戦後60年の今年、
こういった作品も例年より作られているのだろうな。
先日この映像のロケに行ったとき、
当時を思い出して思わず涙ぐむおばあちゃんの表情が印象的だった。
あれこれ雄弁に語ってくれた人の言葉より、遙かに心に残る。
その重み、その想い・・
届けること、伝えることに大切なのは文章力だけじゃないんだね。
編集された映像を見て、改めて思う。
収録は昼までに終了。
午前中に一仕事終わるって有意義だなあ。
働いた気になって(いや本当に働いたんだけど・苦笑)
スタジオのすぐ裏の小さなお寿司屋でマネージャーとお昼ご飯。
お昼の上寿司990円。もちろんおつゆも付いてるよ。

並なら660円。お手頃!
「美味しいね」
ちょっとした贅沢、ちょっとした時間、ちょっとした幸せ。
当たり前になりすぎた世の中は、60年前とは違った病にかかっているのかもしれない。
当たり前に慣れすぎて、
幸せを幸せと感じられない不幸せ。
でもやっぱり、
ちょっとした贅沢、ちょっとした時間、ちょっとした幸せ・・
当たり前であって欲しいと願う。
普通の毎日、小さな幸せ。
実はそれはとても大切なもの。
奪われたらいけないもの。
熱いお茶をふうふうすすりながら、そんなことを想った・・