果からダブル入賞を果たしているワケで、信頼性には問題無さそうですし、アロンソ&バンドーンというドライバーラインナップはやはりレースで生き残って競り勝つ力を持ってるなあと。なにより、昨年マクラーレン・ホンダが20戦かけて稼いだポイントが30、対して今年のマクラーレン・ルノーは2戦で22ポイントを稼いでしまったワケで、これだけ見れば戦闘力はとんでもない上昇カーブを描いているワケです。

ただ、少なくともトロロッソ・ホンダが「条件が整えばここまでやれる」というコトが証明されたので、今シーズン、トロロッソが何回くらいマクラーレンを出し抜けるかが楽しみになって参りました。トロロッソは、今回つまらないミスでレースをフイにしてしまったハートレイが、今後どこまで安定した結果を残せるようになるかもカギになりそうですね。

セカンドグループの序列がまだ混沌としているので、トップ争いよりもこっちの方が楽しめそうなくらいですが……ただ、今回ザウバーのエリクソンがちゃっかり(?)9位入賞で2ポイントゲットしたのに対し、ウイリアムズは今回も鳴かず飛ばずで最後尾チームの座を固めつつあるようです。今頃マッサはどんな顔してこのチームのコトを見ているんだろうなあ……。

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F1[18] バーレーンGP 予選

なんかオーストラリアとはまたずいぶん雰囲気の違う感もある、バーレーンGP予選。

パーティ開催されず

オーストラリアGPでは「パーティモード」と持て囃されたメルセデスの予選パフォーマンスでしたが、その後ウイリアムズのパディ・ロウが「パーティモードなんて無いよ」とコメントしたりして(⇒ 「メルセデスF1の”パーティーモード”は単なる心理戦用のツール」とウイリアムズ)、今回の予選はどうなるかと思いましたが……結果はフェラーリのフロントロウ独占。パーティ開催されませんでしたね。

全体的にフェラーリと相性が良いとされるサーキットではありますが、2013年以降5年連続でメルセデスがポールを獲得しており、また過去4年間で見ればメルセデスが3勝しているコースでもあります。そういう意味では、かなり意外な結果ですね。

半公道のようなオーストラリアとは違って路面はスムーズ、一方で気温は高い、セッションは昼ではなく夜……と色々性格の違うレースではあるので、オーストラリアの勢力分布がそのまま適用されるワケでは無いだろうなーとは思いつつも、メルセデスがこうもあっさり打ち破られるとは。

ハミルトンは「これでパーティモードなんて無いって証明されたろ」「フェラーリのエンジンモードは僕らのと同じくらい良い」みたいなやさぐれ気味なコメントをしており、オマケにギヤボックス交換により5グリッド降格ペナルティを喰らってしまうという踏んだり蹴ったりぶり。まあ、正直シーズン序盤にはハミルトンにこれくらいの逆境があってちょうどいい、って説もあります。

Hamilton - Ferrari engine modes easily as good as ours

メルセデスで気になるのは熱の問題ですよね。今回も、スーパーソフトでは全開で行ってしまうとアタックラップの後半でタイヤがオーバーヒートしてしまい、タイヤの性能を十分に活かしきれなかったというのはタイムが伸び悩んだ一因でしょうし、またオーストラリアではレース後半PUがオーバーヒート気味になったので、ハミルトンが追撃を諦めたって話もありましたし。

決勝でメルセデスがどこまでプッシュできるか、気になるところ。

一方のフェラーリは、ベッテルがようやく新車に馴染んで来たようで、コメントもなんか明るいですよね。

But after the race and with the mileage we did, I think we understood the car better. It’s nice to see that we have built a very strong car and that today we are able to put it on the front row, beating everybody else.

via: Sebastian Vettel : What the teams said - Qualifying in Sakhir

願わくば、この好調が昨シーズンよりも長く続いてくれるコトを……。

フェルスタッペンの謎スピン

メルセデス以外にも思わぬ失速を喫してしまったドライバーがちらほらと。まずは2コーナーでスピンぶっこいてマシンを壊してしまったフェルスタッペン。

Qualifying: Verstappen crashes out in Q1(動画)

何やってんだか、って話ではありますが、ふつうここでスピンするかあ?という場所でもあります。そんなに姿勢がとっちらかるような場所でも無いし、オンボード見てもコーナー立ち上がって姿勢が落ち着いてあとはアクセル踏んでいくだけ、くらいのところでくるーんと回っている感じだし。

で、フェルスタッペン曰く、いきなりパワーが150馬力くらい瞬間的に上がったり下がったりした、という話で。

“It was of course unfortunate, but I studied the data before we came here and all of a sudden I had a 150bhp increase,” he explained.

“It’s a bit odd because the corner is not flat out – you are just feathering the throttle. From one moment to another it was like an on/off switch – you’ve got 150bhp less then 150bhp again. So it spun up the rear tyres quite aggressively and I spun.

via: Horsepower spike caused Verstappen qualifying crash

だとしたら、あのヘンテコなスピンも納得いく話ではあります。考えられるとしたらバイワイヤのトラブルとかなんでしょうけど、こういうのはチーム側でもログが把握できているでしょうし、フェルスタッペンが自分のミスを誤魔化すためにこんなコト言っている、というコトは無いでしょうきっと。

マクラーレン m9(^Д^)

あとはマクラーレンの失速っぷりがステキでしたね。アロンソなんて一歩間違えばQ1ノックアウトになるところでしたし。てかグロージャンがQ1ノックアウトというのも散々な失速っぷりですけどね。

アロンソは昨年の予選も散々だったと言ってマクラーレンのマシンそのものがこのサーキットにマッチしてないと言いたい感じですが、昨年は「スピードの無さが印象的(impressive)だった」という名言まで残してホンダを酷評していたワケで、今年になって「マシン自体が合ってないよね」ってそりゃねーだろ!っていう気はしてしまいます。

なお、タイミングアプリでQ2終了時点のBEST TRAPを見てみると、同じルノーPU勢のリカルドやサインツが320km出ているのに対し、アロンソは314km、バンドーンに至っては310kmという、なかなかに「印象的」な車速だったのも申し添えておきます。トロロッソ・ホンダのガスリーは322km、ハートレイは320kmでした。まあ、昨年はホンダPUがぶっ壊れまくってたという大きな瑕疵もあったから、あまりホンダの肩を持てる状況でもありませんでしたが……。

トロロッソはガスリーがなんと予選6番手を獲得(決勝は5番手スタート)、ハートレイも11番手タイムという上々の結果。オーストラリアが悲惨な結果だっただけに、トロロッソ・ホンダも苦難が続くか……と思いきやこのジャンプアップ。ホンダPUは開幕戦で壊れたエレメントの交換はしたものの基本的に同スペック、変わったのはチームが投入したシャシー側の新パーツとのこと。

しかし、それでここまで大きく状況が変わるもんなんだろか……。どうも、今年のトロロッソのマシンの基本コンセプトの変更も影響を及ぼしているみたいですね。

「じつはわれわれは昨年から今年にかけて、マシンのコンセプトを変えたんだ。昨年はメルセデスと似たノーズにしてレーキ角(マシンの前傾姿勢)もそんなにつけないコンセプトを採用したが、それでは開発に限界があることがわかった。そこで今年はレーキ角を昨年よりも大きく取り、ノーズも一昨年型に戻した」

ワトソンはそれ以上、多くは語らなかったが、ドライバーたちはメルボルンで失速した理由を「路面がバンピーだったから」と口を揃え、「バーレーンはスムーズな路面なので僕たちのマシンに合っていた」と語っていた。

via: F1 Topic:予選6番手を獲得したトロロッソ・ホンダ。車体のアップデートに隠されたレーキ角と路面の相性 - Part 2

このトロロッソとマクラーレンの明暗っぷりを見ていると、結局のところF1はトータルパッケージでの完成度が問われるんだなあ、という話ではありますね。メルセデスPUがパワフルだって言っても、ウイリアムズなんて18番手と20番手だしね。

まあ、この予選結果を受けて一番青ざめているのはザク・ブラウンとエリック・ブーリエかも知れませんねぇ。昨年ホンダにおっ被せてきた問題を、全部引き受けなきゃいけないんだから……。

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