ど~も伊舞なおみです

高野山ろうそく祭り

番組でもご紹介した、高野山「ろうそく祭り」に行ってきた。

ご先祖をはじめ、奥之院に眠るすべての御霊を供養するお祭りなのだとのこと。
祖父も祖母もここに眠っているとのこともあり、
特別な想いで参加。

まずは、ろうそく祭りのスタート地点
一の橋へ。

すごい数の参拝者が集まっている。
外国からの観光客と思しき参加者も多く
いろんな言葉が飛び交う。

スタート地点のテントで、
手渡されたろうそくを握りしめ、
しばし待つ。


あ。前が動いた。
人の頭しか見えないぞ。
ゆっくり奥之院に向かって歩きはじめる。

えーっと、参道脇のアルミホイルのあるところにさしてって言ってたっけ。
どこにしよう・・
奥之院までは、まだまだあるからもっと先にしようかな・・


なんて思いながら後生大事にろうそくを持って歩いていたら、
途中で次のテント。
またまたろうそくの配布が!

そっか、昨日番組スタッフが
「とにかく、たくさんろうそくを渡してもらえますよ。」
と言っていたのはこのことかあ。
最初にたくさんいただいたので、
『おー、ほんとだ、たくさん渡してもらえるなあ』と
納得していたのだけれど
そんなものじゃなかったのね。

10万本のろうそくで御霊を供養しよう、お盆の送り火にしようというお祭りなのだもの。
俄然、使命を感じ
ろうそくを点す!


ん?
前を歩く女性、どうやら家族とはぐれたようで・・
電話している声が聞こえてくる。

「ろうそくのところにいるから。」

お、おかあさん!一の橋から奥之院までの聖域およそ2キロメートル、
ろうそくばっかりですよ!

じわじわbikkuri
(無事に会えたかしら)

夜は夏でも涼しい印象がある高野山。
この日ばかりは、
人々の熱気と、ろうそくの炎で
アツいぐらい。
ぎゅうぎゅうな人波と
ゆっくり歩き進めて、奥の院に到着。

奥之院燈籠堂では、萬燈供養会が行われていて
ありがたいお経を聴き、手をあわせる。

お参りもすませ、もどろうとすると

なんだろこれ?



「ギネスに挑戦するんです。参加されますか?」

なんでも、ろうそくの火をとぎれさせずリレーをするんだそうな。
何人いけるか・・とい挑戦。
単に人が集まればいいものなら参加してみたかったけど、
なんだか、私のところで消えてしまいそうと弱気に(笑)
責任重大!と遠慮しちゃいましたwink

(和歌山大学高野七口活性化プロジェクトのみなさんによる企画。
ギネス記録はこえることができたそうですが、
ルール上の問題で失格になってしまったそうな。
残念!)


なんだかんだ、たくさん歩いた夜。
結構いい運動に。

外国からのお客様は、何を感じたのかなあ。
居並ぶ著名なお墓の主たちは、どんな想いで
私たちを眺めていたのだろう。

昨日がピークだったというペルセウス座流星群の名残りをみつけるべく
しばし立ち止まり、空を眺め
高野山をあとにしたのでありました。。。



高野山ろうそく祭り
奥之院(一の橋から)
午後7時から8時半まで

萬燈供養会
奥之院燈籠堂
午後8時から

毎年8月13日に行われているそうです。


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